2014年06月22日

釣りの才能がないので

以前より薄々は気付いていましたが
やはり私は釣りには向いていないようで・・・
とうとう、決断しました


釣りを生業にするより、百姓に専念することにしました



小さくても形と薄っすらとした模様は一人前
これは親蔓の先を摘芯して子蔓の6節に咲いた雌花


この雌花は大きく成らないうちに切り取ってしまって
大本命である次のもうひとつ先の雌花に期待です





今年の梅雨、晴れた日も多くてカラ梅雨のような
雰囲気、なんとなく路地西瓜には適した2014年に
なるのかも知れません







もう二度と海には行けません




























6月中は  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(10)青果部

2014年06月17日

下田クルージング 後編

【前編からの続き】

強い西風と石廊崎から下田の根が点在する海域を
無事に通過し、下田港への入港が叶い祝杯を挙げた
暫しの休憩のあと、下田の港街を散策しながら入浴

なんと風情のあるレトロな 銭湯 温泉 でしょう



同行者が『銭湯』と言う言葉を使用した為、店番の
カウンターの方が速攻で
 『温泉です!』 
と一喝されていました



ロッカーに付いていたのはレア物、アルミの鍵
何十年振りかに使いました
懐かし過ぎです



温泉を出て歩きだすと、何やら見覚えのある屋号

       


私のパソコンのお気に入りに入れて時々、チェックしている船宿
神津島・銭洲を得意としている重郎平丸さんを偶然、見付けた
いつの日か乗って神津島周りのオオカミにチャレンジしてみたい



地の酒屋さんで、魚屋さんを聞いて訪ねてみると
既に店自体が仕舞いかけではありましたがいかにも下田らしい
魚達に遭うことが出来ました



愛知ではなかなかお目に掛かれないクロムツ
伊豆半島と言えば鉄板のキンメダイ
まだ釣ったことも食したこともないオナガダイ
金洲で釣れるものよりひと回り大きなヒメダイ(オゴダイ)



他にもタカベ・地イサキ等々
包丁も船に持ち込んでいたので、時間があれば捌いてお刺身で
頂くことも出来ましたがゆっくりも出来ず、次回におあずけです



夕食前に見付けてしまって一人で感動してしまったのは
間口からは個人営業の釣具屋さんの佇まいではありますが
有名釣具メーカーである下田漁具さんの本社・小売部でした



皆さんにお話して立寄ってみるとトローリング関係の商品
だけとって見ても品種と品数の多さからギョサンに至るまで
好評でした




黒潮船のオーナーはその場でカジキルアーを1セットお買い上げ
壱諭吉以上の物が半額以下で、リーズナブルだったそうです

じっくり店内を物色したいところでしたがここも時間が無くて
残念でした

思わぬ釣具屋さんで道草を食ってしまい、行方不明になっていた
私達一団を世話役さんが心配して、迎えに来る始末

『道草するなら、ここしかない!と決めて捜しにきました』
とは、世話役さんのお言葉
私が見付けてしまったばかりにすいませんでした




夕食は2艇の皆さんとともに宴会でした
こんな海の幸を頂きました



新鮮なサザエのお造り
ボリューム感溢れる伊勢海老の茶碗蒸し





色々頂くことが出来ましたが、何と言ってもそこは伊豆下田
やっぱりこれ!
これに尽きます



和食 いず松陰
   静岡県下田市一丁目22−7
   0558-23-0020

自分で獲った獲物は何一つありませんが  
料理を一通り堪能して、まさに
海から与えられた獲物に感謝、感謝! です

翌朝は04時起床、04:30出港
下田沖の根回りでアミエビコマセとオキアミ刺し餌を使って
水深20~45mを1時間ほど試してみましたがサクラダイ
以外の釣果は無くて早々に諦め、金洲の東端から西端まで
ビシ仕掛けを曳きながら帰ってきました
途中見つけた鳥も皆、やる気の無い鳥ばかりで気配無く
アタリ無く、釣果無しのいわゆる無事ってやつでしょうか

舞阪沖の20~30mラインを再度、1時間曳いてやっと
エソが1尾、弓角に喰らい付いて来てやる気も喪失し
大人しく道具を回収して通常航行に切り換え、マリーナには
14:30前に帰港となりました


黒潮船オーナー、強風下でロングクルージングの操船
たいへんお疲れ様でした

黒潮船クルーのKさん、FL艇の皆さん、世話役さん
大勢でのプチ遠征+宴会、とても楽しい時間でした
ありがとうございました  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)黒潮船

2014年06月16日

下田クルージング 前編



6/14 三河湾のマリーナを出発したのは04:30
天候は薄曇り、デッキで作業・釣りをするのに海上での
ピーカンでは陽射しが強烈過ぎてどちらかと言うと
薄曇りのコンデションは助かる

風は前日から西風が強烈に吹いていて、若干残ってはいた
運良く風向きがまともな追い風で、これが向かい風や横風
なら中止となっていただろう


       


ポイントが全く判らないので、どこかでイカ釣り船などを
見つけて近くで流しながらイカ釣りなど目論んでいましたが
イカ船は一向に見つからず、闇雲に海底谷の急な落ち込みを
狙い、200mあまり糸を出すも空シャクリの連続で時間を
費やし、先も長いので30分で断念





5~7ノットでビシ仕掛けを流しながらひたすら東ヘ航行
この作戦でアタリが一度あったものの針掛かりには至らず





福田からマダイのポイント、オモリを越えて御前崎手前で
心配していた風が一気に強くなった








駿河湾は石花海を横切って真っ直ぐ伊豆の先端石廊崎を
目指す




石廊崎に近づくと追い波と横波が合成されて、三角波の
頂点に乗せられて船がクルッと回ってしまったりして
オーナーはとても操船し難そうでした




石廊崎を大きく越えて左に旋回、風裏に入るとともに
風も波も徐々に弱まったが操船には気が抜けない

大小様々な根が多く点在し、座礁などの事故が多い海域で
昔から海の難所と呼ばれていたらしい海域を通過していく


ここで数時間後に同じマリーナを出港した隣に係留の
お隣さんが追いついて合流

このクルーザー、黒潮船オーナーの推測ですが
指三本の価格はくだらない船だそうで、三河湾から
下田まで自動航行でいらっしゃったそうです


       

12:30に無事、下田港に入港した
操船した黒潮船オーナー、お疲れ様でした

途中で、ビシ流しやら手掛りの無いイカ釣りなどチャレンジ
しながら来たので、所要時間は8時間
まともな追い風で、1時間くらいお得な航行だったかも
知れない


       

陸に上がって10歩も歩いたでしょうか、出迎えてく
れたのはペリー提督
なんでもほぼ、同じ位置から下田に上陸したらしい


無事到着を祝って、2船のデッキで祝杯を挙げながら
暫しの休憩


【後編に続く】  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)黒潮船

2014年06月12日

6/10【おしながき】

仕入れ人、相当な重症です

ここまで酷い仕入れが続いたことは私の記憶に
ございません
何か得体の知れないものが仕入れ人に
とり憑いているのかも知れません


寒気がします・・・
 御祓い に行かせましょう



                          亭主


=======  【おしながき】 ========





【御 造】
大山沖 水無月盛り 
伊佐木 真鯵




大山沖 水無月盛り
これに宗田鰹が加われば、季節は初夏






伊佐木 背身








伊佐木 腹身







真鯵







【揚 物】
真鯵 骨煎餅








【焼 物】
伊佐木 汐焼






 
『もう少しつまむ物、何か出来ん~?』 

『伊佐木の真子(卵)しかありませんが、煮ます?焼きですか?』 


乗っ込み寸前!抱卵度は90%を超えているかも知れません


『何でもいいから出してよ』 

『仕入れの腕が悪いんで、このお代は勉強させて戴きます』 


【煮 物】
伊佐木 真子煮







今年もやってきた脂乗り抜群、旬の伊佐木・鯵
大山沖の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)アジイサキ

2014年06月11日

6/10鮮魚部仕入れ

昨日は大山沖で、待ちに待った乗っ込み第1陣の
イサキが揚がり始めたという情報に釣られて
まとばやさんに乗せて戴き、挑戦してまいりました


朝4時過ぎに到着し、竿だけ持って11号船のトモを
とろうとしましたが既にトモ周辺には竿が6本ほど
林立していました

しょうがないので、トモ3に竿を立てて12号船を
見ると竿は1本も立っていなかった




11号船の貴三船長に挨拶して、12号船も大山沖の
イサキをやるのを確認後、12号船の右舷大ドモを
確保しました




賞船長操る12号船に乗せて戴くのは10年以上振り
船は違うが取りあえず、大ドモに座ることが叶い、釣座は
言う事なし、問題は自身の腕だけ

結局、昨日の12号船には左右両舷8名のトモ3名で
計19名が乗り込んだ

天候は雨がいつ落ちてきてもよさそうな曇天、イサキ釣り
にはうってつけかも知れない




まとばやさんでは船宿で
天秤(クッションゴム付)+コマセカゴ+錘(昨日は80号)
一式が支給され、全員が統一してこれを終日使用します

この他に仕掛け一パックが頂けます



支給仕掛けは幹・ハリスともに2号2本針全長2.2m
私は幹2号ハリス1.7号の3本針全長2.5mを繋いだ

支給エサはコマセのアミエビ+コウナゴミンチと刺しエサ用の
オキアミがおかわり出来ます
刺しエサの品質が判らなかったので、特エサ持込で用意
スーパーハードのMとLを持ち込みました





他にもアジが揚がり始めた時合いを想定して3本針に
ランダムにエサを付けていく作戦を立てて冷凍の
コウナゴも用意した



やる気満々で、5:20岸払い、魚のやる気にも期待で
出港です



最初のポイントは赤羽根沖の指示ダナ22~26m
潮が止まっていて動かないようでした
なかなかアタリ無く、船中で一流し2枚程度の渋いスタート

私はアタリの無いまま1時間経過、周りでは15cmクラスの
ウリ坊と25cmクラスの中イサキがポツポツと揚がるが
何故か魚信が無く、じれったい

40分ほどで初アタリ、じっくり喰い込ませて更に追い喰いを
待ってとの指示通りにしていたら反応が消えてしまった
『なんてこった!』
初アタリをバラシちゃいました

こまめに魚探の反応を見ながらポイントを移動して廻るが
何処も最初に降ろした瞬間にエサに飛びつく魚が釣れて
おしまいな様子

1時間30分経過し、期待出来るモーニングサービスも無く
両隣が2~3枚釣れたが私は釣果ゼロの状況
賞船長、ここで大きく移動を決断しクルージング



移動したポイントでの指示ダナは36m
ここでは数は出ないがサイズが良いとのアナウンスが流れる

2投ほど、コマセを詰め替えてやっとアタリがありました
追い喰いを待つ作戦は止め、ゆっくりと揚げたのは



なかなかの型、それまでで船で揚がっていたイサキより
一回り大きなサイズでした
この1枚でテンションが揚がるも後が続かず、再びマッタリ
した空気が漂う


曇っていた空は徐々に薄曇りとなって暖かく、そよ風が
気持ち良い絶好の釣り日和ではあるが肝心の竿が沈黙

     

少し離れた釣り座からは
『まだボウズ・・・』
などと大きな話声が聞こえる

最初のイサキから1時間近く経過して中イサキが喰った



8cmくらいのイワシが喰ってきたので、そのイワシを
先の針に付けて底まで降ろして泳がせる
更に喰ってきたのは12cmくらいのカサゴ
何をやってるんだか・・・・・



アタッたと思ったがよく見ると水中に潜った水鳥が私の
水中のPEに接触して泳いでいった
やる気も徐々に陰り始め、半ば諦めの気に支配されつつ
忘れた頃にやって来たアタリで、中アジをゲット



ここから再び、やる気も揚がってコウナゴエサに切り替え
試してみる
しかし何の反応も無く、相変わらず時間だけ流れて潮流れず

再び朝一のポイントにクルージングして小1時間、様子を見るが
沖あがりの12:30となって万事休す


恒例のまとばやさん喰い渋りお土産券が



空しい味付け海苔に換わり、悲しい帰途についたのである



まとばやさんの皆様、お世話になりました
ありがとうございました
なんとかボウズ回避となりました

腕の悪い仕入れ人の大きなクーラーに獲物は3尾
イサキ:24cm 34cm
アジ :24cm



釣行する度
『昨日までは良かったんだけど・・・』
の連続
この負のスパイラルからいつ脱却できるのだろうか?
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)まとばや

2014年06月02日

5/31【おしながき】

同船者が伊佐木を~40cmに届く良型まで
数えると、30以上仕入れていたことを思うと
なんとも仕事の出来ない仕入れ人でございます

今回の料理は一皿のみ
こんな仕入れでは先往きが・・・


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【御 造】
福田盛り





伊佐木 真子煮





黒鯛 造り





真鯵 造り





伊佐木 造り




黒鯛白子 湯引ぽん酢





【御食事】
二色丼 (伊佐木・黒鯛)






型が小さいながらも、侮るなかれ!
既に伊佐木・真鯵ともに脂乗りは抜群でした
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(0)アジイサキクロダイ

2014年06月02日

5/31【おしながき】

同船者が伊佐木を~40cmに届く良型まで
数えると、30以上仕入れていたことを思うと
なんとも仕事の出来ない仕入れ人でございます

今回の料理は一皿のみ
こんな仕入れでは先往きが・・・


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【御 造】
福田盛り





伊佐木 真子煮





黒鯛 造り





真鯵 造り





伊佐木 造り




黒鯛白子 湯引ぽん酢





【御食事】
二色丼 (伊佐木・黒鯛)






型が小さいながらも、侮るなかれ!
既に伊佐木・真鯵ともに脂乗りは抜群でした
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)アジイサキクロダイ

2014年06月01日

5/31鮮魚部仕入れ

週央、予約しようとしていた船も満船で乗れない
やめときゃいいのに連日の好天に誘われてしまい
絶不調の私を救ってくれるであろうと願いつつ
連絡したのは約2年振りの船
福田 福寿丸さん  




この時期、シラス漁の船が一斉に出港する影響で
遅刻厳禁の4:30集合とのこと
クジ引きで左舷ミヨシ3番に座った
右舷6左舷5(左舷1空)トモ3の14名でほぼ満船


竿入れ6時までの時間は充分、相変わらず小綺麗に
保たれている船室で横になって小1時間の仮眠
2時起きの私にはこのスペースはとても魅力である



仕掛け 幹・ハリス3号3本針 全長6m
コマセカゴ+錘100号
昨日は終日、水深は33~35m
タナは25~20mの指示



竿入れ時の天候は薄曇り、徐々に晴れていった
海況は久々に抜群の凪で、気合い充分のスタート

一投目から集中するもモーニングサービスも無く
船と時間が流れていく

上潮が真っ直ぐトモに流れていてアタリは無いが
オマツリは発生する


しばらくしてから、後ろの方でポツポツと魚が揚がる
良型のイサキ一荷、60cm越えのマダイ等を横目に
タナを探るがアタリが出せない
ミヨシの3人にアタリが無い、いわゆるコマセ係
先回の一日中アタリが無い釣行が頭をよぎる




右隣の方が良い感じで竿を曲げてやりとり
しばらくしてハリス切れ
枝針に大物が喰ったようだ

今度は私を飛ばして左隣の方の竿が曲がる
これもしばしのやりとり後、バラシ
今度は私か?
とテンションを揚げるも魚の喰いに順番など
ある筈もなく、相変わらず私の竿に沈黙が続く


1時間経過してやっと魚の気配を竿に感じる
滅茶苦茶、久々の魚信でとても嬉しいがサイズは
残念なアジでした




更に1時間経過してやっとイサキ
ただこれも残念なサイズ




徐々に雲もとれて陽射しが強くなり、マッタリ感と
眠気とも戦い、無いヒキダシをひっくり返して
あれこれとやってみるもアタリには辿りつけず
もがき続けました


タックルケースの中にあった他の仕掛けから
かろうじて2号の糸を船上で結んで幹・ハリス
2号の仕掛けを作り投入したらアジが喰った

暫くして良いアタリがあったので、慎重に
取り込み
隣の方にタモ入れを要請して無事確保したのは
40cm越えの久々クロダイ



クロダイ確保で残り時間は20分
なけなしのアジを泳がせて一本勝負を試みましたが
アジは無傷で無事生還し、クーラーに入ってしまった



福寿丸さん
久々にに乗せて戴き、ありがとうございました

相変わらず続く絶不調ツキ無し状態から
いつになったら脱却が叶うのだろうか・・・  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)福田 福寿丸