2014年03月11日

3/9【おしながき】

うちの仕入れ人、商売道具の竿も持たずに何処を
ほっつき歩いてきたのか・・・






戻ってきて仕入れ箱から取り出したのは新鮮な新若布と
真珠のように輝く小女子、あの仕入れ人は竿を置いて
行った方が良い仕事をするような気が致します

                                   亭主


=======  【おしながき】 ========


【茹 物】
塩出しに時間を掛けた新若布の軸
ぽん酢、からしマヨネーズでどうぞ






もうひとつは小女子の釜揚げ
沸騰した湯に塩を入れ小女子投入、再度沸騰したら
10秒待って一気に取り出し、湯きり







【御飲物】
先日、珍しく誕生日の祝いと女将から頂いたのは
いいんですが、商品名に何かしらメッセージ性を感じ
どこか心に引っ掛っています
芋焼酎 一刻者

    




【御 造】
その日の朝獲れ、せりで落ちたての小女子を入手
これをそのまま頂かない手はありません
生小女子の酢醤油




舌の上で優しい味・甘さを感じたあと、ほんのりと
苦味が通り過ぎていきます
小女子を狙い捕食する魚の気持ちも判ります


【炊き物】
小女子を昆布出し・生姜・砂糖・醤油を使い炊き上げました






【御食事】
昼食で頂いた活け造りの鯛・平目の粗を持ち帰り
粗と大根の味噌汁






小女子の釜揚げをふんだんに使用した小女子丼
あしらいは卵黄・もみ海苔・針生姜






春の花を眺め、春の風物詩に舌鼓
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(10)コウナゴ