2014年10月28日

10/26【おしながき】

仕入れ人に注文しておいた鯛は刺身サイズを3枚程度
仕入れから戻ってきた仕入れ箱を覗くと焼きサイズの
鯛とけったいな形の魚ばかり

仕入れ人の腕、相も変わらず2014年も暮れてしまう
のでしょうか・・・



                          亭主






煮付けの鯛、完成がもう詰めに入っています
ここから先が肝心、付っきりで焦がさぬように



=======  【おしながき】 ========




【焼 物】
真鯛汐焼






【煮 物】
真鯛煮付





【御 造】
白身三昧





馬面剥





真鯒





鯖河豚





何だか急に冷えを感じるのは、気温の変化だけでは
無さそうなトト庵厨房です

腕の無い仕入れ人に釣らせて戴いた奥村釣船さん
そして、海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)マダイカワハギフグコチ

2014年10月27日

10/26鮮魚部仕入れ

週央の予約時、前日の土曜が既に満船で日曜に空きあり
スケジュールを見直しての仕入れは
【奥村釣船】に乗せて頂きました

5:30集合で5時を少々まわっての到着
知多半島道路もいつもの閑散さは無くて、走行中常に車灯が
目に入った
なにやら奥村釣船専用駐車場も広くなっていて、車も人も多く
賑やかささえ感じた

時期的にウタセマダイ最盛期、そして日曜とくれば当然釣り客の
数はピークです



相も変らずのくじ運の無さ、5名がくじ引きに参加
私は4を引いてしまい右舷舳先2の釣座、この日の
奥村丸乗客は8名だった

6名での釣りも仕掛の取り回しが危うい私に8名でしかも
前の釣座はハードルが高過ぎる


ポイントは前日と同じ背木寄瀬
前日はポツポツと3~4年生が喰って、一人10~20枚の
釣果だったとのこと

取敢えず目標を10枚と皮算用

5:45岸を離れ師崎前に待機
6時前には師崎遊漁船の多くが船団を成していた



伊良湖水道通過時の空は曇り、東はやや明るかったが
西の三重県側には厚い雲があった



知多半島道路から師崎入りした途端、ポツリポツリと
雨が落ちていたので最初から上下合羽を着用した

7時前にポイント付近に到着し、アンカリング


奥村丸、さすがに8名の乗客では船長が糸を垂らす
スペースも無く、昨日の船長は世話役とコマセ役



船長が大小様々なウタセエビの中から刺しエサ用に
大き目を選別して配給してくれる

自作の仕掛けに40号の錘をぶら下げて始める
幹7号 間2m 捨糸2.5m
ハリス6号1.6m
針 ウタセマダイ針 12号 3本針

昨日は大潮からの中潮初日、釣り始めは満ち潮が残って
いて緩~く舳先側へと流れていた
風は北寄りの3~5m、水深は27m前後

暫くして私の左横でコマセが撒かれ始める
コマセが流れる側となって短時間だったが良い釣座だった




マゴチが何故か真ん中の針に喰ったのが最初の獲物
コマセに誘われて上へ上へと喰いあがってきたのだろう
次に25cm足らずの3年生マダイ、続いて同じサイズ
そして同じサイズのマダイを船縁でバラす
針先が見えていたので、唇に浅く掛かっていたのだろう
気を取り直して打ち返すが潮止まりでアタリが消えて
ウタセエビが生還し始める

ここから潮が艫に向け流れ出し、その流れは加速していった
錘は徐々に100号まで替えていった
今度はコマセの潮上となってしまう

なんとここから4時間あまりの間、私の仕掛けに本命が
掛かることは無かった



船長曰く、私の仕掛けのハリス長過ぎ!針でか過ぎ!
確かに・・・昨日のポイントでは大鯛が掛かることは無かった
でも私のイメージの中で秋のウタセマダイと言うと
40~60オーバーのマダイと60オーバーのワラサが船中
2~3尾登場するので、それに備えるべくスペックの物に
ついついなってしまうんです
折角のご指導とアタリの少なさ、掛からない現実から
途中から船長自作の船宿仕掛けに替えました

ポイントを決めるのは船長で、支給する仕掛けもそれに
適した吟味された仕掛けです
あまりにかけ離れた仕掛けでは釣れる魚も釣れない

泣けてきそうな心中、雨まで降りだした

潮の緩みを感じたのが12時ころ、喰うのならここしかないと
勝負の潮時と予想していた
気合いが入ったものの本命はやはり3年生の2尾を掛けて
ゲームオーバーとなってしまいました




右舷艫の方はお一人で29枚のタイ!お上手です
私は本命のタイ、小さな型揃いで残念!

3年生の24~25cmたったの4枚で撃沈
この大きな差は単に釣座だけではないでしょう
私には何かが足らない!腕でしょ



今さらですが奥村釣船さんには自作仕掛けを持って行かない
方が釣果が上がりそうです

奥村丸船長には真横で見ちゃおれん!のか?www
いろいろとご指導頂き、ありがとうございました  


Posted by フィッシャーマントト at 11:00Comments(4)奥村釣船

2014年10月24日

秋の夜長は内職

毎日職場まで片道10分足らず、日々伝書鳩のように
何処にも寄らず帰って参りますが昨日は久しぶりに
釣具屋さんに立ち寄りました

釣具のマルハン





近場の釣具屋さんで、なかなか入らない思わぬ物も店頭に
置いてあって、しばし時間を忘れて至高の物色タイム
ロッドメーカー、ゼニス
グラシスタ、良いかも知れない・・・



あての無い物ばかり・・・いつ使うのか?





秋の夜長はコツコツと内職



期待とともに頭の中で大きく成長する獲物
時の流れを忘れるこのひとときがよろしいようです  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)仕掛

2014年10月19日

浜名湖周り

昨日はウタセマダイかヤリイカでもと考えたのですが
休み確定が遅くなってしまい、満船で船には乗れず

天候が良さそうでしたので、かねてから家人が行って
みたいと要望していた
NEOPASA浜松 に向かって出発
今更のお話ではありますが家人には誰も新東名に足を
踏み入れた者はおらず、話題に乗り遅れていた
 
サービスエリアに寄る目的で高速を利用するってことも
妙なお話です


8時に豊田市内の自宅を出て、到着したのは9時ジャスト
1時間の行程
ご当地の浜松は世界に誇る楽器メーカー、ヤマハがあって
上りサービスエリアの建物は黒いピアノ




上下線ともにあるドライバーズスポット内は
熱々おでん、おにぎり、卵焼きなどのテイクアウトが可能

これからの時期、浜松おでんにもそそられる




フードコートで試飲の静岡茶を片手に焼きたて浜松餃子を1皿
頂く、下にはもやしが敷いてあった

     


フーちゃんのパン工房のメロンパンにはメロン果肉が
入っていてメロンの芳醇な香りが辺りに漂う


スマートI・Cから一般道へ出て下り車線のS・Aも散歩
下りの建物は白いピアノ



中のフードコート店舗なども上りとは異なっていて
往復で違う店舗を楽しめる趣向はいいですね



1時間余りを掛けてSAの物色を終え、40分ほど南下
駐車したのはこれも外せない「夜のお菓子」
工場見学 うなぎパイファクトリー 浜松のお菓子処 春華堂 





受付で予約無しの用紙に記入して、うなぎパイを受取り
真面目に工場見学





ここから先は最近発見してお気に入りに登録された
南浜名湖あそび隊! 
によく載っているお魚屋さんに向けて15分ほど走る


イチロー@南浜名湖.com編集長さんの記事は浜名湖周辺
舞阪・遠州灘の魚介類を多く紹介されていて私のツボを
よく抑えている


頻繁に記事に載っている丸小水産のばあばさんにも
お会い出来ました


(株)丸小水産
静岡県浜松市西区舞阪町舞阪2077−2
053-592-0342



     




浜名湖ドウマン



アカスエビ・アサリ・タチウオ・ヤリイカなどを仕入れて
用意してきたクーラーが賑やいだ
※丸小水産さんでは調理をされていないので持ち帰っての調理が必要です 


丸小水産を出ると昼食時間
目の前のうなぎ屋さんは創業が大正18年
舞阪で最も古い老舗のつるやさんで二段のうな丼上




関東風で白焼き後に蒸しの作業が入っていて身もぶ厚く
とてもふっくら食感




私の中では、浜松と言えばやっぱり
浜名湖うなぎ
これだけは譲れない!

海には出られなかったが風も無く絶好の行楽日和
ちょっと走って美味しい物を頂き、楽しい一日でした

帰りは浜名・潮見・豊橋東・豊橋の各バイパスが
繋がっていて御津まで信号無しで快適走行
舞阪から音羽蒲郡ICまで所要時間50分、速っ! 

浜名湖太平洋の玄関、舞阪は意外と近くてビックリ!
でした
  


Posted by フィッシャーマントト at 10:00Comments(4)魚屋

2014年10月12日

10/11第37回大須大道町人祭

昨日は大須で漂流
第37回大須大道町人祭
に行ってきました


おいらん道中

     

べっぴんしゃんのお通りを見送りながら散策


商店街で、いきなり出没したのは
火付盗賊の一味

     


途中、進化し続ける新種の鯛は
銀のさら



クロワッサンたい焼きひんやりカスタードを頂き

中国雑技芸術団
気色悪いくらい、体が柔らか過ぎ~~~!



脚立の上にイスを徐々に積み上げて見応え充分
圧巻のパフォーマンス


     
     
     
     

     
     


上で倒立しているのは
ピザハットのCMに出演していた ウ チャオさん
   クリック↓



河村市長の生歌は
♪ 燃えよドラゴンズ ♪~



今年のドラゴンズはゲームを見る度に鬱積が溜まる
嫌なシーズン、不完全燃焼の一年でした
来年は痛快なゲームを期待したいものですが・・・

雰囲気変わって琵琶(筑前琵琶)
独奏の弾き語り 河村旭芳さん  



この音色は産まれて初めて聞いたかも

     


小腹が空いて
梦麺88(MU-MEN PA-PA-)  
でラーメン

お連れが注文した 魚貝塩ら~めん


魚だし濃厚なすっきり和風スープに細麺
素直に美味しくてこれはいけました


私が頼んだ冬季限定の味噌ら~めんが裏目



味噌も今一
旨みが伝わってきませんでした・・・残念!


終日小さな扉の前で、行列を成していたお店は
アクセサリーショップ 水曜日のアリス 

     


ファイヤーダンス 火付盗賊  
中東系の雰囲気を醸しだしてながら火との競演



このパフォーマンス、見るなら夜でしょう



パントマイム 池田洋介さん  

     

見ている途中で飽きてきがちなパントマイムですが
構成がきっちりとしていて、音やリズムを味方に
見る者を惹きつける魅力がありました
これぞ、まさに大道芸と言っていいでしょう


いつ行っても面白いスポットですが、昨日は特に
楽しませて戴きました
年々、芸のレベルが確実に高くなって進化している
来年もとても楽しみです

不思議なスポット、大須の町に感謝、感謝!です






  


Posted by フィッシャーマントト at 14:00Comments(4)大須漂流記

2014年10月06日

イカ角 角色

昨日はのんびりとイカ仕掛の再生をしました
先回のヤリイカ釣り、終日乗りの悪い状況でした

そんな中で私は自作の仕掛を使用した
スッテにもプラ角にもポツリポツリとでしたが
どの角にも偏り無く乗りました



角を選ぶ段階で、スルメでもマイカでもヤリイカでも今まで
この色は無いだろうと思い込んで、あえて組み込まなかった
 蛍光イエロー 
(今までついつい無難と思われるブルー系・ピンク系主体にして
仕掛けを組んでいた)



渋い状況の中ながら隣の方が蛍光イエローに度々乗せられて
いたので、試しにひとつ混ぜてみました



もうすぐにでも仕入れに行きたくなってしまった



相変わらず貧果をともない、疑心暗鬼な釣りが続くのである  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)イカ

2014年10月03日

10/1【おしながき】

 目標50  
などと大きなことを言って出ていった仕入れ人
案の定、20にも満たない仕入れにやっぱり感があったのは
私だけではありませんでした

烏賊はいけません、中でも槍烏賊・真烏賊とくるとどうしても
呑兵衛の酒の消費量が倍増してしまいます
昨夜もトト庵の呑兵衛は帰ってきたと思ったらトト庵厨房に
まっしぐら




秋の夜長
呑兵衛にとって槍烏賊は相手として何の不足もない



                           亭主


=========  【おしながき】 ==========



【強 肴】
槍烏賊 沖漬け






【炙 物】
槍烏賊 船上干し






【御 造】
槍烏賊 御刺身





外套
















【御食事】
槍烏賊 丼
この時期のレギュラーサイズが贅沢に一杯丸ごと乗っています







昨夜もついつい、呑っちゃいました
いつもの発泡酒・焼酎コースでは槍烏賊に負けて役不足
旨い烏賊にはそこそこの日本酒が欲しいところです
吟醸酒を奮発して冷酒での仕切り直しとなりました

    

さてと、今夜も・・・




駿河湾の真ん中、豊かな石花海と
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)イカ

2014年10月02日

10/1鮮魚部仕入れ

石花海(せのうみ)のヤリイカが日ムラはあるものの昇り調子
などと情報が入って釣り気を煽られてしまいました

仕事関係の方をお誘いして久々のヤリイカ釣りは
大井川港、正漁丸さんにお世話になりました



昨日は10月に入って竿入れが30分遅くなって6:30に変り
港の集合も5:30でした

豊田を02:45に出発して順調に1時間30分の行程
途中から時折雨が落ちてきて予報にはない不穏な天候

到着時は雨は止んでいたが、釣座くじ引き頃から落ち始め
合羽を着ての準備となった



5時20分頃に岸払い
小1時間の間、船内の仮眠スペースは遠距離からの
私達にはありがたい

但し、ここで嫌な情報を他の乗客から教わった
『昨日網が入ってしまったので、今日は釣れないかも・・・』
テンションは下がるものの、乗ってしまった船である
気を取り直して、目をつぶる

      

私の釣座は右舷の胴、操縦席の入り口に近い位置
右舷4本、左舷5本の9本の竿が並んでいた
右舷の4本は充分な余裕のスペース

ポイントに着いて、準備
船長が網が入った情報も考えて決めたであろう朝一のポイント
近くに他船は見当たらない

竿:D社リーディングXヤリイカ
リール:S社3000MK
仕掛は自作、11cmプラ角と2.5号浮きスッテの交互配置
6本角、幹5号・枝2.5号・間1.3m・錘120号

久々の腕時計、時間が3分ほど早く狂っていて結果的に
竿入れ3分前からオモリを握り締めて殺気だっていたかも

やっとの投入合図で錘を投げ入れ、6連のランチャー砲台から
110mm角弾が6発飛び出しリールが回り、竿を手に取る

水深145m、カウンター50mでリールが回転を止める
1投目から110mm角弾は標的の距離まで届かず
サバ攻撃によってサバの4尾一荷+角弾1個喪失の被害



再度投入し、早速他の仕掛から喪失したプラ角の替わりを
切って接続準備、次回の仕掛回収時に接続し復旧

中層のサバ帯を通過、着底に成功
いろいろなシャクリを試みるが反応は無い

竿入れから30分経過してやっと微小な変化を感じた
優しく手でアワセ巻きして、10mほど電動で聞き巻き
抵抗があらわになって確信、やっとのアタリでした

竿を手持ちでカウンター表示16の抑え気味に巻き上げ
外套長25cmに満たない本命でした



テンション揚がって打ち返すもあとが続かず
ひたすらいろんなシャクリを試すが船中の状況も渋かった
単発で時々、スルメイカが揚がるものの本命の姿が見えず

底付近でサバが掛かるようになって最初のポイントを諦め
十数分の移動

このポイントには20隻程度の船が集結していた
天候は徐々に回復し、実釣時には合羽を着ることはなかった
凪も最高で、ほぼ無風。他船の航行によってできた波だけが
時折、船を揺らす




ここのポイントで、散発の拾い釣り
状況はやはり渋く10時までの釣果は ヤリ7+スルメ1
やはり網が入ってゴッソリ獲られたあとの拾い釣りを実感



10時過ぎに少し固まった本命の団塊に当ったかも知れない
ダブルと単発とトリプルがあったが長くは続かない




用宗港 興津丸



何だか見慣れた連中に似ている一団???
気のせいか・・・
世の中には似ている人が3人、いるらしい


釣果は好転せず、終始渋い乗り
と言うよりもイカがばらけていて群れが小さく、少ないような印象

結局の釣果はサイズ22~27cmの17ハイ
そんな中、自らのバラシ回数が5回を数えたことが悔やまれる
姿を見てからのバラシ3度は多過ぎで今後の課題である



それでも何とか最低限の洗濯物も干せ
漬物も漬けることができました

      


厳しい中、なんとかのお土産確保
次の機会にもよろしくお願いします




お誘いしておきながら同行して戴いた方に甘え、すべて運転
させてしまいました。ありがとうございます
釣らせて戴いた正漁丸さん
そして、海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)大井川港 正漁丸