2020年12月30日

12/29 鮮魚部仕入れ

毎年お誘い頂いていますMOMOさんの
年末仕立てに参加させて戴きました

仕事の予定を遣り繰り・・・と言いますかこの日だけを死守 www


昨日午前6時、5人の鬼殺隊が集合したのは
大王崎 波切の港、なんて鬼滅の刃のお話を
絡める知識も無いのだが・・・
鬼の政辰丸 に乗船して出港したのだった

港から出て西へ向かい、1時間程度移動して
エンジンスロー

早速の準備はPEからキャバレー天秤
上潮が速くて2枚潮により錘は200号
天秤の先には自作の仕掛けを繋げた





エサ付けは船の鰹のハラモを更に薄く削いで加工
スルメイカも併せたり、思い付きでアレンジ

キャバレー天秤の直針






仕掛け3本針







薄曇りながら12月末とは思えない暖かさ
前夜の北北西風がビュンビュンから、予報では
風が止み、ウネリがとれて絶好の釣り日和の筈
だった





7:20 戦闘開始
水深135~145mの底をトレース

2投目に魚信があって巻き揚げ






小鬼ながら幸先の良さを感じてテンションが
揚がる







8:15のマイ生簀と言うか私のタライ
リリースしたマイクロを含めて4鬼を成敗
良型は入っていませんが先ず先ず好調かも

しかし、ここから魚信が遠のいてしまった
風は収まるどころか白波が目立ちだした

廻りではちらほらと中型の鬼が成敗されて
いたのだが私の方は根掛かりでPE40mの
ロストと天秤ごと海中奉納が2度と散々な
時間帯を費やす
当然この時間帯には成敗した鬼も増えず足踏み
今年はタチウオに数回行ったし、タチウオの
魚影が濃かったので、PEがそれなりに傷付いて
いたと想像しています


10時ごろ、判り易いアタリで良型を期待
揚げる途中に小型のダブルでないことを祈り






やっとまあまあの鬼、召し捕ったり


少しアタリも出始めて11時のマイタライ






なんとなくですが鬼殺隊の隊員に近付いてきた
雰囲気かも・・・

超スローペースながらポツポツの釣果
流し替えのタイミングで船長から残り約
30分の12:30で沖上がりを告げられる

この時点で12鬼をやっつけていたので、残り
3鬼を揚げられたらと奮起する

ポイント替えして投入、着底から1度底を
取り直していたら微妙な魚信があった
少しきき合わせの巻き揚げを入れてみると
魚の反応があり巻き揚げ
30m程度巻き揚げてからかなり良い抵抗
かなり良型を期待してドラグを2クリック緩め
巻上速度も若干落としました

念のため、自分でタモ入れしたのは昨日一番の
43cmの鬼でした





このポイントで入れ喰い状態
更に40には満たない鬼でしたが良型を2尾追加
上潮が速くて船長がもう一流し追加してくれて
ラストも1鬼の良型が追加出来てラッキー!





~43cm 16鬼キープ
数年掛かってやっと毎年同船するメンバーの
方々にお近づき出来たかも知れません

終ってみると良い感じの鬼退治が出来ました
風は収まらなかったが寒さは感じなくて済み
良い釣り収めとなりました

自己最高の鬼退治
政辰丸 船長とお誘い頂いたMOMOさん
そして大鬼潜む熊野灘の豊かな海に感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 17:12Comments(6)大王崎 政辰丸

2020年12月22日

深場 針

深場に使う針のデコレ






あまりにケバいのもなぁ~?
これくらいで勘弁しといてやるかなぁー


繁忙期、少し空いた時間に仕掛けに触れると
気が和みます  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)仕掛

2020年12月12日

12/10 【おしながき】

仕入れ箱の重みはほぼ氷の重さだけ
貧果な仕入れ箱でした





40cm前後を含む6尾は欲しいところでしたが
残念!

                          亭主


=======  【おしながき】 ========



【焼 物】
太刀魚 干物




先ずはちびちびと反省会です



【御 造】
喉黒 炙り








【揚 物】
太刀魚 天婦羅 大葉巻き




トト庵の顧客から贅沢にも 『太刀魚の天婦羅は飽きた』 と聞こえてきます・・・



【椀 物】
喉黒 粗出し 味噌汁




柔らかい旬の大根が喉黒のお出しを
吸い込んでなんとも嬉しい逸品



中深海の底から揚がった2つの美しい宝石
お味は裏切りません
 
なんとか本命を獲らせて戴いた福田 大寿丸さん
そして豊かな遠州灘の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:05Comments(6)アカムツ(ノドグロ)タチウオ

2020年12月10日

12/9 鮮魚部仕入れ

仕入れ人、何を血迷ったか・・・

釣果が怖くて3年以上行っていない
アカムツ
3年という時が釣果ゼロへの恐怖心を
薄れさせてくれたのかも知れません
福田 大寿丸 さんに乗せて戴きました






5時50集合
6時20分をすぎて出船~のんびりと30分程
掛けてポイント到着
竿入れ7時


天秤 錘200号+吹き流し で釣られる方が
多いのですが先ずは胴突き仕掛けを
PEの先に繋げました
幹 8~7号
捨糸 ナイロン7号 3m
枝間 1.5m
ハリス 5号 50cm
錘 200号





風は3~5m前後、ほんの少しだけ白波
曇天で小寒い感覚ではあるがこの時期の
沖釣りでは絶好のコンデションだった

潮が速くカッ飛んでいるので皆さん一斉に投入してください
水深230mから一斉にどうぞ

船長から水深と投入のアナウンス
久々に聞いたフレーズになんとも懐かしさを
覚える


船長の説明通り、錘投入から降ろしたラインが
トモの方へ走っていった

第一投目の投入から着底、なんとも待遠しいが
200号の錘でさえ着底感が捉えられない

私の記憶では着底時に砂泥底に錘が埋まって
先ずは砂泥から錘を抜く作業を憶えていたが
全く状況が違った

適当に上げ下げを繰り返して糸出し300mを
超えるくらいで微妙な糸の出の変化を感じた

船長の操船でラインが時々ミヨシ側や背面側
にも流れる
着底と思われる竿先の変化もあっておおよその
糸出しを決め込んで上げ下げを繰り返した

7時30分 2流し目にかなり上のタナで底とは
違う竿先の動きを捉えて聞き揚げると魚の反応


巻き揚げ速度5くらいで追い喰いを狙い
10m程巻き揚げて揚げ速度22にしてみた
時間を掛けて揚がったのは本命ダブル





30・31cm
早い段階で肩の荷が下りたが後が続かない







中盤は潮が緩んで少し釣り易くはなった
風も弱まり海面が穏やかになった
時折、陽が射して寒さは解消し釣果をのばし
たいところでしたがアタリが出ない

次の魚信まで本命ダブルから1時間30分を
要した

揚げる途中、かなり良い手応え
当然大型か良型の一荷を予想してしまったが
船下でギラリと光り、魚体が長~~~く変化して
しまった





残念!
指4のタチウオ

タチウオから更に1時間30分を要して再び
指3のタチウオ

どうにも魚の活性が揚がらないようです
周りの方も本命釣果0~2
ニベ・タチの外道が本命と同じくらい釣れた
ようです





結局、4回の魚信のみの釣果的には寒過ぎる
仕入れに終りました
  
まぁ~仕入れ人の腕なりの仕入れでした

アカムツ恐怖症が再発してしまいました


それでも本命を釣らせて戴きました
福田 大寿丸さんと
遠州灘の豊かな海に感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)福田 大寿丸