2015年04月27日

4/26【おしながき】




結果的にはまだまだ黒潮本流まで行かないと
鰹の顔は拝めないようでした

山和フィッシング 店長ブログ 

GW中にもう一度強力な分岐流が入ると鰹が
流れに乗ってやって来るのかも知れません


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【焼 物】
鰆 汐焼き
身に脂が乗った鰆は上品、塩だけで豊かな味わい



ふわふわの噛み応えののち旨味が残る




【煮 物】
鰆真子と蕗の煮物
上質な蛋白質、捨てる手はありません






【御 造】
鰆 刺身
当日よりは寝かせた身が旨い



舌の上で、美味しさが後を引く



身が割れやすい魚ではありますが流石は釣りたて
調理途中に身のヒビなどの発生は無かった

魚偏に春と書いて鰆
真子・白子が入ってまさに旬の魚でした

伊良湖水道の春と
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)サゴシ・サワラ

2015年04月26日

4/25鮮魚部仕入れ

狙 い は 鰹
予定はあったものの出港決定は潮次第
前日直前に出された三重県水産研究所のデータは
出港を促すものであった




黒潮の分岐流19~20℃が大王崎沖へ向かってきて
いるのが判ったからである





4/11~12の船底塗装作業を終えて出撃準備万端
の手はずでしたが発電機エンジンのトラブル勃発

4:30出港が1時間遅れとなり
発電機エンジンに見切りをつけての5:30出港






伊良湖水道を6:25通過時には師崎船団の先頭を
走るかたちで更に南下、大王崎のかなり沖を通過し
海水温の高いエリアを探索していった

昨日は海水温19℃を越える海域を探し当てるのに
さほどの時間を要すことなく分岐流に入り仕掛けを
流し始められた

両サイドから左右に広がるヒコーキ、その内には
ラビット、潜航板とビシ仕掛をひとつずつ合計で
6つの仕掛を曳いていく





時々掛かるのはシイラ、ある程度群れているのか
パタパタと連続で喰ってくる

掛かるシイラはまだ小さく、50~65cmほど






鰹の顔を見られない時間が続く


      


シイラも釣れないと鰹の雰囲気も出ない訳ではあるが
相変わらずシイラばかりだった


11時くらいから洋上の風が強さを増してきて
海面も悪くなり始めたので鰹を断念した

釣果はシイラ20弱
黒潮船クーラーには釣った直ぐはマサバ、暫くして
ゴマサバに変る鯖が1本のみで伊良湖に向かう





向かい波を浴びながらの帰路ではあるがそこまでは
手強い風波ではなかった

時間があったので気まぐれでのジギング
これが帰りのクーラーを賑わすきっかけになるとは・・・

13時から遊漁船が次々と撤収する中でのジギング
この魚は私がジギングで始めて釣った魚となった



サワラ60cm弱

時々サワラ・エソが交互に掛かる
黒潮船船長は最長73cmのサワラを仕留める



伊良湖水道では
55~73cmのサワラ4尾を黒潮船のクーラーに
追加して15時前納竿となった


歯の鋭いサワラ、ジギングならではの釣果だったか?
あのモチモチした鰹の食味が夢にまで出てきそうでは
あるが、またのお楽しみにしときましょう

気まぐれのジギング釣果と黒潮船
船長・クルーに感謝・感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)黒潮船

2015年04月20日

4/18【おしながき】

春の珍事でしょうか? 



仕入れ人には珍しく注文の魚を揃えてきたようです

なかなか型もよろしく真子を抱えていた魚もあり
鯵の旬も近いことを感じました

材料がふんだんにあるトト庵厨房は活気があっていい
今回だけに終わらないよう、仕入れ人の安定した仕入れを
望んではいますが・・・




トト庵のなめろう好きも唸る大量のなめろうが出来ました

                          亭主




=======  【おしながき】 ========


鯵三昧  


【強 肴】
真子煮付け

      




【焼 物】
汐焼







【御 造】
姿造





寄ってみましょう



よ~く血が抜けていて沢山食べられます
もう一尾おかわりが入りました!




【揚 物】
骨煎餅







【御食事】
飲んだ後、熱~い船場汁を注いだ なめろう茶漬



なめろうは手間が掛かるのですが
小皿に取ってちびちびと酒のあて
炊きたてご飯の上に乗せなめろう丼
どう食べても旨い!
禁断症状が発症する中毒料理かも知れません

トト庵なめろうレシピ → あじ なめろう 



沢山の良型なめろうが泳ぐ遠州灘と
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)アジ

2015年04月19日

4/18鮮魚部仕入れ

トト庵常連さんの中には熱烈なアジのなめろうファンがいて
そんな常連さんから渇望されての
なめろう釣行
となり、仕入れ人は期待と責任を背負って出掛けたのである


お世話になった船宿さんは、お初にお世話になる
アジの 福田 磯光丸さん でした





6時出船なので、5時過ぎ到着目標で出発
特に障害も無くて、ほぼ予定通りの福田到着

港手前の釣りエサ屋さんでオキアミのLを調達
事前に仕込んでいたイカ粒を持ち込んだ

天候は晴れ、風は少々、気温13℃
随分暖かくなってきて、釣りには最高の陽気に突入です

くじ引きで7を引き、釣座は左の大艫になった






全員早めの乗船完了によって5時45分に岸を離れ
ポイントを目指す
予約の電話でも人当たりの良さそうな対応だった
かなり年輩の柔和な松浦船長でした
船長に聞いたら最初のポイントまで40分程度とのこと

昨日の乗船客は8名で満船
前日の15時ころ予約した私は6人目だったようです

最初のポイントに到着した時の海況はウネリが2mほど
風が5m前後あった
5分ほど魚探での探索で、魚影が薄く最初のポイントを
諦めてかなり岸寄りに移動した

移動した先はウネリも少なく穏やかな海面
アンカーを降ろして投入のアナウンス

仕掛けは自作・市販の吹き流し1.9~4.5m
針数2~3本(バケ・赤グミ・素針)
幹糸2~4号・ハリス2~3号を数種持参

天秤40cmにアミエビ用の小型コマセかごを装着し
クッションゴム1.5mm40cm錘は100号

最初の仕掛けは全長3m3本針幹4号枝3号
素針にはイカ粒を緑赤と付けてみた





40cm前後の良型サバなら2~3本の仕入れも視野には
入れていたが、先ずはなめろうの仕入れが優先任務

サバが猛烈に喰い始めたら対処すべく、スキン針仕掛け
への交換準備も万端


投入してアタリ無く、ひたすらコマセを撒く時間が過ぎる
付けエサもいろいろローテーションするが気配なし
船全体でも本命の顔は見られていない




魚探には赤く反応が記録されているが、潮が流れていない
影響だろうか、お食事どころかツマミ喰いもしてくれない
全くお行儀のよろしい魚群である

やっとキター!っと思って揚げるとフワフワした感触で
重量感も無く、ショウサイフグでした



本命が喰わない1時間が経過

厳しい・・・気合いを入れて福田まで来たのに・・・
とネガティブな気持ちが増殖し始める


8時を過ぎて船長が移動を決断





移動中になんとか気分を変えてみようと思いついて
仕掛を師崎の船宿で定番の仕掛に交換しておいた
コマセカゴをサニーカゴにして、仕掛は短い1.9m
緑スキンの3本針で気分一新

     



移動して8時30分頃から再投入
水深32m前後

時は投入して2投目、ベタ底1mでいきなりの戦闘が始まった
浅い水深での入れ喰い、写真など撮っている暇も無かった

時が来るまで、船中にモヤモヤ感が重くのしかかっていたので
船の皆さん、ここぞとばかりに無言でひたすらの手返し

戦いは35cm前後の型で始まって30分ほどして型が
小さくなり始めて終盤は~30cm前後の型ではあったが
ほぼ1時間のサービスタイム




1時間少々で喰いが止まり
徐々に血抜き・活〆の魚の世話をする



実はクーラーを2つ持ち込んでいた身の程知らずの仕入れ人
ひとつ目のクーラーはこの1時間で丁度になった

時間はまだ11時前、二つ目のクーラーに突入と気合いを
入れ直すが、魚のお食事時間は終了

不思議なもので、パッタリと喰わない


しばらくして船は再度、中移動した


隣の乗客(大艫右)の方は常連さんでいろいろお聞きする
ことが出来て、都度詳しくお答え戴き助かりました

その常連さんからの情報では移動したポイントはアライ根と
言う場所で、45cmくらいまでの大アジが出る場所らしい

アタリがあって揚げるがマルアジ(アオアジ)が連発
マルアジを3尾釣り、活かしておき



中アジ1尾を追加したところで、残り30分
エサにするには少々大き目ではあるが23cmほどの
マルアジを海底に泳がせて・・・




12:30 マルアジ海底散歩の時間は終了
元気良く海上へと、ご生還叶ったのである


密かな目標50には遠く及ばず、32尾
全体的に期待通りの良型だったのが救いでした
22~37cm 32尾 (内マルアジ3)




サバは船中、20cm程度の小サバを数尾見掛けた
密かに期待していたイサキの顔は見られなかった

初めてお世話になりました福田 磯光丸さん
猛烈な喰い喰いタイム1時間、楽しませて戴きました
ありがとうございます


遠州灘の不思議な1時間と
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)福田 磯光丸

2015年04月18日

染色工芸家 トト

 



なかなか仕入れには行けませんでしたが







こんな仕込みなどをしながら気を紛らわせていました






カラーはオーソドックスな赤






そして新進気鋭の緑







今日は天候も上々の予報
今頃、海上で心地よ~く揺られての仕入れ~♪ 

予定ではクーラー満タン注意報も出るらしい・・・
あくまでも仕入れ人の予定ではありますが


  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)トト庵仕込み

2015年04月01日

岡崎城 夜桜

気温も上がり、絶好の釣り日和も多くなってきているが
なかなか仕入れに行けません


昨日は日中、Tシャツで一枚のとても良い陽気
夜になってやや気温は下がったものの風も無くて
ついつい夜桜見物に出掛けちゃいました



平成27年度桜まつりマップ


岡崎城は6~7分咲きといったところでしょう

今週末になれば、ちらほらと美しく散り逝く桜も
見られるかも知れません






桜も見応えがありましたが、圧倒されたのは城下に
広がる露店商が作る街並





両サイドに延々、立ち並ぶ露店のテント
種々様々なB級-食の誘惑に襲われます





こうなるともう
花より団子
食べちゃいましょう!












夜桜など何年振りだったか・・・













ライトアップは~4/15、時間は22時まで
桜の開花状況によるので、確認は必要かも知れません

岡崎の桜まつり   


花を横目に夜の散歩、たまにはいいですが
しっかりと血抜きした釣りアジのなめろうが恋しい


  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)報道・スポーツ・生活・食