2015年03月20日

3/18【おしながき】

仕入れ人が持ち帰った注文の魚はたったの1尾!?
・・・これでは調理が難しすぎる









困ってしまいます・・・
一品料理屋になってしまいました
                          亭主


=======  【おしながき】 ========



【炙 物】
喉黒 塩炙り





寄ってみましょう







【吸 物】
喉黒・稚児鱈




サイズの割には充分脂が乗ってました




喰い渋っても何とか本命を1尾、恵って頂きました
深い遠州灘、お情けでしょうか?慈悲も深かった
福田沖の切り立った海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アカムツ(ノドグロ)

2015年03月19日

3/18鮮魚部仕入れ

昨日はお仕事仲間からのご要望もあって、あの深海の宝石
アカムツ   
に挑戦しました

メタリックレッドに輝く宝石を錦織圭が発した言葉により
広く有名な魚にしてしまい、先週の北陸新幹線開通で富山が
脚光を浴びると
アカムツ・カニ・ブリ
富山食のAKBなどと称される代表格に挙げられ、更に
アカムツの地位は揚がる一方


お世話になった船宿は3年ほど前から予約までしたものの
海況の影響で数度出船中止になっていて先月も海況予報悪く
中止になるなど、なかなか乗る機会に恵まれなかった
福田 博光丸さん
やっと乗船が叶いました


出港は6:30予定
数日前の予報では雨・風の模様ではありましたが予報も
徐々に好転してとても暖かく大凪の出港となりました


一行5名で左舷ミヨシから2つ、右舷3つの釣座で
私は右舷のトモに座りました


       


お仲間の皆さんはアカムツ初挑戦で、何とか全員が型を
見られることを願っての釣行でした

エサの購入は全員分を私が購入して用意した
スルメイカ・アジ・サンマ・アナゴ・シャケ皮は捌いてカット





定番の冷凍ホタルイカ・オキアミと変ったところでは
ワカサギ・前日特大が喰ったと船長からお勧め戴いた
アマエビも追加して今回は特エサのデパート状態





6:20には岸を離れ20分余りでポイント付近に漂い
7:00の竿入れ時間を待って、投入

仕掛は自作のホタ2本針吹流しからスタート




最初は防寒の合羽を着ていたが暑くなり、すぐに脱いだ
海面はほぼ鏡、いい海況でした





投入から暫くして竿を叩くアタリがあって巻き上げると
オマツリ、隣のお仲間のアカムツは35cmクラスの良型

先ずはお仲間の方が本命、旨そうな肥えたアカムツをゲット

それから1時間ほど竿に変化が無く厳しい状況
手持ちで海底5~15mを丹念に探るが反応が無い


微妙に竿先を揺らすのは吸物種のドンコ




船長から『揚げてください』のアナウンスで、左トモの客が
揚げたクシャクシャの一塊の仕掛に3尾のまあまあのアカムツ
『なんじゃ、こりゃ!いるじゃん』と思いつつタモ入れした


       


相変わらず厳しい状況の中、エサをいろいろ替えて試すが
状況を変えられず

10時頃までにお仲間の皆さんが本命ゲットしてボウズは
私のみ、お仲間の心配など不要でした

魚の喰いは悪いが腹は減る、相変わらず喰いが良いのは私自身
シャケ皮の副産物であるトト庵の皮無焼鮭弁当で空腹をしのぐ

エサの種類が多いので、オマツリのついでに仕掛を3本針から
4本針に徐々に変えていった


10:45やっと本命らしいアタリ、一か八か追い喰いさせて
やろうと思うも同時に船長からの
『揚げてください』
のタイミングと重なり断念して巻き上げてやっとの1尾





アカムツの針穴がかなり広がっていたので、追い喰いを狙い
誘うことはしなくて正解だった

ポイントの水深は230~280mくらいだろうか、リールの
PEが最も出た数字は304mだった

残り2時間も空しい誘いが続いた





昼前から風は出てきたが、南寄りの風で暖かい
最後まで諦めずエサを動かしましたが、残念!
そのまま納竿時間となってしまいました

エサは喰い渋りの中、ホタルイカが喰ったようだ
喰いの状況が変ればアタリエサも出てくるのでしょうが
基本的にはホタルイカ+αのスタイルで良いのかも知れません

私の本命は辛うじて30cm足らずの1尾に終わった




お仲間の皆さんは4・2・2・1そして私が1とスソ
渋い状況の中、健闘されて全員が何とか本命を持ち帰ることが
叶ったことは良かった

福田 博光丸さん、ありがとうございます
またお願いします



アジなめろうの禁断症状が出ていて、先週予約したが海況で
出られなかった磯光丸さんの生簀車が港にあったので




覗いてみました




良型の旨そうな
なめろうが泳いでいた

  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)福田 博光丸

2015年03月06日

豊浜 清文商店

知多半島先端界隈にて昼までに終わる市はそれなりに
あるが豊浜で16時開店、その日の水揚げを小売りする
魚屋さんがあって、夕市というらしい

豊浜夕市

以前より私が買い付けていたのは
清文商店 TEL(0569)65-0016



先日も寄ってきました

無性になめろうが食べたくてアジがあれば、是非購入
したいと意気込んで行きましたが、残念ながら無くて
ヤリイカ
スミイカ
スルメイカ
イシモチ
良型の活イシガレイ
活シャコ
等々がザルに盛られて1,000円・500円の値札が
置かれていく





値札が置かれた瞬間に手を伸ばすがタッチの差で他の
仕入れ人に遅れをとる

すぐ次に目をつけておいた品物に目を移す

次は取られまいと、横の意中にはないスミイカに向け
『このスミイカは大きいなぁ、これは絶対旨いわ~~~』
と大きめの独り言を発して他の仕入れ人の目をスミイカに
引き付けておき、1盛りだけあった貴重なケンサキイカ
のザル(500円)を素早く、手中に収めたのである

この時期最高の新物生ワカメ(300円)も購入した


豊浜商工会のHPより他にも

まる庄水産 TEL(0569)65-0331
鮮魚カネ佐 TEL(0569)65-0918
森下商店 TEL(0569)65-0016
まると水産 TEL(0569)65-0537

何れも16~16:30開店だが当日連絡して市があるか
どうかの確認をするのが懸命だろう



久々のケンサキイカ





夕市で購入、自宅で調理し夕飯で喰らう
自宅で味わう活魚最短コース、キトキトなご馳走である





今日6日は愛知県でのコウナゴ解禁日さきっぽ
序々に活気付いて春の支度が整っていくのである  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)魚屋

2015年03月04日

祝!増福丸 再開

今回、操業中の第八松下丸が火災炎上し、残念ながら沈没に
至ってしまった






全く同様、昨年8月22日に釣客を乗せて操業中に火災炎上
そして沈没してしまった




御前崎 増福丸 さん

本日、船宿再開に漕ぎつけられた旨、ブログ・Facebookでの
更新があった

乗っ込み本番にはまだ時期早々・・・と思いきや、マダイ狙いで
出ている他の釣船は早くも結構な良型を揚げている

乗っ込みマダイ本番を迎える前に船体と機関を万全な状態に
整えての操業開始が叶うならば、早めに乗って微力ながら応援
していきたいと考えていた矢先でした

船検も合格し再スタート・・・

おめでとうございます!

再起に向けて頑張っておられるところが伝わってくると
自然に応援したくなっちゃいます
  


Posted by フィッシャーマントト at 20:15Comments(4)報道・スポーツ・生活・食

2015年03月02日

第八松下丸 炎上沈没

ここのところサボっていたアラと釣果が上向いたら
アカムツでお世話になろうと松下釣船さんの
スケジュールを楽しみにチェックしていましたが・・・


3/1は午後から知多半島ですごし、山海のある
宿泊施設にお世話になっていて今日2日は豊浜から
羽豆岬を経由して師崎朝市などで仕入れの物色
半田などで用を足して11時半に自宅に戻ってきた

帰宅して荷物を運び込んでいたときにMOMOさんから
戴いたメールに
『松下丸が火災沈没した!って新聞見て』
信じられず、慌てて確認するとどうやら事実らしい







乗客の釣客に大きな怪我が無かったことは良かったです


師崎において珍しく根っから温厚な性格と何があっても
動じない雰囲気の船長、電話でお見舞いを入れましたが
船長の声は元気でした

『またやるでしょう!』
の私の言葉に
『やるよ~!』
といつもにも増して大きな声で応えてくれました

しかし、さすがに今回の件は応えていると心中をお察しし
『頑張ってくださいねー』
と一言を発することが精一杯でした

明るくていつも元気をもらえる、それでいて人知れず
気配りの出来る女将さんも想像を超えるくらいお気持ちを
落とされているとお察しします


大物系、新しい釣物、新しいポイントなど開拓者精神が
とても魅力的で特化している松下釣船さん

是非!第九松下丸に乗せてください!
そして・・・次回の釣物は何にしようか迷っています  


Posted by フィッシャーマントト at 21:55Comments(6)松下釣船