
2018年11月09日
アマダイ 釣り

随分溜まっちゃいました
ではありません
思いついた仕掛けや様々な船宿仕掛けで
実績があった仕掛け、良い思いをした仕掛け
隣で爆釣された他人様の仕掛けなどを採寸
したりした仕掛けの設計図レシピです
全く参考にはならないかも知れませんが
今回はこれから始まるアマダイのレシピを
公開しちゃいます

アマダイは海の魚に有りがちな性転換魚
小さいうちはメスとして育ち、体長17cmの
1歳魚で生殖機能も備わった成魚となる
体長25~32cmまでにオスへの性転換を
終えるらしい
手乗りアマダイはメスで尺アマダイは全て
オスになる雌性先熟のお魚である

手乗りアマダイを釣りながら探って探って
大型を狙う釣りになります
極稀に60cmを超えるアカアマダイも釣れる
ので、全く油断が出来ない
エサが海底を流れて行く通り道に型の良い
住人が潜む穴蔵があって欲しいと願うばかり
シロアマを狙う水深は30~60m、アカを
狙う場合、水深は80m以深を流すことが
多いようです
基本的にアマダイの魚信は小さく地味
ながら明確なコツコツとしたアタリ
アクションをつけた直後の仕掛けが
緩んだ状態で喰えば、根掛かり気味な
感触で竿に乗る場合も想定されます
狙うタナは基本的にべた底ですが微妙に
サソイを掛けて船の流れとともに流して
いきます
錘を底にべた置きするのは禁物です
同船者とオマツリになるのと根掛かりの
原因となります
錘で底を確認しながら仕掛けの長さ分まで
ゆっくりと錘を持ち上げる動作の繰り返し
たまにイレギュラーに上に持ち上げるなど
丁寧に底の変化をトレースする具合で
誘っています
船頭さんの仕掛け回収合図の時に竿を
立てたら喰ったという現象も多いらしい
巣穴に居ながら視野にはいっていた
エサが上に動く動作とともにリアクション
バイトで巣穴から飛び出して喰っちゃった
のかも知れません
そんなアクションも頭に入れつつ、巣穴の
点在する海底に熱い想いを巡らせて種々
アレンジしたサソイをしています
天秤に錘50~120号(船頭指示)
比較的魚信が小さめで見逃し易いためか
クッションゴムを付けている方は見掛けた
ことがありません
仕掛けの長さは2~3mで針は2~3本針
吹く風の向きと強さ、表・中・底の潮などの
条件によって船中でオマツリが多発する
時がありますがそんな状況では圧倒的に
短めの2本針仕掛けがオマツリ騒ぎに巻き
込まれる確率が減って、有利になります


アマダイに使用する針ですが私にとっては
このオーナー 沖アミチヌ(ダブルケン付)が
テッパンです
(2~5号、6号が無いのは残念ですが)

想定するアマダイのサイズに応じて結ぶ
針のサイズを替えて仕掛けを作っています
小型なら4号

大型なら5号
シロアマダイのみを狙う時はがまかつの
オキアミチヌ6号

この針はケンがシングルなのが残念では
ありますがケン無しよりはましでしょう
金龍さんからは1~6号があるので早速
注文しちゃいました

これだけうんちくを並べておいて、いざ
アマダイを釣りに行ったらボウズ!
そんな仕入れ人の戯言でございました