2018年11月13日

11/12 鮮魚部仕入れ

昨日は初の船宿
相良 第二福徳丸 さんにお世話になり
ドラゴン狙い


集合は 02:15 相良港(坂井平田港)
到着が 01:25 少し迷ったがそれらしき
場所の前に先客が1台停まっていて
運転席の方に
【 福徳丸 さんはこちらでいいですか? 】
と聞いたらビンゴ

休憩しながら待つと 2:10 過ぎに1台の
トラックが到着して、船の前に横付け
船長が降りてきて皆さんに挨拶





船の準備を終えたところでくじ引き
私は4を引いて4つの角席のうち
残っていた右舷ミヨシを選択しました





仕掛けは天秤に錘100号と水中ライト
先ずはタコベイト蛍光パイプにタチ針を
結んだ1本仕掛けからスタート





エサは今年わりと安いサンマの切身を
3匹捌いて強塩をしたままタッパーに
入れたものを用意していった
船宿からは冷凍されたエサ用の切身に
なったサンマ1パックが配られた

02:20 船は岸を離れゆっくりと
ポイントヘ向かった

船が動いていても全く寒くなかった
25分程度でポイントに到着し、準備の
アナウンスがあり、暫しの潮廻りの後
投入のアナウンス





水深65~70m、タナは50~30m
50~40m中心にジリ巻きで探って
タナを見つけてくださいとのこと


電動で巻き揚げ速度1でタナを探って
時々、ステイするも反応は無い
エサを回収して点検するも異常が無い
時間帯が続きました

1時間半が過ぎていた頃、竿先に微妙な
揺れを感じてすぐにクイクイと小さな
魚信が出たが喰い込まず
揚げてみるとエサが無かった

早速、エサを付けて投入し先ほどの
タナ付近を慎重に探る
またアタリがあってアワセルも掛からず
更に3度目にアワセを鋭くしたら掛かった

この日初めてのタチウオは嬉しいが
指3未満のサイズにはがっかり
探り当てたタナは水深43m
喰いダナが少しづつ揚がり、30分ほど
したら入れ喰いになった
但しサイズは変わらず指3前後

ここでトラブル発生
備え付けのロッドキーパーの糸止めに
PEが引っ掛かって外れない
糸止めを止めているネジを緩めようと
船長から+ドライバーを借りようと聞くと
船長が降りてきてくれて格闘するもNG

とうとうPEカットの決断
色変わりのところでカットして10mの
PEロストと30分のタイムロス

気を入れ直して投入するも暫くして
船は移動





4:45のクーラー
指3前後が13本ほど

少し深い場所に移動
ここでいよいよドラゴンが狙えるかも・・・と
気合を入れ直すがなかなかサイズは大きく
ならなかった





6時過ぎのクーラー
指4までが20本足らず
辺りは明るくなって型変わりするのか?




更に移動して120mからのかけあがり
タコベイトのスカートが食い千切られて
しまっていたので2本針仕掛けに交換





暫し探索の結果、95~90mで反応あり
95mまで仕掛けを落としたら2~3m
微速で竿を揺さぶり揚げ、ピタ止めして
待つとあたる

2度目のアタリで鋭くあわせて掛ける
空振りなら止めて20秒ほどあたり待ち
反応が無ければすぐに回収

あわせ掛けて巻き揚げ途中、竿の負荷が
消えた
オマツリかと思ったが謎のPE切れが発生
カウンターは85mを表示
サゴシの仕業か?
ここでまた色変わりのところでカットして
90mのPEロストと10分のタイムロス

この深さなら3本針を使うのも手かも
知れませんが、2枚潮ならオマツリは確実に
多くなるので、2本針で正解かも

船中ではオマツリが多発していた
船長曰く、ひどい2枚潮だとのこと
絶えずどこかでオマツリが発生して船長が
解きに奔走していた
私も数回御祭りに参加

8時過ぎのクーラー
指4までが28本




更なる悲劇が発生した
隣の方の掛け揚げ中、隣の仕掛けが私の
PEを拾ってしまい、船べりまで揚げられた
時点でプッツン、隣のタチウオの歯に私の
PEが当たってしまったようでした
リールの表示、76がとても虚しく残っていた

この日3度目、またまた色変わりのところで
カットして10分のタイムロス
PEやら仕掛けも無くなるが錘・天秤・水中
ライトも洩れなく海中奉納である

沖上がりまで残り20分、もう仕舞おうとも
考えましたが更に仕掛けを結び直して
投入して2本ゲットして計30本
指4止まりで沖上がりとなってしまい、狙って
いた指5本には程遠い結果になってしまった





初の静岡夜タチウオはトラブルの連続
買ったばかりの2000に巻いたPE
3号500mはこの一回の釣行で320mと
なってしまいました

数より型狙いオンリーでの釣行だったので
リベンジしなければいけません
また乗せてください
釣らせて戴いた相良 第二福徳丸 さんに
感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)相良 第二福徳丸

2018年11月10日

稲武 大井平公園 紅葉

今日は陽気も良く、紅葉の噂に誘われて
ついつい巣穴を飛び出して1時間ほど
山あいに向けて走ってまいりました










昨日はかなり雨も降って、彩付いた落葉が
多く、斜面は紅葉・公孫樹の葉が自然に
散りばめられた絨毯と化していました





香嵐渓は渋滞も楽しんで1日コースですが
稲武 大井平公園の紅葉は半日コースで
私には充分な紅葉狩りでした  


Posted by フィッシャーマントト at 19:50Comments(4)報道・スポーツ・生活・食

2018年11月09日

アマダイ 釣り




随分溜まっちゃいました

今まで作ったトト庵の料理レシピ


ではありません


思いついた仕掛けや様々な船宿仕掛けで
実績があった仕掛け、良い思いをした仕掛け
隣で爆釣された他人様の仕掛けなどを採寸
したりした仕掛けの設計図レシピです

全く参考にはならないかも知れませんが
今回はこれから始まるアマダイのレシピを
公開しちゃいます






アマダイは海の魚に有りがちな性転換魚
小さいうちはメスとして育ち、体長17cmの
1歳魚で生殖機能も備わった成魚となる
体長25~32cmまでにオスへの性転換を
終えるらしい
手乗りアマダイはメスで尺アマダイは全て
オスになる雌性先熟のお魚である







手乗りアマダイを釣りながら探って探って
大型を狙う釣りになります
極稀に60cmを超えるアカアマダイも釣れる
ので、全く油断が出来ない
エサが海底を流れて行く通り道に型の良い
住人が潜む穴蔵があって欲しいと願うばかり

シロアマを狙う水深は30~60m、アカを
狙う場合、水深は80m以深を流すことが
多いようです

基本的にアマダイの魚信は小さく地味
ながら明確なコツコツとしたアタリ
アクションをつけた直後の仕掛けが
緩んだ状態で喰えば、根掛かり気味な
感触で竿に乗る場合も想定されます


狙うタナは基本的にべた底ですが微妙に
サソイを掛けて船の流れとともに流して
いきます
錘を底にべた置きするのは禁物です
同船者とオマツリになるのと根掛かりの
原因となります
錘で底を確認しながら仕掛けの長さ分まで
ゆっくりと錘を持ち上げる動作の繰り返し
たまにイレギュラーに上に持ち上げるなど
丁寧に底の変化をトレースする具合で
誘っています

船頭さんの仕掛け回収合図の時に竿を
立てたら喰ったという現象も多いらしい
巣穴に居ながら視野にはいっていた
エサが上に動く動作とともにリアクション
バイトで巣穴から飛び出して喰っちゃった
のかも知れません
そんなアクションも頭に入れつつ、巣穴の
点在する海底に熱い想いを巡らせて種々
アレンジしたサソイをしています

天秤に錘50~120号(船頭指示)
比較的魚信が小さめで見逃し易いためか
クッションゴムを付けている方は見掛けた
ことがありません

仕掛けの長さは2~3mで針は2~3本針
吹く風の向きと強さ、表・中・底の潮などの
条件によって船中でオマツリが多発する
時がありますがそんな状況では圧倒的に
短めの2本針仕掛けがオマツリ騒ぎに巻き
込まれる確率が減って、有利になります







アマダイに使用する針ですが私にとっては
このオーナー 沖アミチヌ(ダブルケン付)が
テッパンです
(2~5号、6号が無いのは残念ですが)




想定するアマダイのサイズに応じて結ぶ
針のサイズを替えて仕掛けを作っています
小型なら4号



大型なら5号
シロアマダイのみを狙う時はがまかつの
オキアミチヌ6号



この針はケンがシングルなのが残念では
ありますがケン無しよりはましでしょう
金龍さんからは1~6号があるので早速
注文しちゃいました





これだけうんちくを並べておいて、いざ
アマダイを釣りに行ったらボウズ!
そんな仕入れ人の戯言でございました  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)レシピ集

2018年11月04日

フォースマスター 800 退院

巻上時のハンドルガタガタ感とドラグの
効き具合の異変でメーカーに修理見積を
依頼していましたフォースマスター 800

一昨日、釣具店より連絡があった

修理完了しました


とのこと


えっ!先ずは修理見積を依頼したのですが・・・


無償対応と書かれています


そういうことですか


釣具店に引き取りに行って報告書を読むと
指摘不具合が確認されず、グリスアップと
調整のみを行った旨が書かれてあった





船上で確かに異変があっておかしかったので
納得出来ず、釣具店の方に説明して店頭の
糸の巻取り機を使用して50m程度PEを
引き出し、テンションとドラグをいろいろ変え
ながら手巻き・電動の巻取り具合を実動で
調べました
不思議でしたがやはり再現しなかった





取り敢えず、報告書に書かれている通り
様子を見ながら使ってみるしかなさそう
急に寒くなったので浮いたお金で熱燗にする酒でも・・・いやいや
再発しなければ嬉しいのですが何となく
手放しでは喜んでいられなそう  


Posted by フィッシャーマントト at 09:10Comments(2)リール

2018年11月03日

11/1 鮮魚部仕入れ

昨日は久々のホームでの仕入れに
行ってまいりました





お仕事関係でのお仲間からのお誘いで
仕立てて戴いた船に乗って掛かりの
ウタセマダイでした

船宿は初めての利用となります
師崎 久六釣船 さん
6人で乗せて戴いた船は久吉丸 さん
船での釣りが初めての方が2名
自前の手巻きリールの付いた竿を
持込んだ方がお一人、他は貸竿でした

和気あいあいな船の沖釣り体験ツアーと
いった様相で、緊張感無く楽しめそう

船頭さんが出船準備で忙しそうだったので
生簀からウタセエビを掬って私がエビエサの
付け方をレクチャー

船頭さんから尾掛けも教えておいてくれと
言われたので、頭と尾掛けの二通りを
実演しました
そうですよねー、素人さんには尾掛けの
付け方が確実に刺せてやり易いですね

乗船前の伊良湖の風速が10m/s
初めての沖釣り体験にはちょっと厳しい
かも知れませんが皆さん頑張ってね~

そうこうしている間に岸払い
シーズン真っ盛りのウタセマダイ釣り
僚船もフル稼働しているようだ





懐かしい、2年振り?
恒例の師崎沖定刻前の景色を眺め





7時に一斉スタート
乗船者の雰囲気を見てか、船頭さんも
比較的のんびり安全航行?

南下している分には風は無風で陽も
当たり暖かい

神島西のポイント、ゴリン周辺に到着して
船首を旋回させると強い風と風波を感じる
10分ほど探索してアンカー投入

すぐに船が安定してエサ配りを手伝い
電動リール用のバッテリーを借りて
実釣開始





久々のウタセエビでの釣り
上・中針12号、下針11号ハリス6号
幹は8号捨糸5号、全長8.5m3本針

最初のポイントで水深は50mほど
結構ゴリンでは浅い所でやるものだと
思っていましたが・・・




右舷胴の後ろ目に座った
終始、左に神島が眺められた
そうそう、2000番のデビュー戦
ドラグが唸る音は聞かれるか?

アタリ無く、下・中針のエサ摂られ状態が
続く中、回収時間を短くしていって
着底から3秒以内に極小のコツコツアタリが
判明した
着底と同時に糸フケを取らないと分からない
着底から即、糸フケを取って最初のコツで
アワセ掛けたのは20cm少々のサバフグ

この作戦でサバフグを2尾釣ったがこんな
作戦では本命など望めない
エサ摂りの正体も見破ったので、下針は
サバフグに摂らせ諦めて、中・上針勝負

一向に本命らしきアタリ無く、帰ってきた
エビにも本命の噛んだ形跡が無い時間が
続いた

仕掛けが船首に向けて一直線に流れる
当然、オマツリも発生して船頭さんは絡みを
解くのに奔走せざるを得ない

2時間弱で最初のポイントを諦めて移動
水深22m程度の浅い場所にアンカーを
入れて再開

暫くして右舷ミヨシのお仲間が曲がった竿と
格闘していた

暫し、船上初の魚のヒキを体験したあと
船頭さんの網に救われたのは40cmを
少し越えるハマチでした
あらあら、先に釣られちゃいました

と、思っているとまた同じ方に同じ型の
ハマチが揚がってチョット焦りww

暫くして私にもハマチ、少し型が良くて
丸々とした体形、旨いかも知れない

その後は忘れた頃に単発で、誰かに
ハマチが掛かるマッタリの時間帯
結局、私にも3本喰った

ちょっと違うヒキから何とか30cmの
マダイを揚げてからは獲物が20cm
そこそこの小鯛と小ベラに変わる

針がデカいのとほぼほぼ下針だけの勝負
なので、アタリはあるがなかなか掛けられない
12時過ぎに釣果ゼロの方が記念すべき
大きな意味を持つ小ダイを揚げられて全員が
釣果を得ることが叶った

大きなマダイの姿は見られず定刻の
沖上がりを迎え、向かい波を避けながら
時間を掛けて帰港





誰一人として船酔いの洗礼も受けず生還
頑張って竿を握り続けた甲斐があったの
でしょうか

私には
ホームの女神様は微笑んではくれません
でした
おいとましていた洗礼なのかもしれませんね



楽しくお初に利用させて戴けました
師崎 久六釣船スタッフの方々と
久吉丸 さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)久六釣船