2013年05月28日

ズッキーニ収穫

怪しい作業 のその後



広大な 極狭トト庵農場初挑戦のズッキーニは
めでたく受粉・結実し、最初の収穫は先週初め
20cmに達する直前に2本、昨日も2本を収穫

  


今朝も約18cm・15cm以下、受粉した実を数本
数えることが出来、2株で2~3本/週のペースでの
収穫が見込まれる

各花単体の開花時間が数時間と短いようで、今回の
株数2株という少なさも影響し、雄花と雌花が同時に
花開いている確立も低い
受粉に失敗した実もチラホラ見受けられる

  


洋食ではおなじみ、比較的癖の少ないズッキーニ
トト庵でどのような【おしながき】に取り込むのか
今後の課題ではある  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)青果部

2013年05月22日

ウッカリカサゴ

大王沖東の水深約60mで釣れたウッカリカサゴ




由来は、平安時代の物書き(いわゆる学者さま)
安倍宗明が魚の名を、ほとんど名づけ終わったと
安心していたら見なれたカサゴが別種で、これを
うっかり忘れていたためとされているらしい


ウッカリカサゴのくっきりと白い班紋模様には
縁取りがある





一般的におなじみのカサゴには白い班紋模様に
縁取りが無く、白い班紋模様さえぼやけている





お刺身で食べ比べてみました
魚は同じ種類・同じ時期・同じ産地でもお味には
個体差がある場合もあり、また大きさでも違います




一概にはどちらとは言えないかも知れませんが
今回は甘みと旨みの点で一般的におなじみのカサゴ
に軍配があがりました


どちらさんも私なんぞの垂らした釣り針に引っ掛けた
エサに喰いついてしまった点では、ウッカリ者には
違いないといったところでしょうか  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(0)カサゴ

2013年05月21日

5/19【おしながき】



6月あたりまで多くの薔薇の開花時期
あいもかわらず低調なトト庵の仕入れ、せめて器の
上だけでもと、仄かにピンクを帯びた艶っぽい花を
咲かせてみました


うちの仕入れ人も年に何度かは華やかな花を
咲かせて欲しいものですが・・・


                         トト庵亭主


=======  【おしながき】 ========


先ずは船宿から頂戴した新鮮な片口鰯






【炊 物】
炊きあがったのは骨まで頂ける佃煮






【揚 物】
唐揚の上に積もったのは青海苔 風味溢れる一品






【強 肴】
トト庵定番 肝胃串(塩焼き)






【御造り】
真羽太・うっかり笠子 お刺身






【焼 物】
真羽太・うっかり笠子 兜焼






【御食事】
粗吸い






釣った魚を針に付け、更に極上の魚を追い求める
ハイリスクハイリターンな大人の釣りでしたが
エサ釣りに手間取り、朝マズメの貴重な時間帯を
逃すリスクを負ってしまいました

それでもなんとか獲物もあり、仕入れ仲間の皆さんと
初めてお世話になった相差魚勘丸さん
そして、海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(0)イワシカサゴハタ

2013年05月20日

5/19鮮魚部仕入れ

昨日はトト庵の仕込み用で、煮干?を作る為の材料
カタクチイワシの仕入れに行ってまいりました???

乗せて戴いた船は初めてお世話になる
三重鳥羽相差 魚勘丸さん です

金曜の昼休みに仕入れ仲間のまこべサンからメールが
入り、同行予定者に欠員があったらしくてどうかと
お誘い戴きました

02:30豊田市内にて、かねてからよくお名前を伺っていた
凄腕仕入人のたけさんと合流、高速に乗って伊勢まで走り
下道約30分で4:30到着



民宿も営まれており
到着後は時間まで、くつろいで過ごすことができる

集合時間前に港に移動




5:50港を離れ本命カタクチイワシのポイントへ向かう
湾内べた凪の中、滑る船の上で、タックル・仕掛けを準備






サビキ仕掛け 幹・ハリス1.5号6本針錘15号

投入するも竿先が微妙に震えるアタリで6~7cmの
魚が付いてくるがこれでは使い物にはならない

的矢湾内を探索しながら仕掛けを下ろすとマイワシが
重連で掛かってきた
サイズも大きいものは20cm近い

ただ群れの足が速く再投入ではほとんど掛からず苦戦
移動する度に1投掛かるかどうかという状況

おまけにタナがシビアで誰かが重連してもその隣には
全く掛からなかったりしていた

船長はミヨシ・トモの生簀を見に走り、首をかしげて
渋い顔



本来3人分のエサなら真っ黒に見えるくらいが必要らしい


時間をかけて北上、7:30隣の湾入り口付近に移動する
魚探の記録があっても船中の竿に反応なし

手返しなど関係の無い状況と考えて一発勝負作戦に変更
道糸1号、ハリス0.6号の細仕掛け6本針を追加して
12本針にしたが以降、イワシが掛かることも無く
8:30を過ぎてしまった

この時点で船長はとうとう、イワシの調達を断念
30分ほどでこのミッションを終了する予定でいたが
2時間半を費やしても不十分、厳しい状況でした


本命調達はここまで、今度はおまけの?
外道??釣りの始まりです

実績のあった MOMOさんの仕掛け から参考に
用意したのは
幹12号
枝間1m 胴付2本針
ハリス7号・8号 40cm
針伊勢尼14号・11号
捨糸30cm
錘60号

25分ほど移動して実釣開始
私にとって活きエサの泳がせ釣りほどワクワクする釣りは
ありません

第1投、投入してすぐ竿先に変化、手持ちにして構える
イワシが暴れているのか
魚が活きイワシを捕食中なのか
どんな咥え方をしているのか・・・

頭の中で仕掛けの先の状況を想い描く、言わばイメージの
釣りです


どのタイミングでアワセを入れるか?スリル溢れるアワセの
瞬間にエクスタシーを見い出し、その瞬間の魅力が私を
とりこにしているようです

竿先が入った瞬間、間髪を入れずアワセると
反応が返ってきました
針掛かりに成功したようです

ヒキを楽しみながら揚がってきたのは
ウッカリカサゴ 38cm




エサを付け替えて投入すると即、竿に変化
先ほどと同様、イメージを組み立ててアワセの瞬間を迎え
針掛かりに成功
今度はマハタ 31cm

再びエサを付け替えて投入するとさらに即、竿に変化
今度も針掛かりに成功
再びマハタ 同じサイズ



次はアタリを針掛かりさせられず、連荘終了
終わってみれば、これが痛かったようで次のカサゴを
獲った後からアタリが遠のき、沈黙が続きました



底潮も流れていないのか、喰わない時はホント喰わない
イワシを含めてとても活性が低い日だったようです
12時半を回ってポツリポツリと雨も落ちてきた
アタリも出始めた13時に沖上がり

喰わないおかげで、調達に苦戦して不足が予想された
活きイワシが最後まで足りてしまいました


相差のイカダにも5度は乗ったなぁ・・・
20年も前だったっけ



釣り始めの入れ掛かりは何だったのだろう・・・

釣果の方はカサゴを1尾追加したのみで終了
またしても下手なりの釣果です




船上7時間のうち、2時間半をエサのイワシ釣りに
費やしてしまいました
まこべサン、最後まで運転お疲れ様でした
釣りの話題が豊富なたけさん、お疲れ様でした
ありがとうございます

魚勘丸さん、お土産の干しアオサ・片口鰯まで
頂いてありがとうございました
またお世話になると思いますので、よろしく
お願いします



潮時 2013/0519 鳥羽
長潮(9)
日出 04:09
日入 18:52
00:27 157cm
06:55  89cm
12:40 136cm
18:50  69cm
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(10)相差 魚勘丸

2013年05月16日

外壁・屋根リフォーム1 

早くも築16年、小さくても住み慣れた我が家




外壁は雨水濡れと乾燥を繰り返し、サイディング材に
反りが発生しての割れが数箇所



比較的陽当りの良い部分では目地のシーリングに
ヒビ割れが発生




湿気を帯びてモロくなり欠け始めた部分も発生




屋根のカラーベストについては、陽が当らない部分は
ところどころ苔とおぼしき植物が人知れず静かに棲息し
部分的にカビが生えた痕跡が不思議な紋様となって
神秘的に描かれている

年に数社、視力の良い業者さんがここぞ!とばかりに
飛び込み営業に訪れており、塗料や施工方法の話を聞き
その都度会話を交わしながら、ネットでも少々勉強はした

同じ百数十万円を支払う車などの画一的商品とは違い
塗装リフォームは品質のバラツキ・塗料の種類・施工方法
各工程で異なった職人さんの仕事・サービスなどなど
契約段階では全て把握して理解でき得るものではない

各々が各業者様々で、比較基準がほとんど無く曖昧で
判断にとても困りました

でもこればっかりはタイミングや相手との会話の中から
得られる技術的知識・こちらの疑問点への対応の仕方
担当者の人間性・会社組織・等々をひっくるめての信頼を
得た実感が無ければ、首を縦には振れなかった

そして今回、施工会社の担当者と御縁があったのでしょう
担当責任者を信頼した上でお任せし、大枚はたいての
リフォームを決断したのである




※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

契約した工事内容を箇条書きにすると以下の通り

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

外壁
 バイオ洗浄
 高圧洗浄
 ヒビ割れ・反り 補修
 外壁塗装 下・中・上3度塗り EC2000-DG-IR(アステック) 

      


      


 破風塗装 4Fフッ素セラミック (日本ペイント)
 鼻隠し  4Fフッ素セラミック (日本ペイント)
 軒天塗装 ケンエースG-Ⅱ(アクリル樹脂)
 雨戸塗装 4Fフッ素セラミック (日本ペイント)

屋根
 高圧洗浄
 屋根塗装 下・中・上3度塗り ガイナ 
 タスペーサー取付

シーリング
 コーキングA サイディングジョイント部
 コーキングB サッシ廻り部分
 コーキングC その他接合部シーリング

仮設工事
 足場架払い工事
 ネット養生

ベランダ
 防水工事 4層FRP防水

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


今日の工程はシーリングの2日目
工程表によると今月中には完了予定

外壁・屋根ともに担当者から数種類提示された塗料の
うち、最も適していると推奨された比較的高価な材料を
涙を呑んで選んだ

支払った金額が高いか安いかの評価に関しては
 いつやるの?
 今でしょ!  

というわけにはいかないので、5年・10年・15年~と
経過してからの評価となる  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)報道・スポーツ・生活・食

2013年05月15日

ァア~~ン、ィ・イヤ~~ン

今朝は滅多に撮らない植物の画像


雄花






雌花





広大なwww トト庵農場にて
昨日たまたま撮った画像




今日ふと覗いたら3つのつぼみが一気に
開花していました
ちょっと感動しちゃって早速デジカメで撮影




ここから先は
ファミリーフィルター
子供は見ないでね~! 









綿棒が見当たらず、ティッシュを用意して
ちょっとエッチな作業




雄蕊君
『うっ、あっ、あっ、あぁぁ~~~~』




雌蕊ちゃん
『そ・そんなとこ、だめぇ~!、ァア~~ン、ィ・イヤ~~ン』





3週間前に購入、初めて植えたズッキーニの2株
念の為、朝っぱらからエッチな作業しちゃいました  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(0)青果部

2013年05月14日

5/12【おしながき】

『仕入れ人』急募!




頼んだ魚をきっちり仕入れられる
仕事の出来る仕入れ人が欲しい・・・


                        亭主


=======  【おしながき】 ========



【焼 物】
笠子 塩焼き

  



笠子胃袋・鯵卵 串焼

  




【炊 物】
笠子 

  

最終兵器によってもたらされた獲物は
煮魚になりました

  



【御造り】
魚二種でも盛り合わせ?





笠子湯霜

  



笠子御刺身

  



真鯵御刺身

  




ここのところ他県の海に浮気ばかりしていて大山沖の
海からの洗礼だったのでしょうか?
いやいやひとえに腕の悪さが結果に出ただけでしょう


乗せて戴いた竜宝丸さんと
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アジカサゴ

2013年05月13日

5/12鮮魚部仕入れ

先週の御前崎沖の仕入れでは魚からの魚信が
4回ととても少なくて、欲求不満気味の1週間を
過ごし、どうしても行きたくなってしまいました

さてイカも始まったけれど・・・
と狙う獲物を迷った挙句、先週の御前崎沖イサキが
美味しかったので、苦手なイサキに決めました

イサキ専用で出撃してよく釣れたためしが無い
と言うか学習効果ゼロなので例年低レベル
『イサキごときで・・・』
というナメタ考えを持っているからいけない

お世話になったのは豊浜竜宝丸さん
4:30出船で3:30前に到着
釣座は早い者から選択なので、竿を掴んで船に乗ると
トモどころか両弦、後ろから4本の竿が立っていた

前夜の予約時点では10名近い予約客だとの情報
3:30でほぼ最後の到着?
しょうがないので、右舷のミヨシに竿を立てのんびり
準備して前のキャビンで仮眠体勢に入った

船が動き始め、5時にウネリで目が覚める
伊良湖水道を通過中でした



6時前に大山沖のポイント付近に到着



船宿仕掛け全長1.9m
幹・ハリス2号の3本スキン針吹流し
天秤・コマセカゴ・錘60号に仕掛けを繋げて
各針に船宿支給の生オキアミMを付ける





アミエビをコマセカゴに入れる釣りは久々





冷凍コウナゴを解凍しながら
喰いがたてば、アジなんぞと目論んでいました





7時 1時間経過、アタリなし
全般的に喰いが悪い日のようで、次々とポイントを
移動しては流していた

左舷の状況は把握出来なかったが、右舷では渋いながら
にも忘れた頃になにかしらの魚が揚がっている状況

8時 2時間経過、アタリなし
隣の方はイサキを4尾ほど揚げている
コマセがきれないようにマメに手返しをおこない
手持ちでいろいろ誘いを試すが魚からは音信不通

9時 3時間経過、アタリなし
やはり一番前でコマセ係の1日か?

10時 4時間経過、アタリなし
少々焦り始めた頃、この日の初アタリ
貴重な魚信に大事にヤリトリをして20cmを少々
超えるアジをゲット



4時間超えで、この魚1尾は
嬉しいやら情けないやら


30分後、大きなアタリ
あわせるとまあまあの手応え
『イサキだったらダブルかな?』と中乗りさんと
話していると



デッカサゴカサゴベラのトリプル

仕掛けが漁礁の立ち上がりなどを通過したのか



その後はやはりアタリなくて12時前に作戦変更
最終兵器オミヤ釣り

せめて底のカサゴを頭数分は・・・


という作戦で沖上がり12:35までにカサゴを
3尾追加して万事休す




前日までの底荒れでイサキの活性は低いとは
予想していましたが、本命のイサキはゼロ
船中イサキを外した客は私一人だったとか

いけません、欲求不満が倍増してしまいました
それにしてもイサキの勉強が足りません  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(10)豊浜 竜宝丸

2013年05月08日

御前崎ロングハリス

今年に入って既に御前崎のマダイ釣行は3回
ボウズ覚悟ながら比較的良いサイズが獲れる可能性が
高くて無意識だが嵌っているのかも

扱いにくいのが時に15mを超える長さのロングハリス
私仕様は固まってきた感がする

天秤・クッションゴムに繋げる側から全てフロロカーボン
8号:3ヒロまたは4ヒロ
6号:3ヒロまたは4ヒロ
4号:3ヒロまたは4ヒロ
以上を組み合わせて12~18mのハリスが完成する

ハリス同士の連結はこちらの極小ヨリモドシを使用



破断力約10Kgというのがとても怪しいように思える
でしょうが竿やクッションゴム・リールのドラグが衝撃や
引っ張り力を吸収してくれる
もっとも一度使用したものはサビと磨耗が心配なので
必ず廃棄するようにしている

やはりヨリモドシが1個ないし2個あるとロングハリスの
ヨレが軽減されると感じている

ヨリモドシを付けた影響としてハリスが少々、重くなる
弊害がありますが、各ヨリモドシの上に気休めにフロート
を1つずつ付けてはいる



こんな記事を書いていたら早くも仕入れに行きたくて
ウズウズしてきちゃいました  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(10)仕掛

2013年05月07日

5/5【おしながき】

釣ってきた天然真鯛の切身をエサに旧友達を
家族諸共おびき寄せて、一杯飲ろうかとの
陸釣り計画は見事、女将によって阻止された



母の日を前に両実家へ1尾ずつ持ち込んでの
出張トト庵を開庵する羽目と相成ったのである




                             亭主
             
======== 【おしながき】 ========



【強 肴】
真鯛 臓煮
胃袋・肝・真子 甘辛煮詰



大きな方は雌で、立派な真子を抱いていました





【お造り】
真鯛 三種造り
それぞれに異なる食感をお楽しみください
手前より焼霜・湯霜・御刺身






背の身 本来の食感と旨味を味わう御刺身






背の身皮目をバーナーでしっかり炙り、ビニル袋に
たっぷり入れた氷でしっかり冷やした香ばしい焼霜



冷却の段階で氷水漬けの手法を用いていないので
水っぽくはならない




定番、腹身の湯霜
今回の鯛が比較的大きく皮目の歯応えが絶妙で
一昨日の一番人気でした






親愛なる2人の母親と
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)マダイ

2013年05月06日

5/4【おしながき】

魚種そして数も申し分がないくらいの少なさは
いつもの仕入れ人らしい仕入れではありましたが
今回は一応本命を外さず、魚の型がまずまずだった
ことで救われたようです



先ずは既に旬が始まったかの如く、脂を備えた
魚体に感動した御前崎沖伊佐木のご紹介です




                             亭主
             
======  【5/4おしながき】 =======






【強 肴】伊佐木 真子白子の出会い
できちゃったかもポン酢仕立て



2尾獲れたイサキは雄と雌でした




【お造り】伊佐木 姿造り
雄の白子は成熟度50%程度の状態で、身の方も
まだ淡白でした






【焼 物】伊佐木 塩焼き
小さい方が雌でしたが腹90%の抱卵状態で脂乗り乗り



焼けた脂の香ばしさを是非、ご堪能ください





【濁 汁】伊佐木 味噌汁
御出し・コクともに真鯛にもひけをとらず



魚の味噌汁には定番の大根、相性抜群




========================


GWなので、女将に
『仕入れた真鯛で旧友たちを呼んでホームパーティなんぞ
開こうか?』
と提案しましたが、敢え無く却下

女将からは
『母の日前なので、それぞれの実家に出張して2尾の
マダイを料理するように!』
との指令が下りました

昨日は県内の両実家を料理ハシゴしちゃいました


御前崎増福丸さんと
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)イサキ

2013年05月05日

5/4鮮魚部仕入れ

かねてからお世話になろうと考えていた船宿
御前崎増福丸(ますふくまる)さんに乗せて戴き
乗っ込みマダイの仕入れに行ってまいりました

御前崎の乗っ込みマダイ、散発的には大きな
マダイが揚がってはいる
ものの簡単には喰わず
産卵直前の神経質な捕食モードにはいった様子

タナ取り・コマセ振り・静かな誘いなどの基本的な
作業を心得た乗船者が集まった船は全体的に
釣果に恵まれている

そんな意味で海況さえ良ければ、初心者の方が
少ない中型の船は魅力的なのかも知れません


4:30集合、乗客は7名
6名ならかなりゆったり釣れる船体だが8名だと
辛い釣りになるであろうサイズ

気合いを入れて釣座決定戦、じゃんけん一発!
私一人の負けが決定
今年に入っても、くじ運含めて連敗モード継続中

私は最後に余った左舷胴に座る

  

5時出船、超薄曇りの天候で風が5~6m吹いていて
船上では少々寒く、合羽の上下を着て丁度良い

5時岸払い、富士山のシルエットを真後ろに背負い
向かい波を突っ切って西へと走る

向かうポイントはやはり【オモリ】

45分ほどで到着
知っている船も多数見受けられる

6時竿入れ



同じ艫流しの釣りではあるが船の間の距離は遠く
伊良湖のマダカ手繰りほどの緊張感は無い
一流しの時間も長く、ポイントの広さが予想できる



前のミヨシの常連さんが大きな魚との駆け引き
私はタモを用意しようと思った時、気配が消える
残り10mで抜けちゃったらしい
『3Kオーバーの手応え・・・』だそうで悔しそうでした

既に右舷ミヨシでは70cm超えも揚がっている

今度は後ろの乗船者がサクッと40cm超えの本命
次は私の順番と思いきや、アタッたのはミヨシ
決して順番通りとはいかない
と思っていると、あれあれまたもバレちゃった
かなり上級の所作で慣れた手つきでタックルを
操っておられる方だったが針の掛かり方は運もある

そうこうしてるうちに高確率なモーニングサービスは
アタリ無しで過ぎてしまった

船の中では、マッタリな空気が漂い始める

仕掛けは8号・6号・4号の2~3段テーパー
全長15mの仕掛けを5式ほど作っていった
船内取り回しはいつものスタイル



少々テンションも落ちて私の殺気も和らいだのか
7:20待望のアタリがあった

念の為、2度アワセを入れてからやり取りに入る
そこそこドラグも効いて良い感触



揚がってきたのは乗っ込み特有の黒ずみを帯びた
53cm

これでボウズを免れ一安心
更に私の殺気も消えたのでしょうか
8:15に二度目のアタリ

同じくしっかりと2度アワセを入れる
今度は先ほどのヒキを上回る手応え



60cmを僅かに超えるサイズでした
これで充分満足しちゃったのがいけなかった?

以降、船内では忘れた頃にイサキがポツリポツリ
しかし私にはアタリ無し

風が徐々に強くなって流し替えの上り時には
波しぶきが掛かるようになった

潮も悪いのか右舷の仕掛けとよくマツるように
なり始めた

右舷ミヨシでなにやら大物とのやり取りが始まる
大鯛?メダイかワラサか?

ハリス4号なので無理が出来ず、船内のほぼ全ての
仕掛けを巻き込んで揚がったのはワラサでした

10時過ぎに久々のアタリ
難なく揚がったのはやはりイサキでした




11時を回って釣果もあったのでお遊び
知多半島の仕掛けで極細で短めのイサキ仕掛けを
試してみました



4号のハリスで喰ってくるのだから1.75号の
この仕掛けなら入れ喰いだろうとの皮算用は
見事に通用せず

100号コマセかごとのバランスが悪いのか全く
通用しませんでした
4号ハリスを3mほどジョイントして6mにすれば
通用するのかも知れません



12時頃、風が強さを増してウサギが跳び始めた
帰港がてらイサキのポイントへ移動する

周りでは釣れているが私にはダブルが一度だけ
しかも船べりで1尾が海へご生還

結局イサキは2尾だけの超貧果
メチャクチャ下手です




1日を通してアタリ4回の中、こんなもんか・・・
いやいや、腕の無い運頼りの仕入れ人にしては
上出来だったのかも知れません

初めてお邪魔して釣らせて戴いた
御前崎増福丸さんに感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)御前崎 増福丸