2019年10月30日

10/29 鮮魚部仕入れ

昨日は久々の船宿にお世話になり
やっとかめの仕入れでした

天候はお生憎様、乗船前から雨が落ち
お日様は微笑んではくれませんでした

しかしながら千葉県など、度重なる大雨の
被害者の皆様を想うととてもお気の毒で
遊びで雨に打たれるくらいどうってことは
ありません

被害に遭われた方々には私はほとんど
何もお役に立てませんが、ささやか乍ら
只々、お見舞いを申し上げる次第です

毎年お誘いくださる御仕事仲間での楽しみな
仕立てフェスティバル
今回は幹事様に我が儘を言って、船宿を
決めさせて戴きました

この季節、大山沖での釣りは是非勝負して
みたいポイントです
どんな魚種が喰うか
どんなサイズが喰うか
揚げて吃驚!玉手箱 音符
とても魅力的な大山沖の漁礁での釣りです


乗せて戴いたのはとしかず釣船、高進丸
船宿 05:30 集合、05:45乗船
暫し師崎前で待機後、06:00ダッシュ!

悲惨なハプニングは伊良湖水道手前
航行中に船の揺れでかごの中に入れて
おいた私の肩掛けタイプ手動・自動膨脹式
ライフジャケットが蓋が空いていたエビの
生簀にホールインワン






2秒ほどで瞬時に膨張、頼りになります
流石はダイワ製
乗船前に身に付けておかなかった私が
悪いのでした

ライフジャケットの自動膨脹試験も良好に
終了し伊良湖灯台を左に折れて進む

天候はそぼ降る雨の中、緩やかな西風
船脚が比較的早く、大山沖のポイントまで
1時間15分ほど、丁寧なポイント回りの後
アンカリング
船が落ち着いて船長からのアナウンスは
実釣スタート

7名での貸し切りですが貸し竿組が3名
自前竿の方もそれほど船には乗られて
いなくて、私はところどころアシストに
廻りながら仕掛け投入





かなりご無沙汰のウタセエビを自作の
3本針仕掛けに掛けて投入
久々のウタセマダイ釣り、わくわくです

このところウタセエビをエサにして
高級魚のイシダイが混じって釣れており
自作の胴突き仕掛けは捨て糸を短くして
最下部のエダスも捨て糸の長さ-10cm
イシダイを視野に入れての仕掛けである






1投目からアタリ
掛けるとキュンキュンキュンと抵抗
泳ぐが重量感は感じられない
小さめのハマチが昨日の最初の魚
でした

投入の度に竿に変化が発生
エサ摂りの微妙なアタリが頻発した
どうやら海の中は賑やかな様子
外道を含めて魚の活性が良さそうに
感じました

エサを付けて仕掛け投入、着底から
ほぼ2分以内に針のエサは3本とも
空になる

最初の微妙なアタリにアワセて行くか
待つか、いろいろ掛けるタイミングを
模索していった






試行錯誤して20分ほどで掛けた
魚は思惑通りの裏本命
してやったり!





稀に見るイシダイの連発
外道とは言え、希少な魚種が多くて
どちらかと言うと美味しくて嬉しい
高級魚祭り


私が揚げた魚だけでも
ハマチ・ワラサ
イシダイ
イシガキダイ
キビレ
メッキ
カワハギ
マダイ
オオモンハタ






船中にマッタリムードが漂うと船長が
降りてきてくれて船長の読みとポイント移動の
打合わせをするべく、デッキにきてくれた
こういう親切さが身に染みて心にも残るん
ですよね


イシダイは仕掛けとアワセが嵌ったのか
サンバを含めて15枚以上釣りました

表の本命、マダイは50cm弱まで獲れ
私的には大満足





船中目立つ釣果としてはお仲間に
2.5Kgほどのクエや75cmの大ダイ
等も揚がり、皆さん満足気





全員で南知多分配方式でお魚を分けて
めでたしめでたし





終日小雨の空模様でしたが滅多に無い
仕立てフェスティバル
高級魚も多く混じって釣果もともない大成功
でした
ひとえに、釣らせて戴いた
としかず釣船の皆さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 13:00Comments(4)としかず釣船

2019年10月17日

ワラサ・ヤガラ 頂きました

昨日、名人剛樹さんから昼下がりの勤務中
連絡が入りました
『 ハマチ・ワラサ 要らん? 』
いつもなら、その系統はご遠慮させて戴くの
ですが、この頃は自身なかなか仕入れに行く
ことが叶わず、新鮮な御魚に飢えていて
『 頂きます! 』
とお返事しました

待ち合わせの場所に行ってクーラーを開くと
先ず目に入ったのが良型のアカヤガラ





『 ヤガラも持って行っていいよ 』 とのこと
遠慮せずに頂戴いたしました
御馳になります!



ワラサが70cm超えなので、アカヤガラは
1ヒロ近くのサイズ





口先から50cm程度は食べられないけれど
残りのサイズでも充分、愉しめそう





肛門から喉元に長~く切り込みを入れると
白い脂肪の塊が現れて、手はギトギト
かなり期待出来そうでテンション上矢印





昨晩の肴、大本命はアカヤガラ
間違い無い!


赤矢柄 炙り





赤矢柄 薄造り





浜和良 腹身の刺身





秋の夜長、思わず美味しい御魚に恵まれて
ついつい酒も進み、剛樹さんと
伊良湖水道先の外海に感謝、感謝!の夜でした
御馳走さまでした!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)ハマチ・ワラサアカヤガラ

2019年10月02日

9/30 【おしながき】

釣り前半の五目では腕なりの不調で
クーラーの底を半ば埋める程度

後半の太刀魚釣りでは運良く良型にも
恵まれる形となって結果、そこそこの
仕入れが叶いました






太刀魚の仕入れに関しては過去最良の
仕入れと言ってもよいでしょう

トト庵農園では今、大葉の穂紫蘇が蕾を
付け、茗荷の花蕾がそこかしこと姿を
現わしており薬味的にはとても賑やかな
時期に入っています 


                         亭主


=======  【おしながき】 ========




【焼 物】
太刀魚 汐焼






【煮 物】
太刀魚 真子煮







【御 造】
遠州灘 初秋皿






上から浜馳・伊佐木・太刀炙り






皮付き太刀魚のお刺身は少し炙った
方がすんなりと頂けますね



【〆 物】
小鯛 三分〆




酢〆の物があるとまた全体に箸が
進みますね



【揚 物】
太刀魚 天婦羅




サクフワの歯応え!
太刀魚ファンは堪りません


船長の言う事をしっかり聞いて忠実に
実行すればかなりの確率で釣果に
恵まれる船だと思います

釣らせて戴いた 福田 福寿丸 船長
そして魚の濃い遠州灘の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 12:30Comments(6)ハマチ・ワラサタチウオイサキ

2019年10月01日

9月30日 鮮魚部仕入れ

定休日に仕事が入ってしまって
ホント有難い 音符 有難い 音符 有難い 下矢印
有難い 怒り の連続でした

そんな状況で暫く休みが取れておらず
昨日はお休み強行
海上に漂って、ただただ無心に釣り糸を
垂れるだけでも心が癒される・・・
なんて境地には未だ至っておらず
仕入れに行くからには我が家の胃袋に
何かしら美味しい魚を獲って戻らなくては
いけません

前日、予約したのはお久し振りの船宿
乗客の御土産獲りへの気遣いではトップ
クラスの船頭が操る 福田 福寿丸 さん

04時30集合、05時までに出港
一番近い釣りエサ屋さんで念のための
刺しエサを購入
Gクリル遠投 2L・3L
乗船場前の駐車場に04:15到着

船長にご挨拶して指定の釣り座に荷物を
運び込んで用意した





定刻前に岸を離れ海豊丸さんの右舷を
ゆっくりと滑り抜けていった





昨日の釣り座は左の前から2番目
福田港より遠州灘へ出るとサンライズショー
一部始終を望むことが出来たが富士山は
お生憎さま、雲が掛かってしまってあの
日本が安らぐ美しいシルエットさえも見せて
くれなかった
とにかく朝から蒸し暑くて海上~地上でも
湿気が多く感じ、雲も出来易いのかも知れ
ません





最初のポイントは東へ40分ほど
移動の後半には海水で解凍出来ていた
オキアミから刺しエサ用に選んだ物の
尾羽を切っておいた
充分使えそうだったので購入した特エサと
併用していくことにしました





天秤・100号コマセビシ・クッションゴムの
先には前日に船長より指示があった全長
4.5m吹き流しの2本空針ハリス4号の
仕掛けを繋ぎ、オキアミのエサを付ける

ポイントに到着して暫し
投入アナウンスがあって仕掛け投入

コマセを振ってタナを合わせ暫くしてから
ゆっくり竿を上下させてのサソイ
サソイからホルダーに竿を固定してから
数秒後にアタリが発生

久々の竿から伝わるこの感触
癒しの波動がとても心地良い
やはり沖の仕入は私にとって最高の
メンタル医療だわ!





個人的にはアジが大本命でしたが最初の
獲物イサキが獲れて感謝、感謝!
しかし後が続かない

小移動して先ほどよりパワーを感じるヒキ
いなして寄せるとハマチと確認





ポイント移動しての1投目で魚がスレて
しまうのか、ポイント荒れしているのかも
知れません
移動後の一投目は反応があるんですけれど

リリースも頭にあったが個々の生簀も
有るのでサイズアップしてから良型を
1尾だけ持ち帰ろうと考え直し、生簀IN
結局、ハマチはこの1尾のみでこの魚は
クーラー入りしました

数か所流し替えするもそこまでの盛り
上がりを迎える事無く、私的にはやや
モヤモヤの五目釣果に終ってしまった
やっぱり腕が悪いですねー





実はこの後がポイント移動しての10時
竿入れの福田沖タチウオ釣り
船は20分ほど西へ航行
気持ち切り替え、ダブルヘッダー2試合目に
突入しました





先ほどの天秤のコマセビシを錘120号
クッションゴムを外し、自作3本針、全長
2.6mのタチ仕掛けに交換して船宿支給の
冷凍サンマを解凍して針に縫い刺し

水深120mで100~70mを狙う
水深が深くなると多針が有効ですが
オマツリやトラブルも多くなる

珍しく一投目から先陣を切っての中太刀
指3.5~4のサイズでヒキも強く釣り趣も
満足な一本

序盤は入れ喰いでコンスタントに1本1本
積み重ねていく
型も良いので、とても楽しいひと時でした





指4アップのダブルも有り
リールが止まっての仕掛け幹糸ブレークも
有りの、タチウオ船では過去最高の活性を
感じました

しかし30分ほどで活性が落ちてしまい
インターバル的な拾い釣りに状況が替わり
少し残念ではありましたが釣れると良型
最後まで型的には衰えず

ふと立ち上がり後ろを振り返ると
タチ狙いの船、密集しています







強い陽射しを浴びながらうつらうつらの
まったり雰囲気を時折引き裂いてくれた
強引なヒキ、癖になるかも知れません





指5アップも混じって満足です

福田 福寿丸 さん
五目~太刀魚 リレー釣り
仕入
・イサキ 23~28cm 7
・ハマチ 41cm 1
・コダイ 22cm 1
・シイラ ペンペンcm 1(即放)
・タチウオ 指3.5~5 18 
・タチウオ 指5~ 2


腰痛を抱えながらも先ずは頑張って
皆さんにお土産を釣らせることを願う
福寿丸船長に感服!感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 12:00Comments(4)福田 福寿丸