2016年10月24日

10/22 【おしながき】

仕入人、自分の拙い腕を棚に上げておき
魚信たったの4回だけ、活性が低過ぎる日に行ったのが敗因
などと戯言を申していますが、同日の他船は
それなりに数を揚げていて、やはり仕入れ人の
腕の未熟さを感じざるを得ない釣果でした

                          亭主






=======  【おしながき】 ========


【御 造】
平目






縁側
独特の噛心地と脂の広がり、そして口の中で
あとを引く味の余韻が嬉しい逸品





【御食事】
浜馳・平目の握り








平目の下に仕込んだのは汐昆布






【吸 物】
平目 粗吸





厳しいながらもなんとか釣らせて戴きました
豊浜 大進丸さんは翔船長、そして
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)ヒラメハマチ・ワラサ

2016年10月23日

10/22鮮魚部仕入れ

昨日の休みは前日に確定、前夜に釣行決定
さて・・・何の仕入れに?

行きたかった石花海ヤリイカは予約で満船

いろいろHPを渡り回った
豊浜の大進丸さんと竜宝丸さんが早々と
ヒラメ釣りの為のイワシを入荷していた

ヒラメは徐々に釣り漁られてシーズンの
後半の一番美味しい時期(1月頃)には
行っても寒いし、釣果ゼロを覚悟しつつの
仕入れになる

昨日が今シーズン2日目、下手な仕入人にも
簡単に釣れるものと確信しての釣行でした

乗せて戴いたのは 豊浜 大進丸 さん
3時半到着で、受付に置いてある各船釣座の
予約用紙を見る
第八の空き座は胴にひとつだけ、第一は半分
以上空いていて、左舷のトモ1に空きを見つけ
そこに名前を記入した

大山沖まで約90分、いつものことながら
釣りに向かうこの時間がとても長く感じる

ポイント付近に到着して、出港前に豊浜前の
生簀から掬ってきた活きイワシが配られる






一投目投入、すぐに中層で錘の気配が消える
船底に糸が伸びていて、こりゃまたペラかと
嫌な予感がしたが、魚の気配有って回収すると
大トモの方のPEを巻き込みながらシイラが
揚がってきた





なんとも仕入人らしいお粗末なスタートだった
一投目から仕掛け廃棄のトラブルは所要時間
15分のロストで焦る

船中、たまぁ~に本命がタモ入れされるが
想い描いていた爆釣の予感さえ無い時間が続く

翔船長も入れ喰いポイントを探し、小さい
移動を繰り返す

実釣開始から1時間を経過していた
半分以上の方が本命1~2枚を獲っていた
8:20移動して投入後、即アタリから直ぐに
喰い込んでくれて今シーズン最初のヒラメに
巡り逢えた




その後もアタリが無い時間が延々と続いた

最初の本命から実に1時間20分の間
魚信無し
たま~にある前アタリで海底を釣る

仕掛けをやや持ち上げ、エサを動かす
サソイでやっと掛け、揚げた獲物は残念!
外道のハマチ





ハマチを揚げたのが9時40分
なんとも厳しい日に来てしまったと考えつつ
いやまだまだ時間は充分と自分を励ます

1日に1~2回は体験するイワシに付くヒラメの
鋭い歯による引っ掻き傷も一度も無し

エサも取られず、皆さん弱ったイワシを放り
投げるので、船尾はカツオドリが鳥山を形成
している

10時15分ころのアナウンス
イワシの数が少ないので、弱っていても使うようにしてください
活きエサを自分で補充しに船内生簀に行くので
残り少ない状況は解っていたが他にも生簀が
あってそちらにもイワシが泳いでいるんだろう
くらいにしか思っていなかった

エサが無くては釣りにならない・・・
自分のバケツにはかろうじて泳いでいるイワシが
たったの3匹、流石に

今日は終わったヮ  


ほどなく大きな移動




結局、伊良湖水道まで戻る
生簀には生きたイワシは泳いではいない





弱ったイワシでも皆さん変わらず、釣り続ける


そんな折れた心が蘇った
近くで操業中の第八とランデブーして
イワシの補充に成功したのである

再び奮起しての釣りは残り1時間
伊良湖に戻ってきてからも活性上がらず
確認出来た範囲では左舷で1枚揚がっただけ

水深16~60m、点々とポイントを替え
流してくれましたが状況変らず

12:50 とうとう沖揚がり予告のアナウンス
この流しで、本日は終了となります
最後まで状況変らずか
と思いつつ竿を動かしていると魚信があった
充分喰いこませアワセると
掛かったぁ~!



12:55 やっと両目が開きました

私が掛けたすぐあとに隣の方も本命ゲット
その方は本命ゼロだったので、なんとも劇的な
ラストシーンをお迎えになられ、とても喜んで
おられました
お気持ち充分判ります私もいつもそんな危険に
隣り合わせで釣りしてますから



ハマチ:46.5cm
ヒラメ:43cm 45cm
20cm強のソゲではなかったのが救いカモ

シーズン2日目の釣行で、目標5枚あわよくば
???を確信しての仕入れはやっぱり撃沈で
終わったのである  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)豊浜 大進丸

2016年10月10日

10/8 【おしながき】



35~50cmほどの真鯛を3~4枚、浜馳を
2本ほど仕入れを頼んだんですがねー
今回も仕入れ不調の為、主役不在の間抜け料理に
なってしまいました





                          亭主


=======  【おしながき】 ========



【焼 物】
真鯛 汐焼






【揚 物】
真鯛 唐揚






【御 造】
大きな真鯛が主役を張って、浜馳を脇役に
添えたかったのですがねー
なんとも主役不在では・・・







【〆 物】
真鯛 3分〆







【煮 物】
真鯛 煮付 沢山出来ちゃいました





腕悪く結果が伴わず、残念!!
真鯛を求めてかなり南下して戴いた
かごや丸さんと
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)マダイハマチ・ワラサ

2016年10月09日

10/8鮮魚部仕入れ

週央、昨日の休日決定が早めに確定した
師崎が大漁祈願、無病息災を願って行なわれる
羽豆神社の祭礼があって組合一斉休船日



この割引券の存在で決定!
大井 かごや丸さんに乗せて戴き、シーズンに
入った秋のウタセマダイ釣りに行ってまいり
ました

時折小雨舞う行程の中、順調に車を走らせて
大井港到着が4:15頃、既に10台以上の車が
駐車場にあった

揺れる草木を見ながら車から降りると強風
太刀魚船から大物船に渡る時も交互に上下
する2船に危険を感じた

少しの雨は覚悟しての釣行でしたがこんな強風は
想定外
大井港内でこんな状態では神島の向こうは・・・

右舷はほぼ竿が立っていたので左舷艫2に
ロッドキーパーをセットして準備し、早目に
キャビンに横になる
5:20頃、船は岸を離れた



50分ほどしてエンジンスローダウン
着いたかと思い、起きあがってみると右舷に陸が
間近に迫っていた



答志島の漁港だった
ウタセエビを買いに答志島に寄ったのである
タイムロスはあるがエサが無くては始まらない
いやむしろ、フレッシュなウタセエビで釣りが
出来ると喜ばなくてはいけない

まだ30分以上は掛かると決め込み、再び横に
なった



答志島から比較的スローで移動したポイントは
ゴリン
やっとこさの戦闘開始である

久々の魚釣りだった
昨日は攻撃的にアワセを入れて掛ける釣りが
したかったので、やや硬めの竿をチョイスした



仕掛けは研究に研究を重ねた丸秘胴突3本針
上から
幹糸:8号150cm
上針:13号ハリス6号150cm
上間:6号300cm
中針:13号ハリス6号60cm
下間:6号250cm
下針:11号ハリス6号60cm
捨糸:4号125cm
 
錘は60号から潮の流れに合わせ軽くしていった



配られたウタセエビは比較的小ぶりが多く
13号の針には上手く座らない
小さいエビは全て尾羽を齧りとって尾掛けに
刺していった

最初のポイントでアタリも出て下・中段のエサが
よく取られ20~26cmの小鯛を4枚拾った

そんなタマポツの状況も30分で終了
錘を10号に替えて70m越えまで仕掛けを
流して回収しても3つのエビが健在で戻って
くる始末

船長も移動を決断し、アンカーを回収して
ゆっくり南下を始める



大進丸さんが後から追い抜いて行った
移動中に獲物の鰓切りと尾鰭付根の脊椎骨を
分断して血抜き
ここまで焼きサイズにとどまっている

なんとか思わずドラグを緩めてしまうくらい強烈な
三段引きを味わった上で、勝利の美酒を片手に
刺身や湯霜にありつきたいところだ



かなりの時間を要して南下し、アンカーリング
すぐにコマセが効いてプチ入れ喰い
但し型は先ほどのサイズを出ない小鯛ばかり

時折、フワリフワリとした触感の中に錘の
テンションが消える
ハマチ・シオの存在を確信してエサを動かしてから
ゆっくり底に下げて停止、僅かなアタリに鬼アワセを
入れて掛ける
揚げるとやっぱりハマチ

プチ時合いがあったがマダイは何れも小型で
時合いも約30分で終了
ここでもせいぜい焼きサイズにとどまる



最後の移動で13:15沖上がりまでアタリが
あったがやはり、型は変らずでした



マダイの刺身、食べたかった・・・  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(7)大井 かごや丸