2014年06月16日

下田クルージング 前編



6/14 三河湾のマリーナを出発したのは04:30
天候は薄曇り、デッキで作業・釣りをするのに海上での
ピーカンでは陽射しが強烈過ぎてどちらかと言うと
薄曇りのコンデションは助かる

風は前日から西風が強烈に吹いていて、若干残ってはいた
運良く風向きがまともな追い風で、これが向かい風や横風
なら中止となっていただろう


       


ポイントが全く判らないので、どこかでイカ釣り船などを
見つけて近くで流しながらイカ釣りなど目論んでいましたが
イカ船は一向に見つからず、闇雲に海底谷の急な落ち込みを
狙い、200mあまり糸を出すも空シャクリの連続で時間を
費やし、先も長いので30分で断念





5~7ノットでビシ仕掛けを流しながらひたすら東ヘ航行
この作戦でアタリが一度あったものの針掛かりには至らず





福田からマダイのポイント、オモリを越えて御前崎手前で
心配していた風が一気に強くなった








駿河湾は石花海を横切って真っ直ぐ伊豆の先端石廊崎を
目指す




石廊崎に近づくと追い波と横波が合成されて、三角波の
頂点に乗せられて船がクルッと回ってしまったりして
オーナーはとても操船し難そうでした




石廊崎を大きく越えて左に旋回、風裏に入るとともに
風も波も徐々に弱まったが操船には気が抜けない

大小様々な根が多く点在し、座礁などの事故が多い海域で
昔から海の難所と呼ばれていたらしい海域を通過していく


ここで数時間後に同じマリーナを出港した隣に係留の
お隣さんが追いついて合流

このクルーザー、黒潮船オーナーの推測ですが
指三本の価格はくだらない船だそうで、三河湾から
下田まで自動航行でいらっしゃったそうです


       

12:30に無事、下田港に入港した
操船した黒潮船オーナー、お疲れ様でした

途中で、ビシ流しやら手掛りの無いイカ釣りなどチャレンジ
しながら来たので、所要時間は8時間
まともな追い風で、1時間くらいお得な航行だったかも
知れない


       

陸に上がって10歩も歩いたでしょうか、出迎えてく
れたのはペリー提督
なんでもほぼ、同じ位置から下田に上陸したらしい


無事到着を祝って、2船のデッキで祝杯を挙げながら
暫しの休憩


【後編に続く】  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)黒潮船