2014年07月29日

7/28鮮魚部仕入れ

昨日は休み、釣行せずにのんびりと体を休める
予定でしたが前夜に仲間内での飲み会が提案され
それでは何か酒のアテになればと出撃先を検索

ウタセエビの釣がしたくなって奥村釣船を予約

5時集合、車外温度21℃



相変わらずのクジ運は4人中3を引き、釣座は左舷
ミヨシ


前日からの北寄りの乾いた風が残っていて海面が
ざわついている中、5時半出船



引き網漁船の後で網から洩れて浮いた魚を鳥の群れが
捕食している



神島の天空、雲間から洩れる日差しが幾筋も海面に
突き刺さっている



配給されたウタセエビは、水温上昇と酸素不足で
次々と横たわっていく



ポイントはゴリンの浅い場所

コツコツッとした小さく明確なアタリが多く出たが
そこからの引き込みは無かった
エサ取りのカワハギ類とコダイがエビをつついている

終始手持ちで我慢と粘りの釣りを続けた
陽射しは強いものの北からの乾燥した空気が流れていて
暑さを和らげていた



最後は菅島横まで南下し、残り1時間を集中するも
竿が大きく曲がるシーンは無く、潮止まりとともに
沖上がりの時間を迎えた



何か酒のアテ調達班としてはクーラーがカラのまま
帰還するわけにもいかず
マル伊商店さん 
に駆け込んだのであった
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)奥村釣船

2014年07月28日

SADAKOⅡ





去年同様
今年も忘れられたどこかの古井戸で
人知れず、貞子が蘇る











【 SADAKOⅡ 】
本日、条件が揃えば試釣出来るのかも知れません
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)タコ

2014年07月21日

7/19【おしながき】



戻って来た仕入れ人の顔に、ここのところの曇りは無く
なんとなく明るささえ感じ、そこそこの仕入れを察する
ことが出来ました
判り易っ!


本人曰く
『 長~~~いトンネルを抜け出た気がする 』
と申しておりますが、恵那山トンネルに入るひとつ手前の
神坂トンネルを抜けただけなのかも知れない・・・

                      トト庵 亭主





=======  【おしながき】 ========


【強 肴】
伊佐木白子 湯振りポン酢







【〆 物】
〆護摩鯖 炙り
護摩鯖ながら思いのほか脂をまとっていたので、塩・酢と
〆たあともう一手間、身の厚い血合い付近の皮目のみを
炙ってみました



 

寄ってみましょう
脂の焦げた芳ばしい香り、堪りませんよねー




な・何ですって?香らない?
お近くの耳鼻科に行って、一度診てもらいましょう



【煮 物】
伊佐木 







【御 造】
伊佐木 姿造




これも寄ってみましょう
脂乗りは完璧かも知れません

 



 

【蒸 物】
茶碗蒸し
真鯛・伊佐木真子などが泳いでいます

        




トト庵、旬の伊佐木劇場
今回で幕が引かれてしまったのかも知れません
大山沖の海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)イサキサバ

2014年07月20日

7/19鮮魚部仕入れ

仕入れ確定が遅くなって、御前崎方面から金洲行きの
船が満船のようで、今年初の金洲はオアズケ

さてどうしましょう・・・
と三重から静岡まで船宿HPとにらめっこ

結局は不本意な仕入れに大きな高速代を掛ける気にも
ならず、近場で釣心癒されようとまとばやさんに予約を
したヘタレな仕入れ人だった

ここのところずっと技量に難があって、トト庵の存続も
危ういが果たして安易な釣行は吉に転じるのか

4時前に船宿到着するも朝の早い方々が多くて目指す
11号船には竿がチラホラと立っていた
11号船の船長さんに挨拶してウシロの空きを確認したら
トモの真ん中が空いていて大艫真ん中が確保出来ました

狙う獲物は終盤を迎えたイサキとポツポツ混じる程度の
アジ、障害は第一に仕入れ人の腕の悪さ、そしてここの
ところ多く出没しているサバの群れ
美味しい脂の乗ったマサバなら大歓迎だが中途半端な
輩は戴けない


木曜釣行でイサキ釣りに行かれた むらちゃんサン
アドバイスも戴き感謝、感謝!です
7/17の状況では
『仕掛:ハリス3号 グリーンスキンチヌ2号 全長1.9m
最悪はイカタン!これを付けた人はすべて撃沈
オキアミも付けずが正解』

ふむふむ
師崎定番のグリーンスキン、サバ出没はカラ針で

釣座確保のあと、良徳さんで仕掛を探したが
これだって該当する商品も見つからなかったので
この仕掛を購入してきました



この他に様々な作り置きのアジ・イサキ仕掛を持参

船宿の支給仕掛けはこちら




5:30出船、1時間と少々航行してポイント着
実釣は7時前から開始
天候は曇り、今にも雨が落ちてきそうな空でした
結果的には2度ほどポツポツと降り始めて合羽を
羽織ると雨が止む状況で偶に陽も射した



いつもの支給エサであるオキアミは無くて、イカタン
と言うか5mm角のイカ粒が支給の刺しエサ


先ずは良徳さんで仕入れた仕掛にイカ粒を刺して投入
船頭指示棚は36m

周りで一通りイサキが揚がってから、やっと大きなアタリで
サバかと思ったが揚げてくると嬉しい本命




その後、一荷は無いがポツポツと追加
厄介なのは豆サバ・豆カタクチ・豆アジ何れも10cm前後
2本ないし3本のカラ針にまでパーフェクトに喰ってくる
置き竿でこの豆魚類のアタリを見逃すとイサキが喰う針が
塞がってしまう
手持ちで微妙なアタリがあったら回収して手返しを多く
するのが懸命なようだ

針に付いた豆魚を狙ってシイラまで寄ってきた



画像下のサバが傷付いているのはシイラの仕業
体長60~80cmのシイラが続々と船の周りに集結

そしてサバも寄ってきた



シイラも2度ほど掛けて仕掛を修復
サバが喰い始めてオマツリも多発



オマツリを解こうと仕掛を手繰り寄せて解いていた最中
海面に漂う他の仕掛に付いた豆サバをシイラが喰って走り
手に持っていたハリスが引っ張られ、針が左手の中指
第2間接内側にまともに刺さって激痛、クッションゴムが
付いていたので暫くシイラに釣られる状態となってしまった
このオマツリで、まさに痛手を被ってしまったのである

比較的型の良いイサキが揚がっていたポイントだったが
見切りをつけて逃避的なポイント移動約10分

入れ喰いとまではいかないけれどポツリポツリの釣果
ポイント移動以降の指示棚は終日21m



イサキダブル+小ダイのトリプル等、プチ時合いもあって
久々に釣りを楽しんでいる気分にさせてもらった



アジは喰わなかったがメバルが登場



ポイントを移動してからはサバも薄くなりシイラは寄らず
10時半にはイサキのツ抜け達成、クーラーはこんな感じ




ラスト小1時間、釣れて活かしておいた豆アジ・豆サバを
エサに仕掛を替えて泳がせを楽しむが、全くの不発でした


12:30沖あがり

イサキ(17)~32cm
ゴマサバ(3)~35cm
メバル(1) 23cm
小ダイ(1) 24cm
基本カラ針で手返し良くコマセを切らさず手持ちで誘って
釣っていた方がよく釣られていました




まとばやさんの皆さん、お世話になりました
11号船長さん、釣らせて頂きありがとうございました

やっとかめ、釣りに行ってきたぞ的なクーラーがトト庵に
帰ってきたのである  


Posted by フィッシャーマントト at 10:00Comments(8)まとばや

2014年07月11日

台風一過

未明のうちに本州南岸のコースを通り過ぎ
早朝には青空も広がって、短時間の台風一過
こちらの地域では予報されていたような大雨の
被害も無く、強い風も吹かなくて幸いでした

しかしながらお隣のみよし市で昨夜、停電があり
被害に遭われた区域の方はお気の毒様です


朝起きて、風雨対策の養生を解除
植木類の鉢・日除けの簾等を定位置に戻すなど作業
作業のあとにはトト庵農場の点検です


6/25受粉の初成りスイカ





これも初成りのゴーヤ

      



順調に収穫中のキュウリ

      


トト庵農場も幸い台風の被害無く、青果部の仕事は堅い
問題は鮮魚部の仕入れです  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(10)報道・スポーツ・生活・食

2014年07月06日

ファーストマーリン

トト庵は仕入れ材料の枯渇でここのところ休庵続き



漁港めし家 牧原鮮魚店

昨日、イオン大高店3階にて家の者と食事中のことです
 





そこへ届いたメールが



メールのやりとりで、帰港が14時前後
食事を終えて、用を済ませ帰宅
暫く縁が無かった大物解体用の道具を車に突っ込み
マリーナまで、ひとっ走りしてきました


パレットの上で待っていたのは
マカジキ 24.8Kg



今シーズン、カジキを獲ったボートは愛知県内では
黒潮船が初めてかも知れない

型はともかく 快挙です! 
 四ツ葉のクローバーお花ビール 黒潮船オーナーおよびクルーの皆さん、今期のファーストマーリン おめでとうございます! ビールお花四ツ葉のクローバー  



カジキの中では最も旨いとされるマカジキ
久々の大物解体は約1時間半、身の解体と皮引き
自身初のカジキ解体でした

意外とカジキの骨が柔らかくてビックリしました
脊椎切断用に持参した鉈・玄翁(ナタ・大カナズチ)は
不要で、出刃と柳刃だけ使用しました




やはり、私が乗っていない船は釣れる・・・ 
成仏してください!
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(10)黒潮船カジキ

2014年07月04日

7/2【おしながき】

底の面積が多く見えるクーラーを開けるたびに
相も変わらず、ため息だけが漏れる酷い仕入れが
続いています






御祓い で駄目なら次は・・・




                          亭主


=======  【おしながき】 ========



【御 造】
大飯盛り







小鯛 三分〆






貝割






寿留女烏賊






真鯵






今回も一皿のみのお料理で
【おしながき】などと、たいそうな書き方が恐れ多く
感じるようになってまいりました


貧果と言えども、どの魚もそれぞれが美味しい
大きな問題は仕入れ人の腕
大飯沖の海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)イカアジカイワリチダイ

2014年07月03日

7/1鮮魚部仕入れ

一昨日の釣行は久々の日本海

仕事のお仲間の繋がりから仕立てた船にお誘い戴き
便乗させて戴いた船宿は
小浜西津港から出船の金廣丸さん



明るいうちはコマセカゴとサビキ仕掛に付けエサを
付けてのアジ五目、暗くなってからはスルメイカを
狙う半夜便リレープラン



途中刺しエサ用のオキアミを調達すべくエサ屋さんに
立寄った後、昼食を摂って夜の食料を調達した




船宿に到着したのは13時30分過ぎ、釣座はイカの
泳がせまでを想定して左舷のミヨシに座らせて戴いた


総勢15名で中乗りさん付きの大型船貸切りは和気藹々
と言うより船上宴会か

      




早速準備して岸払いは14時を少々過ぎ
先ずは大飯原発を左に見て西に進む




途中で調達した付けエサ用のオキアミを解凍しながら
更に30分ほどかけてポイントに到着






コマセのサニーカゴ+サビキ仕掛に錘70号
船宿支給の仕掛は幹6号ハリス4号に魚皮サビキ針が
5本の胴付仕掛でした




私は自作仕掛の幹5号 ハリス2号 空針4本の
胴付仕掛の上に1.2mmのクッションゴムを繋げて
15時過ぎに実釣スタート

アンカーを投入しての掛かり釣りだが、船長は
釣れないと小刻みにポイント移動していく

一度アンカーを入れたっきりで釣れようが釣れまいが
お構い無し、当の船頭はぐっすり昼寝の船もあるが
船長からは釣らせようという気持ちを感じられた




釣果はと言うと、陽が高いうちに揚がったのは
~23cmのチダイ・カイワリ





天候はほぼピーカン、海況は絶好の凪で
気持ち良い程度に風が吹いていて最高でしたが




気になったのは頻繁に仕掛やPEに絡み付いてくる
クラゲの触手である
折角、細ハリスで頑張っているのがクラゲの触手が
ハリスに絡み付いていたら台無しではないか!

陽が傾き始めてやっと本命のアジ25cm前後が喰い
始めたがイカ釣りの時間もあってチャンスは短い




一度35~40cmクラスのアジを取り込み直前の
海面反転で獲り逃がしたのが悔やまれる






アジ五目は日没を前にして終了、船が30分以上沖合いへ
向かって走る中、イカの仕掛をセッティング

自作のリーダーに7本、2.5~3号の浮スッテを
コーディネートして繋げ、水中ライトと錘は70号

船が停止して集魚灯が点灯、パラシュートアンカー投入
水深110mでイカ釣りスタート

最初からは簡単に乗る筈も無く、徐々に集魚灯に集まる
イカの群れを期待
30分ほどしてやっと乗った重みを感じ、巻き上げると
外套長10cmあまりのヒイカサイズを覆うようにして
外套長20cmあまりのスルメが乗っていた
スッテに乗った子イカに親イカが乗って釣れたようだ





シャクリを頻繁に繰り返すとともにPEにはクラゲの
触手がまとわり付いて酷いことになった

       


とても鬱陶しい代物で、多いときは手の親指を越える
大きさで団子状になって絡み付いてくる


一向に時合いも無く、小さな子イカの微妙なアタリに
注意深く神経を集中するも長続きせず、途中から強烈な
眠気に襲われてしまい船上で更に船を漕いで、夢うつつ

気が付くと残り1時間半の時間となっていた
泳がせにトライしたいが活きエサが無いので、再度
仕舞った胴付きのエサ仕掛を繋げてエサ釣りに専念

狙った泳がせ用のアジどころか何のアタリも無いまま
マッタリとした時間だけが過ぎて再び私も大海原へと
漕ぎ出でる

ふと目が覚めると精霊流しの様に浮かんでいるのは
海鳥達、浮いた抱卵ワタリガ二を狙って漂っていた




結局、竿先に何の当り触りも無く泳がせ用のエサの
調達も失敗に終わり撃沈

イカ時間の後半は何の獲物も無く、沖上がりの時間と
なってしまいました



チダイ(6)~23cm
カイワリ(1)19cm
マアジ(2)24・26cm
スルメイカ(6)外套長13~23cm
クラゲ触手(多数)~40cm



金廣丸船長さんと中乗りさん、お世話になりました
次は是非、マイカでリベンジしたいです

お誘い戴きました皆さん、ありがとうございます
ご一緒して戴いた方々にも感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)小浜 金廣丸