2015年08月28日

パッションフルーツ 落果

受粉から実の成熟までの期間が2ヶ月余りと
とてもスローフーズであるパッションフルーツ
今朝の自然落果は最高の6個を数えた

これまでのペースは週に3個程度、多くても日に
2個の落果でした
ここへきて落果の最盛期を迎えたのかも知れない

そう言えば日に6輪の開花があって藪蚊の餌食に
なりながらも丹念に受粉作業をした日もあった



放し飼いの地鶏の卵のように土の上に無造作に
転がっている果実を探しながら作物に水遣りを
するのが朝一の日課となっている

苗自体は他の野菜類に比較すると非常に高価で
購入には躊躇する価格ではあったが思い切って
3株を購入、ここまで強い草勢は衰えることなく
さすがは南国系の植物であると実感している

真夏の最高気温が30度を超える日が増えるに
したがって花蕾が茶色く枯れてしまい開花に
至らない
なので7月中旬からは開花を見ることが出来ず
当然その間、新しい実は着かないこととなる



果実はぶら下がっているのが自然に思うので
食べ頃サインの変色とシワが出来るまでこんな
感じでフルーツタワーにぶら下げる
メロンは頂き物の飾りです

昨日まで採れたパッションフルーツに今朝の
6個を追加した




ナチュラルカラフルな色彩がとても良くて
下のメロンにも負けてない存在感がある
採れたての黄緑系から完熟に近いエンジ色
なんとなく楽しい雰囲気になっちゃいました

  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)青果部

2015年08月21日

8/19【おしながき】

一番大きな仕入れ箱を持ち出した上に
沖漬けのたれまで
持ち出して行ったのは良いんですが・・・





案の定、戻ってきたなんとも閑散な
仕入れ箱が悲しい限り


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【強 肴】
真烏賊内身 湯引 ぽん酢






【焼 物】
寿留女 漬焼






【御 造】
真烏賊

















上身




貧果でも真烏賊の味は裏切らない

高級な食べ物は得てして、量が少ない・・・
と言ったところか


海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)イカ

2015年08月20日

8/18鮮魚部仕入れ

8月は忙しくて、ほとんど休みもとれず、頑張った心を
癒すために選んだ船宿は敦賀豊漁丸
獲物は久々のマイカ(ケンサキイカ)ついでにアジ

釣れたてのマイカの刺身とビックリアジのなめろうで
よく冷えたビール!冷酒も・・・う~ん、堪らん!
そんな至極の様子を思い描きながらの仕入れですが
果たして・・・


早めに出発して敦賀までのんびりと走った
敦賀市内の釣具屋でじっくり現地仕掛けを研究しながら
アジのエサを調達、船宿到着は17時過ぎ



沖に停泊中のDREAM HOURYOUを眺めながら夕食
相変わらず水の透明度は素晴らしいレベルだった
水島の海水浴送迎にあたっている泰丸さんなどが
行き来していた



軽く仮眠して受付



空いていた釣座の中から右の舳先をチョイスして
深夜便の料金¥12,000を支払う
アジも狙いたいので、竿を2本出せるかの相談に
大将からは
『 当ったり前!天下の豊漁丸だよ! 』
とのお返事で、釣座3と4を使わせて戴くこととなった




水深80~85m
左の竿は置き竿で底近辺のアジ狙い
幹8号ハリス3号45cm 胴付2本針 錘120号
エサはオキアミ コマセ無し
右はマイカスッテの自作7本角 錘60~80号

22時出船予定だが全員揃って、21時を前に岸を
離れてポイントに向かう

30分余りでポイントに到着して船長がアンカー投入
半夜便の他船の状況は最悪らしい
半分の釣り人がまだ型を見てはいないとのこと

実釣開始は21時40分頃
先ず、アジ狙いの仕掛けにオキアミを付けて仕掛けを
投入して底を取り、2mほど上げてマイカの仕掛け投入
マイカの竿を手持ちで誘いながらアジの竿を監視

直ぐにアジの竿に反応があって揚げたが魚体は赤く
本命ではないがレンコダイにしてはまあまあの
25cmをゲット




この時、このレンコダイが最初で最後のアタリなんて
微塵にも考えず、むしろ幸先の良さに喜んでいた私が
今考えると可哀想である


マイカの方はと言うと船長のお話通り、一向にアタリは
無い状態が続き、22時過ぎに私の背中でイカメタルを
操っていた方からようやく派手な墨飛ばしがあった

背中のイカメタルの方がお二人、マイカをゲットしたあと
べた底にて一番下の赤スッテに本命が乗ってくれた



ここまでで1時間
照明が効いてイカが集まれば、そのうち連乗りの時間帯も
やってくるだろうとまだまだ楽観的でしたが

次のアタリまでがとても遠かった
夜の海上は風もあって心地よく、竿を置くと眠気が
近寄ってくるので、とにかく手持ちで竿を操りながら
僅かなマイカの気配に神経を研ぎ澄ます

次のアタリもやはりべた底でとれた
底をこまめに探るより他に無いのか
乗るのは一番下のスッテのみ

24時を前に私の生簀は閑散
ここまでマイカ3、でも船中ではトップグループとの
船長の話に、厳しさを感じた



マイカは余裕で泳ぎながら時折、仲間の足に絡まれて墨を
吐いていた

状況は変らないままで、まだ型を見られない方もおられて
半夜で先に出ていた SUPER DREAM HOURYOU から集めた
マイカの火を受け継ぐべく、0時に移動した



この火で中層にも反応が出ているらしい
ここではイカメタルの方々に、時々乗るがスッテ胴付の
私には全く乗らず大苦戦を強いられた

しまいにはもう1本持ち込んだイカメタルの竿をセット
適当に振り回すが反応無し
反応が無いので、目指すタナも判らない闇雲状態
1時間ほどで飽きて元のスッテの胴付に戻す

反応が無い時間帯が長過ぎて、さすがに眠気もピーク
マイカの竿も置き竿にして底まで投下、微速巻揚げの
作戦でウトウトしていた

夢見心地の中、いきなり竿先が垂直に下を向いた
竿を手に取り巻き揚げようとするがドラグが滑って
巻けずに3秒ほどで糸切れ
1つの角の枝ハリスが切れていた
かなり大きめのサゴシか何かが角に反応したようだ

時間は残り1時間を切っていて
残りは手持ちで集中することにした
反応の無いアジの竿もこまめにエサを交換して集中

少々下品な明確なアタリでやっと乗ってくれたのは
スルメ



納竿間近にやっとマイカ



最後の一投と投入した仕掛けにスルメが乗って終了
結局の釣果は
マイカ(18~23cm)4
スルメ(22・26cm)2
レンコダイ(25cm)1・・・アジが無いのが悲しい
と覚悟はしていましたが悲惨でした


それでも遠足して夏の夜の海風に吹かれながら漂うことも
叶って、仕事に疲れていた心も癒されました
綺麗な日本海の海と天下の豊漁丸さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)敦賀 豊漁丸

2015年08月15日

及源 ダッジオーブン

手に入れた 『 及源 キッチンダッジオーブン 』 ご他聞にもれず
大事に梱包してお蔵入り・・・
なんてことはありません
しっかり使っています


私以外の家人は揃って女将の実家へと里帰りしており
昨夜も一人飯



ニンニク・タマネギをオリーブオイルで炒め
さっと洗った米を1合入れてバターを加えて更に炒める





この長めの取っ手スリットがただ単に小洒落たデザイン
ではないことに気が付いた




炒める作業において火加減にもよるが取っ手の先端は
それほど熱くはならず、素手で掴める程度

不意に触っても火傷には至らないだろう
とても良い工夫がなされていたのである




数分炒めた後、具材を加えて強火にしながら軽く
混ぜてブイヨンまたはチキンスープなど50ccを注ぎ
きっちりとした重い蓋で封印



中火で沸騰してから2~3分加熱ののち、庭のハーブを
散らし、弱火にして更に5分加熱して火を止める
火を止めたコンロの上でそのまま7分ほど放置




昨日はチキンスープを使ったシーフード系パエリア
この一品で飲めるし、空きっ腹も充たされるのである





ほぼアサリだけのあっさりアサリパエリア



この一品もかなりいける



材料の刻みからありつけるまで50分ほどで出来る
家の電気釜で白米を炊くだけで70分はありえない!
高い買い物をしたのだから、使い倒さなくては!!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)報道・スポーツ・生活・食

2015年08月14日

坂内やな 清流荘






抱えている仕事の進捗具合も良好
8/12は1日だけ休暇をとって待望の海へ!!

静岡の大物か・・・
烏賊にしようか・・・
なんて元気も無くて、お盆でもあるので実家に帰り
墓参りと束の間の親孝行でした






最近、近距離運転もおぼつかない両親を乗せて一路
鮎の塩焼きを目指す

鮎と言えばこちら
実家から清洲・一宮・濃尾大橋を渡って岐阜羽島
長良川堤防を走って更に河渡橋を渡り北方・大野
横山ダムから左に折れてからが坂内川・ここから
更に30分近く上流へと走ります

外気温は実家を出てから10度下がります

とにかく遠いのですが全てが自分の舌には美味しいので
1日あれば、こちらまで走ってしまいます








塩焼きの皮目から焦げた脂がなんとも芳ばしい
『 来てよかった 』
の一言が心の中から自然に込み上げてくる

勿論、炭で焼き上げているので燻煙の風味も抜群
最近、バーナーで焼いている簗もありますからねー
やはり炭でないといけません


雑炊には仄かに鮎の上品な脂も浮いていて、茗荷と
炊かれた雑炊はこの簗ならではの味付けかも
知れません




毎年、お盆を外せば閑散とした静かな渓流を
思う存分、のんびりと味わうことが出来る



昨年まで居た簗のシンボル、月の輪熊は今年の2月
厳冬を乗り切ること叶わず、残念ながら息を引き取って
しまったそうだ



安らかに眠って欲しい・・・





今年も両親に親孝行が出来た
ほんの小さな幸せに感謝!感謝!です


坂内やな(清流荘)
〒501-0902
岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内広瀬
揖斐川町立坂内中学校の下
電話番号 0585-53-2506

  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アユ

2015年08月07日

パッションフルーツ

     

このところ日中、外での仕事ですっかり夏バテ気味
明日から始まるトヨタ自動車殿9連休、私は大きな
仕事を抱えていて、釣行を考える心の余裕さえ無い




トト庵農園のキュウリは先週枯れてしまいましたが
メチャクチャに元気の良いのがパッションフルーツ
さすがは南国の植物、この猛暑の中で草勢は一向に
衰えを見せない
あやかりたい元気さがある

     




5月下旬から6月初旬に開花し、受粉に成功した花が
実となって、このごろやっと落果し始めた

     

落果直後の外観はこんな淡い青りんごのような色
4~5日室温で保存すると徐々にエンジ色を帯びる

     

このくらいの色になると食べ頃サインのシワも多く
目立ってきている

冷蔵庫で冷やし、真っ二つにカットして口に運ぶ



なんとも表現のしようが無い、南国感漂う甘酸っぱい
香りとともに、パリパリと音をたてて種ごとの噛み応えは
パッションフルーツ独特の食感だろう
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)青果部

2015年08月03日

8/1【おしながき】



今シーズンは脂の乗った伊佐木はトト庵の真名板に
のぼらないかも知れないのかと諦めていましたが
やっとのことでお刺身がとれる型の伊佐木を仕入れる
ことが出来ました

ほんとに毎度、頼りない限りです


                         トト庵 亭主


=======  【おしながき】 ========




むらちゃんサンから頂いた貴重な40cm越えの大鯖は
塩〆から酢〆の工程一日、巻簾を使って酢飯とともに
しっかり巻いた後、更に丸一日寝かせて飯と身が馴染んだ
トト庵定番の棒寿司は切り分けて皮目を炙る作業で完成

【御食事】炙り〆鯖 棒寿司



丁度飲み会がありましてその席で炙り終わり、カメラを手に取った
時点で皿から消えていましたので、画像は以前の画像です




【御 造】伊佐木
この旬のお刺身まで、とても遠い道のりでした



の列と中段以下の列で違う伊佐木、固体が違うと脂の
乗りが全く違うことが画像でも判ります
脂の乗った固体が非常に少なかったことが残念です

旬の伊佐木、今年はもう終わっちゃったかな~?




待ってました!脂が乗った伊佐木のお刺身
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)イサキ

2015年08月01日

Bistro de tototto totto 0731






カクテル ワイン ビール < 本日のお勧め > ビール ワイン カクテル
 
イサキ アクアパエッツェリア






新鮮なイサキが入荷しました。アクアパッツァとパエリアをひとつにした当ビストロオリジナルの料理でございます。係りの者が魚を別の皿にお取り分け致しますので、パエリアとは別々にお楽しみいただけます。3~5名様でお召し上がられる量となっております。ハウスワインによく合う白ワインのご用意が数種ございますので、お気軽にお申し付けください。















 
この辺に『 トト庵 』って魚食わす和食の店、あった筈なんだけど・・・









 『 仕入れの都合で・・・ 』 って、ほとんど休みだったよねー 






和が洋に替わっても、海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(5)イサキ