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2014年10月02日

10/1鮮魚部仕入れ

石花海(せのうみ)のヤリイカが日ムラはあるものの昇り調子
などと情報が入って釣り気を煽られてしまいました

仕事関係の方をお誘いして久々のヤリイカ釣りは
大井川港、正漁丸さんにお世話になりました



昨日は10月に入って竿入れが30分遅くなって6:30に変り
港の集合も5:30でした

豊田を02:45に出発して順調に1時間30分の行程
途中から時折雨が落ちてきて予報にはない不穏な天候

到着時は雨は止んでいたが、釣座くじ引き頃から落ち始め
合羽を着ての準備となった



5時20分頃に岸払い
小1時間の間、船内の仮眠スペースは遠距離からの
私達にはありがたい

但し、ここで嫌な情報を他の乗客から教わった
『昨日網が入ってしまったので、今日は釣れないかも・・・』
テンションは下がるものの、乗ってしまった船である
気を取り直して、目をつぶる

      

私の釣座は右舷の胴、操縦席の入り口に近い位置
右舷4本、左舷5本の9本の竿が並んでいた
右舷の4本は充分な余裕のスペース

ポイントに着いて、準備
船長が網が入った情報も考えて決めたであろう朝一のポイント
近くに他船は見当たらない

竿:D社リーディングXヤリイカ
リール:S社3000MK
仕掛は自作、11cmプラ角と2.5号浮きスッテの交互配置
6本角、幹5号・枝2.5号・間1.3m・錘120号

久々の腕時計、時間が3分ほど早く狂っていて結果的に
竿入れ3分前からオモリを握り締めて殺気だっていたかも

やっとの投入合図で錘を投げ入れ、6連のランチャー砲台から
110mm角弾が6発飛び出しリールが回り、竿を手に取る

水深145m、カウンター50mでリールが回転を止める
1投目から110mm角弾は標的の距離まで届かず
サバ攻撃によってサバの4尾一荷+角弾1個喪失の被害



再度投入し、早速他の仕掛から喪失したプラ角の替わりを
切って接続準備、次回の仕掛回収時に接続し復旧

中層のサバ帯を通過、着底に成功
いろいろなシャクリを試みるが反応は無い

竿入れから30分経過してやっと微小な変化を感じた
優しく手でアワセ巻きして、10mほど電動で聞き巻き
抵抗があらわになって確信、やっとのアタリでした

竿を手持ちでカウンター表示16の抑え気味に巻き上げ
外套長25cmに満たない本命でした



テンション揚がって打ち返すもあとが続かず
ひたすらいろんなシャクリを試すが船中の状況も渋かった
単発で時々、スルメイカが揚がるものの本命の姿が見えず

底付近でサバが掛かるようになって最初のポイントを諦め
十数分の移動

このポイントには20隻程度の船が集結していた
天候は徐々に回復し、実釣時には合羽を着ることはなかった
凪も最高で、ほぼ無風。他船の航行によってできた波だけが
時折、船を揺らす




ここのポイントで、散発の拾い釣り
状況はやはり渋く10時までの釣果は ヤリ7+スルメ1
やはり網が入ってゴッソリ獲られたあとの拾い釣りを実感



10時過ぎに少し固まった本命の団塊に当ったかも知れない
ダブルと単発とトリプルがあったが長くは続かない




用宗港 興津丸



何だか見慣れた連中に似ている一団???
気のせいか・・・
世の中には似ている人が3人、いるらしい


釣果は好転せず、終始渋い乗り
と言うよりもイカがばらけていて群れが小さく、少ないような印象

結局の釣果はサイズ22~27cmの17ハイ
そんな中、自らのバラシ回数が5回を数えたことが悔やまれる
姿を見てからのバラシ3度は多過ぎで今後の課題である



それでも何とか最低限の洗濯物も干せ
漬物も漬けることができました

      


厳しい中、なんとかのお土産確保
次の機会にもよろしくお願いします




お誘いしておきながら同行して戴いた方に甘え、すべて運転
させてしまいました。ありがとうございます
釣らせて戴いた正漁丸さん
そして、海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)大井川港 正漁丸

2014年01月08日

1/7鮮魚部仕入れ

正月中は年中行事で叶わなかった2014初仕入れ
出発時の外気温は




冬本番・・・寒っ!




狙う獲物を何にしようかと悩んだ挙句、ターゲットは終盤の
ヤリイカ
乗せて戴いたのは昨年11月にお世話になった大井川港
正漁丸さんでした



気持ち的にはもっと早くお世話になりたかったのですが
年を越しちゃいました




6時出船、ポイントの石花海まで約1時間弱
富士山側には雲が厚く掛かっていましたが
今年初めて拝む日の出はバッチリ見られました





昨日の釣座は左舷ミヨシ
11月に調達したヤリイカ専用の竿もやっとデビュー
8本角ブランコ仕掛け
幹糸:5~6号
間:120cm
枝:3号10cm
錘:120号

先回とは違う石花海の北東寄りのポイント
一投目、水深は160~170m
底から5mまでサソイ揚げて探索するが反応の無い
時間が続く

20分ほどでやっとアタリ、しかしヒキが御下品で
本命では無いと確信



2014初の獲物は肉厚スルメイカでした



8時になってやっと本命らしきアタリ
揚げる途中に結構な抵抗感を感じたが、良型の本命



今年初本命は胴長40cm越えのオスのヤリイカ
嬉しい!
が、時速1杯は厳しいな~と思いつつ仕掛けを投入




時々単発でスルメが揚がり、干そうかとも思ったが
空に泣き出しそうな雲も出て断念



結局、この釣りでのもうひとつのお楽しみである
富士山は終日、私の目に映ることは無かった




8:30着底から3m誘い揚げてからの停止でアタリ
乗ったのは先ほどと同じ様な型のダブル



調子が上がって気合い充分
というところで天敵登場



下2本の角辺りでクシャクシャ
ポイント移動中に取敢えず仕掛けは交換せず、2本角分の
仕掛けをカットした



移動後にはアタリが途絶えてしまった
1時間ほどアタリが無い時間が続いた

ここからサバの猛攻に遭い、1時間ほど仕掛けの
交換ばかりに時間を要してしまいました
この間一気に仕掛け4となぜか幹糸切れ頻発があり
オモリ3を消費


後半は深場の水深200~220m
11時過ぎにやっと本命がダブル




外道でスルメ




初めて釣ったニギスはプラ角を丸呑み



忘れた頃に本命が単発で乗ったが・・・
その後も時合い無く、13時に沖あがり


本命の目標20にはほど遠い
ヤリ7
スルメ6
2014年初の仕入れは活性が悪い1日でしたが
本命ヤリイカの型が外套39~44cmの型揃いで
釣果はビミョ~
密かに外套50cmオーバーを狙っていたことは内緒!




朝は風波も残って寒かったが徐々に風も納まり
真冬にしては比較的楽な釣りが出来ました


乗せて戴いた大井川港正漁丸さん
ありがとうございました
大失態してしまい、ご迷惑をお掛けしました
今年は度々、お世話になりそうです  
タグ :ヤリイカ


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)大井川港 正漁丸

2013年11月10日

11/9鮮魚部仕入れ



一昨年くらいから駿河湾はヤリイカの有名ポイントで
富士山を眺めながら釣りが楽しめる石花海(せのうみ)
まで仕入れに行きたいと考えていた

仕掛けだけは準備していたのですが昨日、やっと念願が
叶いました

石花海

南北、別々の瀬から成っており、最浅部に至ってはなんと水深32mという
デジカメのGPSデータから昨日は南の瀬での釣りでした


先週のきんべえサンとのカワハギ釣行中も
 ヤリイカ、釣れとるねー 行きたいねー』
と、話題となっていて思い立ったがなんとやら

週央、天候予想はまずまず
あとは船ですが、これには苦労しちゃいました
石花海まで出る船は焼津以遠なら沢山ありますが帰りの
ことを考慮すると近い方が楽、御前崎あたりから相良まで
リサーチした

ところが昨日は空き1つは有ったものの、空き2つ以上は
無くて『タチで、空きはありますが・・・』って返事を沢山
聞きましたが、ヤリだけは譲れない!

船宿調査はだんだんと東へ向かった

結局、ある釣りブログを手掛かりに辿り付いた船宿さんは
大井川港正漁丸さんでした
空きがあるとのことで、きんべえサンに相談して即予約

2:50豊田市内出発、吉田ICから下道10分弱
トイレ休憩・コンビニにも寄って4:20には到着
御前崎より早い

私達が初乗船とのことを伝えると、判り易いように地図を
FAXして戴いた上に
『船の青色回転灯を点けておくので、目印にしておいで』
と配慮を戴きましたがまだ誰もいない暗いうちに到着して
しまい、船もすぐに判りました



5:30集合
6:00出船

釣座はきんべえサンがクジを引いて
きんべえサンが左舷のトモ、私がその前



市販のブランコ5~6本角に予め仕掛けを継ぎ足して
8本角ブランコ仕掛け
幹糸:5~6号
間:120cm
枝:3号10cm
錘:120号
ランチャーが6連発仕様なので、8本角が限界でしょうか



ポイントには30隻以上の船がひしめきあって竿入れ時間の
7時を前に臨戦態勢
朝は風が8m前後吹いていてウネリがあり白波も立っていた

7:00どの船からも一斉に投入のアナウンス
私自身初めてのヤリイカ専門船、実釣開始

一投目、着底は140m、1mほど揚げてゆっくりシャクる
更に揚げてシャクるを繰り返し、5m揚げて再度着底
上品なアタリがあって聞きアワセると乗りました



さいさき良く2杯乗ってました
このあと続かず、なかなかアタらない

時々アタリがあるも欲張って、追い乗りをさせようとして
最初のイカの反応も消える
30分ほどで1杯づつを揚げる作戦に出るが巻き上げ時に
足切れでゲソ釣りの連続
最初はD社のリールで巻き上げ速度18で巻いていましたが
以降16に抑える
ウネリで船がローリングする分も考慮しなければいけない

その後コツコツと単発を拾い釣りしていく
富士山に陽があたって白く冠雪しているのが伺える
徐々に風も弱まって暖かく、贅沢に富士見をしながらの
釣り日和となった



仕掛けの揚げ降ろしの間に船上干しも少々仕込んでいった

一荷での最高は3杯にとどまる
潮が良くなかったのか真後ろの右舷の方とオマツリが3回
あって、やはり仕掛けの予備は多いに越したことはない
サバの被害は1度あった




ツ抜けは11時過ぎ
後半、きんべえサンはコツを掴んだのでしょうか、順調に
数を伸ばしていく

    

半透明のイカにも美味そうな釣れたて、冷酒でもあったら
この場で捌いて一杯ヤリたい気分を抑えつつ釣りを続ける



通年イカ専門で営業されている小林丸さん他、私のPCで
HPがお気に入りに入っているいろんな船も見かけた



残り40分で例の悪い癖が疼き始める
アタリがあってヤリイカが1杯揚がる
早速仕掛け替え、ヤリイカをエサに・・・

    


投入、しばらくでポイント移動で仕掛けを揚げると
エサのヤリイカも息絶え絶えの様相、きんべえサンから
釣りたてを拝借してポイント移動後、再投入


何か、喰わんかな~


竿先がウネリとは違った調子で小刻みに動く、イカが元気に
動いていてくれてる

コツコツと更に違った動きが竿先に表れる
前アタリかも・・・
きんべえサンに『あたっとるかも』と伝えると
すぐに釣り番組に出てくるようなアタリが竿の動きに出ました

もうワクワクでアドレナリン出まくり

充分待って、更に竿先が海中に突っ込んだ瞬間をアワセたら
掛かりました

この瞬間がたまらない!

途中、良い突っ込みを何度も堪能しながら、いろいろな
魚が私の出来の悪い脳みその海を泳いで行った

結局揚がったのはメダイの70cmオーバーでちょっと
がっかり感はあるものの釣りとしては充分楽しめました



これで持ち込んだ大型クーラーもきっちりと埋まり
満足な釣行となりました




初めてお世話になりました正漁丸さんに感謝、感謝!
この船に一目惚れしちゃったかも



またお世話になります
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)大井川港 正漁丸