2011年07月25日

7/24鮮魚部仕入れ

天候と海況相手に睨めっこした挙句
御前崎博栄丸さんに満を持しての予約・・・

じっくり検討したことが裏目に出て既に満席

釣行を諦めかけていましたが捨てる神あれば
なんとやら

黒潮船からのお誘いがあり仕事を終えてからの
前夜集合



24日は4時起床、4時30分出港予定でしたが
当日準備も多く4時50分頃の出港

三河湾内には台風の影響でゴミ・木材をはじめ
多くの浮遊物が大きな群れと化し点在していた

黒潮船船長さんは特に伊良湖水道まで、神経を
使っての操船


1時間45分程走ってめざす海域付近に到着
海水温、海色、透明度などを検討しながら
マーリンの潜む雰囲気を探ります


この日流した海域はこの辺り



『大山沖海底谷』から『安乗口海底谷』の付近に
かけての沖合い


一度、4つの仕掛けのうち、右舷のアウトリガー
から流すルアーをマカジキが追ってきたのを確認
したとのことでしたが喰うには至らず・・・


9時49分ルアーを喰って走ったのは
残念ながら外道、メーター級のシイラ





じりじりと暑い・・・




海色が良いです
黒っぽい藍色



水温25℃
コンスタントにもう1~2℃くらい上がれば・・・



他船からの無線ではポツリポツリと
『(カジキ)ヒット!』の声が聞こえる

11時30分頃、船長が鳥山を発見して
『ビシ(仕掛け)用意!』の号令が掛かり
私を含めた2人が仕掛けを流す


左舷で流していたW氏が
『マグロが跳んだっ!』と叫ぶ
左舷前方で80cmを超えるマグロが跳んだ
らしい


その直後、11時40分に左舷のW氏にアタリ
かなりの大物らしく綱引きの様相
なかなか寄ってこない


1分程のやり取りの後
『バレタ~』の声
仕掛けを手繰り寄せてみて吃驚
掛かりどころが悪かったんですね~



このエラの持主は何の魚?
縁から縁まで22cm程、『く』の字にしっかり
曲がっています

エラが丸ごと1枚切れたので、待っていれば
浮いてきたかも・・・
広い海、何処で浮かぶのか探すのはやはり
至難の業です

泳ぎながら血が流れ出るので、気を失いながら
やがてサメの餌食になっちゃったかな~
残念!

W氏曰く
『跳んだ型のマグロだったらおそらくラインブレークで
獲れないと思う』



ビシの先に大きめの弓角を結んだ仕掛けでした



更に鳥山を追いかけて所々、流しました


途中、私の流す右舷で60cm程のまん丸キハダが
『ピョンピョン』と跳ぶ

初めてマグロが跳ぶのを見ましたが・・・
結局アタリなく2時間掛けて帰港しました


黒潮船船長、クルーの皆さんお疲れ様でした
先回は充分に美味しい思いができましたが
今回は残念でしたね~

またよろしくお願いします  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)黒潮船