2016年01月09日

1/8 【おしながき】

とうとう寒~い冬がやって来てしまったようです
自然と昨日の晩酌は熱めの燗酒で飲りたい気分

ゆっくり風呂に入って、あまりの魚など相手に
呑み始めたのであった


【煮 物】
宗田鰹 角煮
残りの鰹はやや甘めの煮汁で昆布と炊いておいた








【御飲物】
鬼笠子 鰭酒
年末の鬼退治の戦利品が良い具合に乾きました






炙った鰭を熱めの燗に落としたら蓋をして
待つこと、暫し




蓋を開けて香りを楽しみ、口に含む
独特なだしを味わって後、流し込むと
五臓六腑から温まる






【御食事】
大鯖 炙り〆鯖棒寿司




鯖はご一緒した爺様のお孫さんが仕留めた獲物
残念ながら、鯖が食べられないご一家だそうだ


護摩鯖ながら45cmに迫る立派な型
型が大きすぎて、酢飯の分量は全体の半分以下
〆鯖好きな方には堪らない逸品






いけません!冬将軍が乾いた空気を持ち込んで、呑んだ覚えも無いのに酒の蒸発が早過ぎます  おかわり~!





空気が乾燥しています
くれぐれも火の元にはご注意ください!
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)カツヲサバオニカサゴ

2016年01月08日

1/6 【おしながき】

初めてお邪魔した黒潮からの分流も入る三重県は
錦の海、流石に豊かな海を感じました

三重県水産研究所の海況速報1/7版 によると
三河湾内の海水面温度が13℃に対して錦周辺は
18℃と5℃の温度差があったことになる



新春を迎えたトト庵厨房、仕入れ人の危うさは
変りない気もしますがそれでも、海の豊かさに
助けられ、多少は華やかな魚種が揃ったようです


初登場はイトヨリ、綺麗な魚です
筋状の模様が泳いでいるとき金糸を拠るようだから
金線魚とも呼ばれているらしい



2日目の昨日の方が断然、甘味を感じました


大きな真鯵をなめろう用にぶつ切りにするのは
勿体なくて贅沢なお話であります
これも釣魚料理の醍醐味なのかも知れません

   

2尾のなめろうですが、いつもの鯵の6尾分の
量がありました



                          亭主


=======  【おしながき】 ========








【御 造】
錦 大皿







金線魚 湯引き





宗田鰹 たたき

   



小鯛 三分〆





真鯵






【御食事】

真鯵 なめろう丼





釣らせて戴いた鯛屋さんと豊かな錦沖の海
そして、海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)カツヲアジチダイイトヨリ

2016年01月07日

1/6鮮魚部仕入れ

1/5 冬季連休中の仕事も最終段階、順調に片付け
られたら 1/6 にアカムツかヤリイカでもと目論んで
いたところにメール受信
ここのところ2回連続で同船している爺様からだった
  明日、釣りに行きましょう   大きな アジ が釣れるよ~!  
との誘い文句だった

朝一から客先の安全検査で軽微なご指摘を賜り
早速、対応して午前中に終了
爺様の絶妙の誘いに思わず喰い付いてしまった

待ち合わせ場所で合流、同乗させて戴いて錦まで移動
いつものお孫さんと3人での仕立てだそうだ


紀勢大内山インターで紀勢自動車道から降りて
ナイトラウンジ ESAKICHI
で一杯飲って・・・



ではなくてエサの調達です
同じ敷地にサークルKもある為か店内では見るからに
磯師・筏師と思われる釣り客で賑わっていた

3人分の撒き餌と付け餌を購入して船宿へ向かう

   

爺様曰く、喰いが良い日は3Kg入りのクラッシュ
オキアミが1袋では足りないらしい
クラッシュオキアミ2袋と刺し餌オキアミLLを調達

乗せて戴いた船は三重県で、かなりメジャーな船
三重 錦 鯛屋旅館 さん
豊富な種類の釣りに対応している


空は曇っていて雨が降るかも知れないので、合羽を
着込むが寒くはない



船宿のコマセビシ100号にクラッシュオキアミを
詰め込み、天秤の先にはクッションゴムと2ヒロ
2本針の船宿仕掛が繋がっている




水深は75~80m
最初のポイントで4投ほど投入するが反応無くて
空振り
少し深いポイント移動して3投目で反応があって
最初の獲物は40cm前後のマアジ、確かにデカイ



デカイだけに船中、『 バラシた~ 』の声も複数聞かれ
船宿仕掛の針にネムリが無かったので自作のネムリ
付きのアジ針が結んである仕掛に交換

これは時合いかと手返しをするが表層に近いタナで
ソウダガツオに邪魔されてとてもじゃないが着底に
至らず、40cmを軽く越えるゴマサバまで寄って
再び移動



黒潮に近いだけある
この時期にソウダガツオ、如何に暖かい海であるのか


移動して最初の2投くらいはコマセを振って魚を
寄せる作業、クラッシュオキアミがやや粗くて
コマセビシの網目が詰りがち

投入・巻揚げの時間でコマセを更に粉砕したり
付け餌のオキアミの尾羽根をカットしたりと結構忙しい

着底したままでは外道のヒメ等に付け餌を喰われて
しまうので、着底する瞬間も見逃せない

良いアタリから初めての魚にご対面
よく肥えた立派なイトヨリ



イトヨリを始めて釣った
活きたイトヨリは綺麗だった

ポイント保護の為だろうか、釣れていたポイントから
深い場所に移動した
表潮が緩くなってきている

移動してからアマダイを狙うとのこと
クッションゴムを外すよう指示されて、底近辺を
コマセを振って狙う

チダイが喰ってきたが本命がこない



しばらく手返しだけの空振りが続いた
表潮も止まり、完全にPEが下に垂れる

浅場に移動するがアタリは無かった


  お孫さん、爺様仕込みの誘いが似ている
 



序盤1時間余りの釣果からほとんど増えず、大失速
時々出るという50cm越えマアジとは縁が無かった




釣果は今一だが海面は春先の穏やかな凪の様相
心地よく揺られてまいりました




2016年、最初の仕入れはやはり微妙ながら
寒いと感じた瞬間も無くて快適な釣り日和でした




お誘い戴いた爺様とやっぱり釣りが上手いお孫さん
お世話になり、ありがとうございました
釣らせて戴いた鯛屋さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)大紀 錦 鯛屋旅館

2016年01月03日

12/31【おしながき】

2015年を締めくくる仕入れもやはりパッとはせず
同乗者の中でも最低の仕入れ量となりました

2016年の年替りに期待
でも他力本願ではいけません 何か変えなくては・・・






貧果ながら注文の鬼笠子、入りました
一番大きな鬼は兜をも叩き切って成敗、おまけに
煮えたぎる鍋の中に放り込んでやりました





鬼退治で赤鬼を成敗し、除夜の鐘とともに2015年の
厄も落ち暮れて、2016年を迎えることが出来ました

                          亭主


=======  【おしながき】 ========


を 喰らう



【強 肴】
鬼笠子胃袋 肝醤油和



沸騰した湯の中で泳がせた胃袋を生の肝を裏漉しし
醤油とともに和えました




【鍋 物】
鬼笠子の皮目の旨さは格別
味わうなら湯引きか鍋かと迷った挙句、今回は皮付の
しゃぶしゃぶで決まりです




鬼笠子の
熱を通しての食感はなんとも楽しくて旨い




新しい年を迎え、どんな魚に遭えるのか
とても楽しいところです

志摩沖の豊かな 海から与えられた獲物に感謝、感謝!
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)オニカサゴ

2016年01月01日

2016 明けまして おめでとうございます

2016年 明けまして おめでとうございます





  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)