2014年11月04日

シラス

シラスは魚の種類ではなく、イワシ類を代表とする大量の稚魚
(10~30mm)を総称しての名称で、全国的に認知度がある

全国的に漁もあってシラスが大漁な期間の漁港はとても活気に
あふれている

通常は2艘の船が網の両端から伸びたロープを各々スピードを
合せ、相手の船と進行方向を絶えず注意し連絡をとり合いながら
舵をきっていく
何も解っていないレジャーボートなどが2艘の80m程に広がる
間に突っ込んで来たら最悪の事態も想定され気が抜けない




また獲物が小さな魚体とくれば網の目も小さく、この網を引く
為には非常に力の強い巻き上げ力を必要とし、うっかりして
ウィンチに体の一部が巻き込まれる事故も起こり得る

獲物が小さいと言っても漁師の方は命懸けの仕事をされている

・絶妙の塩分濃度で窯茹でされた・・・釜揚げ
・釜揚げ後に適度に干された・・・しらす干し
・じっくり干して乾燥させた・・・ちりめんじゃこ
・稚魚から少々成長した・・・かちり




どれも美味しく、小女子も含めて私は飯に乗っけて丼ぶり一杯は
楽勝な好物である




5年ほど前まで@2,000~2,500/Kgで手に入って
いた記憶がありますが最近は2~3割は上昇しているようです




以前はアジ・タイ・イカ・タコ・ノレソレ・カニから超レア物の
タツノオトシゴまで見つけた時には嬉しくてしょうがなく、なにやら
幸せの絶頂に昇り詰めた感動をおぼえたものである
最近は食物アレルギー上の問題からこれらのいわゆる不純物は
残念ながら出荷の前に極力取り除かれるらしい  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)シラス