2021年04月30日

4/28 鮮魚部仕入れ 本編

4:30集合、くじを引いて私は右舷の
ミヨシから3番目に座った

出船から30分程経った頃より船の正面
やや右方向から対峙する風波が激しくなり
ステム右にぶつかった波が砕け、右舷の
面々に容赦無く降りかかる海水土砂降り
を浴びながらの航行となった

コロナ対策で船室に逃げ込めず、ほぼ1時間の
地獄を味わって金洲に辿り着いたのが竿入れ
15分前の6:15

ポイント上の潮廻りでやっと地獄から抜け
出した気分で準備をした






廻りは他に2隻の遊漁船が竿入れ待ち

狙いはシマアジオンリー、先回は全く姿を
拝めなかったので今回こそ!との想いでした






自作ウィーリーの3本針仕掛けを天秤に
繋いで作り置きしておいたイカ短を針に
刺して投入
先ずは朝一が勝負時とみて100号鉄仮面の
コマセ放出を多めにした

1投目からアタリがあったが狙う本命とは
違う外道の魚信、仕掛の胴が10号で枝が
8号なので電動巻上はマックス
すぐにイサキが姿を現した

2投目も同じ、イサキだった






仕掛の針も18号と大き目で作ってはいたが
金洲のイサキは沿岸のイサキとは1~2
サイズ、型が大きくシマアジ18号針を十分に
喰ってくる

船長は点在するポイントをひとつひとつ廻り
シマアジとの出会いを演出するが姿を
見られない時間が流れる

1.5時間ほど一流し一投のピンポイントを
攻め回った
右隣の乗客に一度ゴツイ突っ込みがあって
なんとなくそれらしきやりとり感はあったのですが
残念、サメに仕掛ごと持っていかれた様子


それ以外右舷ではシマアジを掛けた雰囲気は
無く、船中でも盛り上がる様子は無かった

広範囲に探る作戦に代り何投も投入可能と
なり、本命のシマアジは望み薄になったと感じた

ここまでで足元の生け簀ケースにはイサキと
ムロアジが泳いでいた






ウメイロが揚がり出して、3本針3号4mの
仕掛けに変えたが小~中サバ・小ムロアジが
掛かり全てリリース
詰まらなくなったのともしもの交通事故で
出合い頭のシマアジを考えて仕掛けを元の
スタイルに戻した






途中、元のスタイルでもウメイロが喰ったので
これが正解だったかも知れません
但し、良い感じの重みで巻上途中急に重くなって
軽くなって揚げたら上にウメイロ中針にウメイロの
上半身のみ、下針のハリス無しでした
貴重なウメイロがサメの餌食に取られちゃいました

サメの奴らもグルメで美味しいお魚をよく知っている
ムロ・シマアジ・マダイ・イサキ・ウメイロなどは
頭だけ残ってよくかっさらわれるがアカイサキに
関しては喰いちぎられたことは見たことないんです

イサキ入れ食い35cmオーバーの3尾一荷も
度々あった






根気強く粘ってはみたがイサキの活性が
良すぎてほとんどイサキ状態
アカイサキも最終的に10尾ほど喰ったが
全てリリース
移動中は魚の〆・血抜きと忙しい
クーラーが賑わってきたので中ムロもリリース
偶にウマヅラ・大ムロ・ヒメダイ・大ゴマサバと
キープ魚種も獲って、11時を前にクーラーは
外道でほぼ満タン





道具を片付けて横になって寝ようかと考えたが
船宿で持っていくとのことで備え付けの生け簀に
水が入って釣り続行、釣ったイサキ・ムロを
お世話になっている感謝の気持ちで10尾ほど
生け簀に放り込んで参りました




イサキ   ~44cm 50以上
ゴマサバ   ~49cm 6
ウマヅラハギ   ~34cm 1
ヒメダイ   ~35cm 1
ムロアジ   ~43cm 15
ウメイロ   ~32cm 2
シマアジ   ~99cm 0

釣らせて頂いた 御前崎 茂吉丸 さんと
外洋の食物連鎖厳しい金洲の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)御前崎 茂吉丸

2021年04月29日

4/28 鮮魚部仕入れ 速報

昨日は今シーズン2度目となるシマアジの
仕入れに行ってまいりましたが・・・

残念ながら2戦連続の完封負けとなりました・・・
残念!!



  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)御前崎 茂吉丸

2021年04月23日

月川花桃から妻籠宿2021

コロナ自粛で誰もが悶々を蓄えている
自身の欲を取るか、家族の欲を取るか・・・


結局、家族の欲を取り海上での欲を捨てた

昨日は不謹慎ではありますが我家恒例
月川花桃から妻籠宿まで行ってまいりました

人出が少ないうちにと6:30出発
すんなりと都合の良い駐車場に停められ
散策コースを辿った

露店の準備に忙しそうな中、茶菓子と
コーヒーをお願いして満開の花桃に囲まれ
静けさと花を愉しむ小休止
日常の喧騒を忘れて良い時間を過ごす





我家恒例の花桃と妻籠宿のコース昨年は
コロナで花桃祭り中止と行きつけの蕎麦屋も
営業自粛の為に断念しました

2019年は5月第1週に見頃だったので
今年は7日~10日間、花の見頃が早く
なったようです











花桃コースをゆっくり1週して移動
今回は11時の予約をとっての昼食
どちらかと言えば花より団子です



妻籠宿 音吉






お刺身は信州サーモン





御主人・スタッフさんが早朝より採って提供
される各種山菜・筍が食べたくて通っています


山菜の天婦羅 盛合せ





たらの芽天婦羅





ざる蕎麦




朝採れ山菜の自然の力強さを噛み締めては
蕎麦を胃に流し込む
この極上の昼食、我家の春の一大行事です


4名で注文
信州サーモン 1
山菜の天婦羅 1
たらの芽天婦羅 1
ざる蕎麦 4
これで充分に満腹満足

今回は圧倒的な大自然から育まれる
山から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)

2021年04月02日

3/31・4/1 【おしながき】

仕入れ人、出掛ける前はやる気満々
希少な超高級魚 縞鯵 を持ち帰ると
豪語しておりましたので、気合いを入れて
包丁を研ぎ直して待っていたところでしたが・・・

案の定、仕入れ人の腕では縞鯵まで届かず
腕次第ではありましたが久々の新鮮な獲物
魚種もありましたのでなんとか開庵の運びと
相成りました

ご来庵の際は玄関に設置のアルコールで
御手指の消毒にご協力ください


                          亭主

=======  【おしながき】 ========









【強 肴】
馬面剥薄造り 肝添え







【焼 物】
真鯛 兜 汐焼き







【煮 物】
黒鯛 真子煮








【御 造】
3/31 御造り参種







真鯛背の身 湯霜







護摩鯖 〆物






真鯛腹の身 湯霜








【揚 物】
乗込真鯛 白子 揚げ出し






【御 造】
4/1 御造り参種






真鯛 腹の身







〆護摩鯖 炙り







真鯛 背の身








【汁 物】
粗 大根 味噌汁






海の中では早くも恋の季節か
かなり成熟した白子がなんとも嬉しい
おませな真鯛は男の子でした





厳しい御前崎沖の釣り道場
今回も海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)マダイサバクロダイウマヅラハギ

2021年04月01日

3/31 鮮魚部仕入れ

随分のご無沙汰でした
自己のブログにログインすること自体が
やっとかめ、表面に現れていないコロナが
なんとなく不気味に増殖してるように感じて
いるのは私だけでしょうか

コロナワクチンの接種は当初、計画されて
いたオリンピック開催前よりも随分遅れそう
ですが、政府や五輪関係者はオリンピック
開催を強行に推し進めているようにも感じて
います

このまま開催となれば希少ながらも世界中
からの変異コロナが検疫網を掻い潜って
日本に集結するでしょうし、日本中の人の
攪拌が一気に進んで、あちらこちらで大小の
クラスターが発生し、さらなる変異ウイルスの
出現も無いとは言えない
五輪後の日本は今までに無い壊滅的な状態に
陥るのかも知れません

そうは言ってもコロナ自粛がこれだけ続くとねー
発散したい気持ち、誰もが持っていますよね
私の釣行も随分減っています平常時の半分か
それよりも少ないかもしれません

今回はいけない事と判ってはいますが越県して
静岡の船宿さんに仕入れに出掛けました

釣り種はコマセマダイですが裏の大本命は
超高級魚 シマアジ
マダイを狙いつつ運が良ければシマアジが当たる
宝くじの様な釣りですが果たして・・・



お世話になったのは 御前崎 茂吉丸 さん
6時前に乗船者が全員集合してくじ引き





引いた数字によって釣座が指定される
私は右舷の後ろから3座目に座り準備して
出船





船宿推奨仕掛けはコマセマダイの4号ハリス
8mですが10mを繋ぎました





恐らく天候は快晴・・・の筈ですが
黄砂曇り と言ってもよいのかも知れません
富士山どころか航行中、目の前にある通称メロン
さえも霞んでました

竿入時間の7時を前にポイントには20隻ほどの
遊漁船が集結





竿入れ1投目、4分ほどでモゾモゾとした
魚信があって軽くアワセると針掛かりした





巻き揚げ時は重鈍な抵抗感があって正体は
黒鯛でした
本命ではないものの先ずは幸先が良い感じ
どんどん続くかと思いきや一向に反応伝わらず


船長アナウンスでは潮が動いていないらしい
おまけに右舷は少しだけ流れている潮の上に
なっており、ハリスの回収は船底からとなる

左舷からは時折、賑やかな声も聞こえて何となく
良い釣果もうかがえた

久しい魚信からの針掛かりも42cmの
ゴマサバに終り、再び沈黙の時間帯

更に1時間ほど経過
仕掛投入してコマセ振り、タナとり後キーパーに
竿を掛けて腰をおろしたら竿が無負荷になり
左右とオマツリかと見回すも右舷に該当者無し
左舷の方とマツったのかと思いながら10m以上
巻き上げたら魚の感触が伝わって、回収すると
外道のウマヅラハギ
100号のコマセビシ引っ張ってどんだけの
喰い上げ!!
すぐに肝和えが頭に浮かび外道ながらも
嬉しい獲物





この時点で船中~2Kgまでのシマアジが
揚がっていたようです
私にはシマアジどころかマダイでもかやの外

持ち込んだ特エサはイカ短の赤・緑・プレーン
エサ摂りは多くて付けエサのオキアミは
3分で無くなって帰ってきた





イカ短にも反応悪く、付けエサの耐久性のみが
敢えて言えば長所だった


ラスト1時間30分ほど
船長は御前崎方面に中移動
この時点でシマアジが私の頭の中から消える

右舷ミヨシに座っていた若船長と話して
みると潮がいってないので、長過ぎかも
知れないが13mの仕掛けに替えたとのこと

私も仕掛けの変更を試みる
イサキが着いているポイントということもあり
3m3本針に2mほど足して試してみた

暫くしてイサキを1尾確保

しかし掛けてもイサキじゃぁねぇー・・・そんな
心中で糸を垂らしていると若船長が何やら
良さ気なファイト

揚がったのは60オーバーのマダイ
シマアジも1尾獲ってるし、流石だわぁ~!

堪らず私も10mの仕掛けに3mを足して
13mにして辛抱しながら手返しを繰り返す

残り30分程、夢か幻か!竿先が水面に突き
刺さって力強く胴が躍動した

アワセを入れて巻き始めるも型はそこまででは
無い感触でしたが丁重に遣り取りして獲れた
魚は一応、本命マダイ46cm
乗っ込みがかってやや黒ずんでました






これで何とか釣りに行った感を感じる仕入れ
となった


残り僅かな時間でしたが諦めず、最後まで
手返し





最後の最後もイサキが喰ってくれて納竿の
時刻となったのである
結局、船で5枚以上のシマアジが獲れたが
私への配当は無く、撃沈に終わった


クロダイ    43cm 1
ゴマサバ    42cm 1
ウマヅラハギ 29cm 1
イサキ   ~26cm 2
マダイ    46cm 1

次は金洲でお世話になります!
釣らせて頂いた 御前崎 茂吉丸 さんと
外洋に近い御前崎の豊かな
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 10:00Comments(4)御前崎 茂吉丸