2014年02月24日

2/22【おしながき】

当たり前の様に毎年繰り返す季節の移り替わり
海の中でも確実に春に向けて変化しているようです

船宿の『みやげ』券は新わかめに換えて頂きました
茹でてみると何とも鮮やかな色に変化します
見ているだけでどんな目薬より良い効果がありそうな
心まで洗われる綺麗な色です



毎年同じことで自然から感動を頂いているのと同様
今年も腕の上がらない仕入れ人です
一昨日は研いでおいた出刃包丁さえ汚れることは
ありませんでした
                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【御 造】真子鰈
仕入れ人に注文しておいたのは30cm前後でしたが
皿に乗った鰈は24cm
尾頭が皿からはみ出る画が欲しかった亭主ですが





今回は特に画像が少ないので、寄ってみましょう





肝添








ここでトト庵秘伝、鰈の唐揚仕込方の公開です

20cm以下は丁寧に金たわしでこすって鱗を落とし
内蔵を外して掃除
五枚卸の八割程度包丁を進めて止めておきます
(縁側の手前まで切れ目を入れるイメージ)




たったこれだけなんですが骨にも油が回って火が通り
頭から骨まで全て頂けます

 
【揚 物】木っ葉鰈 唐揚





これも寄ってみましょうか




乗せて頂いた武ちゃん、まとばやさんの皆さん
そして、海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)カレイ

2014年02月23日

2/22鮮魚部仕入れ

いよいよ始まった名物コウナゴの手繰り
予約しようと各船宿のHPをチェックしたところ
親コウナゴの活きエサは入荷していて万全の体制
でしたが肝心かなめのターゲットの釣果が今一




『ここはひとつ様子見か・・・』
と考えたヘタレなフィッシャーマンでした

作戦大幅変更、乗ったのは初のカレイ専門船、久々に
まとばや武ちゃんの船(第15)に乗せて戴きました
『30cmクラス2枚目標で遊んで来よう』
などと安易に考えていたのが・・・

今日の方が潮がぬるく適しているが他に仕事もあって昨日の
出撃となりました





港に到着し、竿を空いていた右舷ミヨシに差し込み
タックル搬入

ポイントは定刻に師崎船団が海上一斉スタートするまさに
その場所
昨日の定刻7時とともに走り始めるのかと思いきや
『初めてください』のアナウンス

偶然、同じ仕掛けを調達して持参していましたが針が
大きいと武ちゃんから駄目出しを食らい、船宿お勧めの
針8号の仕掛けを使用



これにいろいろとゴージャスな宝飾品を追加



カレイのお好きなカラーと言えば赤かと思い込んで
いましたが・・・
調べてみると黄色もいけてるとの情報があって
針にはこんなアジングワームも付けてみたり



船宿支給エサは
・イワムシ少々(追加無し)




・イシゴカイ(無くなると随時、追加でもらえます)




お勧めはイワムシを2cmくらいに切って、針先から
刺したら針軸の上のハリス上まで通し上げ、イキの良い
イシゴカイを2匹チョン掛けが基本とのこと



基本的に錘30号、昨日は潮の流れが速い時間帯には
船の40号を付けるよう指示がありました


7時実釣開始
アタリの無いまま、いろいろと試行錯誤を繰り返す
デコレーションを外したり、エサの付け方を変えて
みたり、叩き止めのバリエーション・インターバルを
アレンジして暗中模索

アタリが無いとエサの付け替えもおろそかになりがち
イシゴカイは齧られた形跡も無くだらしなくダランと
伸びて戻ってくる
手はかじかんでいるが、そこはマメにイキの良さそうな
イシゴカイを付け替える

8時過ぎ、右舷では0~2という釣果のようだった
9時を過ぎ、10時を過ぎても私の竿に変化無くて
焦りはじめる

風は常時5m/s以上、ときに10m/sの時間帯も
あってアタリはとり辛い状況ではあったがとにかく
エサが齧られていない

なんと前半ゼロ釣果
船に乗ってカレイ相手にボウズか?・・・
などと悲しいネガティブ勢力が台頭し始めた




ポイントを数箇所換えて昨日の潮止まり満潮10:43
待ちに待った初アタリが10:30少し前でした
竿に違和感があって少し聞きアワセ気味(半信半疑)に
宙に浮かせると生命反応有り!
巻き上げると



ボウズ回避は25cmに少々足りないそこそこサイズ
この1枚、なんと嬉しい1枚だったことかww

潮止まりの時間帯にパタパタと風に煽られるサイズが
掛かってくれました



目標にしていた30cmクラスのマコガレイには
遠く及ばず、ボウズ回避が精一杯の残念な釣果に終わって
しまいました

右舷に比べて左舷では状況が良く、トップの方が19枚を
獲っていたらしい


入港前には、またしても船宿の『みやげ』券を頂き



クーラーの中では重量・嵩ともに旬の新ワカメが主役
釣果のカレイは脇役か?と言う様相を呈していた



マコガレイ
15~24cm:6枚  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)まとばや

2014年02月16日

冬眠中って訳では・・・

最近、仕入れに行けてない仕入れ人

冬眠中って訳ではありませんが大荒れの天候が続いては
狙いの魚すら定まらず、仕掛けを結ぶ気にもなれません

今朝8:30の風の概況も予想した通り



今日は諦めが先にきて、迷う気持ちもありませんでした





先週からはいよいよ、こんな物も持たされて
新型補聴器?
スタイリッシュなスマホ型?




使い方、全く判らず恐怖症
出掛ける時は電源をOFFにして仕舞っておきますww


今日は市内で10:00からフリマがあるようなので
覗いてくるといたしましょう

  


Posted by フィッシャーマントト at 09:15Comments(7)

2014年02月02日

鰯 煮付け

今週は仕入れにも行けず、美味しい魚が
食べたくなって会社帰りに近くの店の
鮮魚コーナーに立ち寄った

節分前でイワシが多く売っていたが
開いてある物や干物ばかりが陳列されていた

店員さんにお聞きするとパック詰め前のイワシが
冷蔵庫内にあると、在庫から持ってきてくれた

8尾を購入して帰宅
(イワシ:22~24cm8尾)



真っ先に干し椎茸をもどしに掛かる



中華鍋に昆布を敷き、これにも水を注ぐ



乾物類をもどす時間での仕込みは
生姜の刻み



イワシのお掃除



もどし椎茸も当然使います



敷いた昆布の上にイワシの向きを交互に並べ
昆布・干椎茸のもどし汁でヒタヒタに満たす
生姜・椎茸・牛蒡をちりばめて砂糖だけで煮る
(砂糖:大さじ6)

煮物の下に昆布を敷くことで焦げ付き難く
味の浸透も若干よくなります
最初は中火より若干強めの火加減


沸騰するとイワシの血・血合いでアクが浮く
アクは早めに取り除く

沸騰したら弱火にしてひたすら煮込む
ストーブの上に乗せての調理もいいですね



15分ほど煮込んだら醤油を加える
(醤油:大さじ7)

煮汁が半分くらいになったらアルミ箔の落し蓋を
しながら煮込む



煮込むほどに旨みの融合した煮汁が凝縮
この時点で煮汁には
・干し椎茸のグアニル酸
・昆布のグルタミン酸
・魚からのイノシン酸
が含まれていて、ここからはこれらの旨み成分を
イワシにもどす作業
なのです

そしてここから先の仕上げが大事
決して焦がさないように



最後はつきっきり、中華鍋を傾けて煮汁を
スプーンで掬ってはイワシの上から
回しかける作業を行いつつ、煮汁の量が理想に
なるまで面倒をみる



先ずはビールで1尾
焼酎で1尾・・・

気が付けば赤鬼になっていた  


Posted by フィッシャーマントト at 13:30Comments(10)イワシ