2016年05月12日

5/11鮮魚部仕入れ

昨日はお仕事仲間の仕立船に誘って戴いたので
乗ってきちゃいました

お仕事の関係なので、敢えて船宿さんの
お名前は出しません






『 どう考えても荒天免れない状況で
日を改めたらいかが? 』
とお勧めしましたが、テンション揚がっちゃった
お客様がおられたらしく、幹事さんは決行の
決定を余儀なくされました
そうは言っても低気圧の東進とドンピシャな
タイミングでの出港、船宿や船長の判断もあり
港解散もハーフハーフで覚悟しながら現地へ
向かいました

船宿からは
『 どうします?・・・止めてもいいんですよ! 』
やる気満々な方のご意向でそんな言葉も振り切り
準備して乗り込んだ

この釣りなら10人が丁度くらいの船に乗り込んだ
人員は8名、仲間内の久々の仕立船は雰囲気も
和んでやはり気楽ですが天候・海況最悪

港から出てみると10隻余りの船を散見
こんな日に沖に出るお馬鹿は我々だけでは
無かったようだ

しかし伊良湖へ向けて南進しようとしても舳先が
波頭に突っ込み、まともに南へは進めず
徐行するが徐行した分、風と風波に押し戻される
どの船も南下出来ず、その場に留まるのが精一杯
立ち往生で思案した挙句、出港から30分経過後
緊急避難するように片名港前で様子見をしながら
竿入れとなる





天候は雨が振ったり止んだり
気温は高めで寒さは感じなかった
釣り座は右舷トモ2

釣り物はウタセエビを使った大物釣り
一瞬、マダイが良かった日もあったがその後
とても芳しいとは言えない状況が続いていたので
最下針に大きめのカミツブシを打ってマゴチを
意識し、上針2本にマダイ・ワラサ・サワラの
何れかでも出会い頭にぶつかればと目論んで
3本針の仕掛けを繋いだ




釣れなくても仕方無いが乗った以上、自分の
釣りをするしか無いなと半ば諦めと割切って
先ずは購入した中古1000MKの重要な
課題チェック
超スロー巻きはスムースな巻き揚げが出来て
一安心、だが魚からの信号は無い




カサゴやセイゴにも相手にされず、小1時間で
やや風が収まった合間を見計らい、沖の瀬方面へ
向かう
途中の南風が通る筋は海が荒かったがその筋を
通り過ぎるとともに海面は徐々に鎮まった

いつもの倍以上の時間を要して、風の影響が
少ない沖の瀬から北西で仕切り直し



南の風が止んで、海面も穏やかになっていった

外道のエサ取りやカサゴさえも口を使っては
くれない様子、渋過ぎでしたが同船者2人に
アタリがあって各々マゴチ
ここで私にもやっとやっとの初アタリがあったが
喰いこまず
着底からゆっくり30m余り流し込む間にアタリが
出るパターンを掴み、その後1時間掛けて2尾の
マゴチをゲット

上針2本のエサは全く異常無く過ぎていった
船長も点々とポイントを流し替えてくれるが
状況変わらず




沖の瀬に移動して流れ始めた西風に乗せて
浮標めがけてトモ流しを始めた

ここで久々の魚信があったがチャリコ




背後に座った方が嬉しい外道、40cm半ばの
ヒラメを揚げる
この魚は羨ましいかぎり

幾筋か流したがマゴチのアタリも無くて東へ移動
昼頃にマゴチを1尾追加して更に粘ったが
納竿時間を迎え万事休す




あの朝の状況でよく船を出してくれました
乗せて頂いた元栄丸さんに感謝、感謝!です

上針2本はお飾り、全てカミツブシを打った
最下段の針1本での釣果でした



コダイ20cm
マゴチ~41cm

この仕入れではトト庵が・・・













  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(0)七福丸

2014年04月09日

4/8鮮魚部仕入れ

『 あぁ~~~、 アジなめろう が食べたい!』


トト庵の常連様より、たってのご要望があっての仕入れ
責任は重大ですが果たして?


初めての船宿さんにお世話になることにしました
とは言っても海上でも見慣れていて、違和感は
無かった




昨日お世話になったのは 師崎の七福丸 さん
小潮でアジ釣りには今一とは思いましたが、そこは
湾外の大山沖、なめろう分くらいは・・・
なんて楽観的に考えての釣行です


出船前の師崎港内はほぼ無風、日の出の優しい光が
鏡のような海面に反射して絶好の海を予感させる





支給仕掛けはよくある師崎仕様
天秤・サニーかご・錘80号





支給エサは無くなり次第、随時おかわり自由
寄せエサのアミエビ
刺しエサの解凍イサザ





更に仕掛けが1袋頂ける
師崎の船宿さんには何故か好まれる緑のスキン仕様
幹・ハリス2号の吹流し3本針、全長1.9m





集合5:15 5:50岸払い 師崎前6:00発進
船宿到着が4:45、既にアジ船には6本程度の竿が
立っていて右舷トモ2を選択し、タックル等を運び込み
準備をする

出船時には右舷に7本、トモに3本、左舷にも7本程度の
竿が並ぶこととなってほぼ満船、タナが65m前後と
聞いていただけに、お祭り参加も必至だ・・・・・・
なめろう分を死守してプラス刺身?目標20か?などと
皮算用をしながら目を閉じて小1時間の仮眠をとる


タックルは柔らかめのグラスソリッド、電動リールは
ダイワの270を使用して電源は船の電源を使用した


     

7:10頃、大山沖のポイント付近でエンジンスロー
予想に反して風が7~8m/sほどコンスタントに吹いていた

風波があって船が結構揺れている中、釣座に着き準備開始
水深70~75m、船頭指示ダナは65mで投入アナウンス

私は様子見で、62mからじわりじわりと落とし込む
2分ほど掛けて65mまで落とし込んだ時にアタリ
小気味良い本命っぽいヒキにドラグを若干緩めて慎重に
手持ちで巻き上げ

なんと船中最初だったようで、中乗りさんがタモを持って
来て魚を掬ってくれた
中乗りさん曰く
『船の最初の本命は大事にしなイカン』
とのことでした



25cmの中型マアジ


幸先良く 絶好 を予感するが
同じ作戦で64mで次に揚がったのは通称『金魚』
しかもダブルだった





時折63mより下で喰うと19~20cmの小アジ
アジの群れも薄くてタナがとてもシビアな印象でした


ここからタナを62mに決めてポツリポツリとアタリを
拾うが悲しいかな、中型のアジが3回連続でお祭りの
生け贄となって海面に落ちていった


ダメージは大きく、その間仕掛けも頻繁にオシャカと
なって1時間ほどノーフィシュ
空仕掛けの上げ下げだけでも仕掛けをロストする始末

絡まった2号の糸を解くような視力も気力も余裕も無く
どんどん仕掛けを換えていった
前準備で簡単な仕掛けを8セットほど作って行ったので
その点は気分的には楽だった




お祭り参加の合間でダブルなどあって11:00には
何とか、なめろう分の確保に成功

3回ほどポイント替えがあって、その度に水深が変わり
アタリダナが微妙にずれる

そのアタリダナを探るのもまた、趣向がある




発泡酒を片手に海上での花見は サクラダイ
この魚も
『 もう少しタナを上げなさい 』
などとつぶやいてくれる



釣り始めから終わりまでを通して、風がコンスタントに
吹いていたものの気温が高いことで、寒いと感じることは
無く何とか釣りになりました

13時の沖上がりまで集中して最後は小型のマアジが
ダブルでの締めくくりとなりました


熟睡から目覚めると、光溢れる久々に眺める伊良湖が目に
飛びこんできました
絵的にはもう夏の画像、無防備で日焼けしちゃいました





ほぼ満船でも何とか最低限の本命ノルマ達成?となりました
マアジ 19cm~27cm 24尾




初めてお世話になりました七福丸さん
第八 七福丸の船長さん、中乗さん 
なめろうを釣らせて戴き、感謝!感謝!です







  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)七福丸