2018年12月02日

12/1 鮮魚部仕入れ

昨日は
楽しみにしていましたアマダイ狙い
お世話になったのは 福田 海豊丸 さん





10/24に船宿のHPを覗いていた
ところ、かなり先まで予定が埋まって
いる中、ポツンと空欄で空いていた
日があった
曜日を見るとなんと土曜日!
これは好きなアマダイで予約するしか
ないなと考えて、かねてよりアマダイ
釣りがしたいと聞いていた仲間の数を
数えて、取敢えずは6名の予約を
お願いしました

結局都合がついた(結果生贄)のは
イケチャンお一人だけで、10日ほど
前に4名をキャンセルさせて戴きました

5時半過ぎに到着しイケチャンと無事に
合流出来た

実釣時間帯の天候予報は晴れ時々
曇り、西寄りの風が次第に14m/s
まで強くなる厳しい予報でした
小型船HPでは昨日から早々に出船の
中止記事があった
小潮で干潮からスタートして上げ潮の
満潮までで沖上り時間となる

私が右舷大トモに座り、イケチャンが
その前に座った

翌日に仲間内での忘年会を発起人
として企画していて、ちょっと気合
入り過ぎ?
酒のアテくらいの肴は仕入れ箱に
入れて帰らねば!





長め硬めの天秤に錘120号をぶら
下げて仕掛けは吹き流し3本針

船宿が用意してくれたエサはオキアミと
冷凍ホタルイカ

最初のポイントは水深170mからの
かけ上がり
投入合図で仕掛けを表層になびかせて
からゆっくり天秤投下
着底から少し持上げて誘い始めるが
あまり仕掛けを動かしてもいけない

はやる心とは裏腹に超~超スローで
仕掛けを上下させていきました

7時から釣り始め一向にアタリの無い
時間から最初の魚は外道のミニカサゴ
ここまでで1時間を所要した

イケチャンは既に本命確保、流石~!

手持ちで誘い続けたが船の上下動が
激しいので手持ちから若干高めキープの
置き竿にして、風波による船の動きに
委ねる作戦に替えて様子見作戦

弁当を開いて2口飯を掻き込んだところで
竿先が小突かれる
巻き揚げ中、やっと本命らしき抗いが
竿先から伝わる





24cm
型は物足らないが取り敢えず本命確保

次の投入でも同じ作戦で本命を掛けたが
天秤を回収し仕掛けを手に取った瞬間に
鋭く反転して針がすっぽ抜けてしまった

アマダイで回収途中のバレは初めて
どうやら妖怪ももじの仕業に違いない
妖怪ももじは釣りに行けない
行っても釣れないすっぽ抜けるなどの
釣り人の暗の怨念が凝縮してしまって
生まれ、人や船に憑依する厄介な
妖怪である

このすっぽ抜けからやはり乘り掛けていた
アタリの波から見放されてしまい
再び沈黙の時間が続いた

9時半過ぎに明確な魚信があり、しっかり
アワセて巻き揚げると
本命ではなく、初めてのおめでたいお魚
エビスダイ




序々に風が強まっていった
船長は段々と流しながら沖から陸に
近い方に移動





シロアマダイが狙えるポイントでの
流しが始まる
幹・ハリス・針の全てを一回り上にした
仕掛けに替えて手持ちで集中する

イケチャンはまた珍しいお魚
大きな鱧を釣り揚げる




鱧は捨てようとされるので、頂戴した

シロアマダイのポイントで他の乗船者に
大きな魚が喰いましたが何れもエイなど
の外道
巣穴の奥に閉じ篭ってラマダンの日
だったのかも知れない


船長、沢山流し替えて再び深い所で
アカアマ狙い、潮替わりの後でまた
浅い所でシロアマ狙いと頑張って
くれてましたがシロアマダイの型は
拝めず仕舞い

最後にアカアマ狙いの流しで私に
アカアマが喰ってくれました





結局、23~25cm アカアマダイ 3尾
数・型・魚信ともに残念な仕入れになって
しまいましたがこんな日もあるか・・・
しかしこんな酷い日にアマダイを入れる
奴の顔が見てみたいものである


即刻、打ち首の刑じゃ!


イケチャン、すいません!
悪い日にお誘いしてしまいました

海豊丸船長、頑張ってくれて
お疲れ様でした!
妖怪ももじのお祓いを済ませてから
また乗りにいきます

一寸ご機嫌斜めな遠州灘の洗礼にも
あってしまいましたがそれでも魅力的な
海と海豊丸船長に感謝、感謝!
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)福田 海豊丸