2017年08月28日

太刀魚 味醂干し

先日の仕入れ、本命の一角である太刀魚は
釣れたのは釣れたのですがほとんどが
指2あまりの極小サイズでした

指3からの大き目なものは無理やりですが
刺身、焼きでなんとか消費するとしまして
問題は残りの20本ほど

手間が掛かって面倒くさいのですがそこは
釣れてくれた獲物に感謝、感謝!
心を決めて味醂干し製作に取り掛かった

3枚に下し、薄めの塩水に15分ほど浸し
塩水の中で血合いなどを取り除いて軽く絞る
ように塩水を切っておく

酒・味醂を軽く煮切ってアルコールを飛ばし
味を整えながらだし汁・醤油を加えた漬け汁に
90分ほど漬け





干し網に並べ一晩の日陰干し





翌朝、陽が照ったところで30分天日干しして
完成しました





かなりの量があったので、4・5本ずつラップし
冷凍庫で保管

しばらくは一杯やるたびに味醂干しの登場と
なりそうです





弱火で3~4分炙れば香ばしい風味のあと
漬け汁の味とともに太刀魚のふわふわと
優しく仄かな食味も感じられ、つい日本酒が
恋しくなってしまいます
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)タチウオ

2017年08月27日

8/25 【おしながき】

久々の仕入れに向かった仕入れ人ですが
太刀魚をはじめ鯵などの仕入れを楽しんだ
のは良いのですが肝心要の仕入れ箱
太刀とはほど遠い細い脇差がほとんどで
鯵他も小振り、調理には参りました


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【揚 物】
取り敢えず麦酒のおともに
豆鯵 唐揚





【強 肴】
20cm前後の真鯵の身を掻き集めてなんとか
なめろうが完成しました





【御 造】
脇差を切り付けておいて



食べる直前に炙り、ビニル袋の氷嚢で冷やし
頂きます





【焼 物】
焼魚の食べ比べもまた御一興
脇差 叺 汐焼き





眼張 汐焼き





黒鯥 汐焼き






近場の中物船で小型ながらもいろんな魚に
出逢い、それぞれ食味を楽しむことが出来ました

伊良湖の先のいくつかの漁礁、そして目の前の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)タチウオメバルアジカマスクロムツ

2017年08月26日

8/25 鮮魚部仕入れ

公私ともに忙しくて、仕入れに費やすべく
1日の時間を作ること叶わず、悶々として
おりました仕入れ人ですが昨日、なんとか
海に漂う時間が取れてやっとかめの出撃と
なったのである

終盤のスルメイカ、福田のアジから御前崎
出港のカツオまで考えましたが体調が
今一歩だったので、近場で大人しい仕入れを
楽しもうと考えた

最近、急浮上したタチウオが指4まで?
知多半島各釣船のHPに釣られちゃいました

タチウオ釣り、私は素人
タチウオ仕入れはリレー釣りの船に乗った
経験はあるのですがその時は激渋で大型船で
船中5本程度の日に当たってしまい、幽霊魚の
アタリや駆け引きを楽しむまでには至っていない

さて船宿ですが、調理上タチウオだけではとの
想いもありまして迷った挙句、やはりタチウオ
だけでなくてアジも釣らせてくれるタチウオ &
アジ五目のリレー釣りに惹かれたのである
豊浜 健成丸 さん  
に乗せて戴きました




集合は4:30 5:00出船
定刻通り豊浜港を出て神島の西、ゴリンを通過
暫し南下してエンジンスロー
5:45 自身久々のコマセサビキ釣りです
仕掛けは市販の胴突き緑系スキンの5本針
錘60号、サニービシにアミエビを入れて開始

一投目からメバル 21cm




二投目以降、泳がせたい小サバや豆アジ



海上を撫でる優しい風も心地良く
7時前からプシュッといっちゃいました




本命のアジは20cmそこそこの中アジ
サイズは近場釣行なので覚悟は出来ていました




珍魚登場はクロムツ




コマセサビキでは2~3投で魚がすぐに
スレてしまい、釣れなくなるなるので、船は
神島方面に戻りつつ小刻みに流し替えられる

早くもタチウオ!?



カマス(ヤマトカマス)の口でした




マイクロカサゴ・小サバ・ベラなどの
クーラーに入れない外道たちにさんざん
もてあそばれたあとに目が覚めるアタリ!
クンクンと明確にアタッてドラグ出まくり
何やら得体の知れない大型魚が掛かった
ハリス2号では無理が出来ないので慎重に
3分ほどのやりとり後、針はずれで残念!

アジ五目は8:20に終了
『 タチのポイント、師崎沖に向かいます 』
とのアナウンス
あれっ伊良湖水道じゃないんだ
との疑問も湧いたが、そこは船長の判断
想像するに朝一、アジ五目をやってるうちに
伊良湖のタチの状況を他船より情報収集し
芳しくない状況から伊良湖水道をあきらめて
師崎前の選択となったんだと思います

9時前に師崎前に到着したがタチ船は
かごやさん・おざきさん・まつしんさんくらい
だったが11時前にはエサマツさん~大進さん
知多半島大船団と化した

週初より段々と小型化とともに幽霊が
消えてしまったようです

残念ながら師崎前での釣りとなってしまい
ましたが先ずは目標をツ抜けとして、一投目
からアタリが出てフッキング



覚悟していた通りの指2
もうこうなったら型に拘らず練習あるのみ
水深50~55m、最初にアタッた38~28mに
狙いを定めていろんなパターンで試行錯誤

微速巻き揚げと竿振りから喰わせの停止
とにかく竿を動かし続けてやってみました

自作の仕掛け2本針もまずまずの釣果
1度だけダブルがあった




エサは前の晩に仕入れた生のイワシ・サバ
サンマと船宿支給の塩〆サンマを比べて
みましたが生のエサの方が喰いが良かった




タチウオ釣果は25となって指2~2.5が
ほとんど、指3超えが2本だけありました

3年以上のご無沙汰になってしまいました
乗せて戴き、釣らせていただいた
豊浜 健成丸さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)豊浜 健成丸