2010年11月30日

11/28鮮魚部仕入れ

乗ろうとした船は満員御礼で ふられちゃって よせば
いいのにどうしても行きたいと釣っ気(病気)が治まらず
他の船を探しちゃいました。

アラーム3:00で自然に目覚めた時間は2:55遊びの
朝はいつもと気合が違います。



結局 大進丸さん の船で大ダイ・ワラサの一発狙いに
行ってまいりました。

途中豊浜のコンビニで昼食を仕入れ、船宿到着は4:40

大進丸さんの船は今は亡き?アイランドさんという方と
フグ釣りでお世話になって以来かな~なんて想いながら
駐車場に入ると見覚えのある車があり、その横が空いて
いたので車を止めご挨拶した相手はまこべサンでした。



まこべサンはこの時期、カワハギをメインで釣行されておられ
この日もカワハギの船。
タイ・ワラサのおすそわけを頼まれプレッシャーをかけて
くれちゃいました(笑)



受付では既にかなりの乗客が熱の入った話で盛り上って
おられました。
(出港前はテンション上がるんだよね~)

釣座は先着順書込み方式、この時間で既に7割程が埋って
いました。

普通に考えると掛かりの釣りなので艫(最後部)に近い程
有利なのは当り前ですが混雑時に中途半端に中に座って
しまうと一日中、お祭り騒ぎに巻き込まれてしまう可能性が
高くなります。

仕掛けが長く針数も多いこの釣りでは一度お祭りに参加して
しまうと、場合によっては実質30分くらいのロスが出て
しまう事もあります。

日曜で混雑するのは判っていましたので右舷の舳(一番前)
か左舷の舳が空いていたらラッキーなんて考えていましたら
両舷の舳が空白のままでしたので右舷に名前を書込んで
準備をしました。



豊浜港からの出港は5:40ゆっくりと離岸、徐々に
スピードを上げて伊良湖岬を経由し大山沖に向かいます。
空調の効いた船首側のキャビンは先客2名と私の3名で
利用、ゆったりとしてうたた寝するには充分なスペース
でした。



7:00前にポイント周辺で慎重にアンカリング、2度程
のうちなおし(どうやらポイントが狭そうです)

開始のアナウンスで仕掛けを投入するも竿に全く異常なし。
仕掛けを上げて点検するもウタセエビは4匹共針についた
まま無傷でのご生還。



(駄目じゃん!大きなお魚さんに食べてもらわんと~)


風向きと潮流が90度違っていてPEがほぼ真正面に出て
いきました。左舷だと船の真下にPEが潜ることになって
右舷を選択して良かったと思いながらも・・・

全くアタリすら無く時間だけが過ぎ、船が流され再度
アンカリングするも状況変わらず、とうとう船頭さんが
移動を決断。

私の釣座から把握できる範囲で、ここまで魚の気配なし。

仕掛けは胴付4本針幹糸7号、枝ス間隔2m
上のハリス3本はワラサ重視の6号で短かめの1m弱
針はウタセマダイ13号
最下の1本だけは小物も意識したハリス4号2m弱
針はウタセマダイ11号
捨糸4号2m
乗客が16名とほぼ満員でマツリ易いリスクを回避する
目的で釣座を舳先に選択出来た為、錘は常に船頭指示
よりも1つ重いものを付け換えていきました。


5分程の小移動後、時間を掛けて再び慎重なアンカリング。
暫らくは気配無く、隣の年輩の客からの口からは『今日は
坊主だて~』と諦めの言葉を2・3度聴いた頃、やっと待望の

【アタリ】がきました~

あわせると乗りました~!


早速ドラグ緩めを確認し、ここは慎重に且つヒキを楽しみ
ながらゆっくりと寄せてきた獲物は本命ではないですが
良型のマアジでした。



最初の獲物を手にして元気付けられました。

この時点で時計は9:30を過ぎ、風が強弱を繰り返しつつ
徐々に強くなっていくのを感じながら手に持つ竿の感触に
神経を集中、いろんな事を試してみます。

ドラグを超緩々にして船のローリングを利用しての徐々流し
着底10m手前で糸を止めてのゆっくりじらし方式送り出し

どれもパッとせず、リールをフリーにして大きく竿を煽って
一気に送り込みそこから弛ませ気味での送り込みをしたら
60m辺りで2度目の【アタリ】がきました。



この魚は型は不満ですが一応は本命の鯛でした。
(鼻の出っ張りが雄っぽく精悍な骨太顔です)
時間は10時頃、風は強くなる傾向変わらず。



同じ作戦で約15分後にもやや良型を追加して、さ~て
これからと気合が入る。

ベラ系の外道を一尾掛かってくるも以降パッタリとアタリ
無く、例の隣の『坊主だて~オジサン』の置き竿に小気味
良いアタリ発生、おいおいっと思う程、強引な巻上げの後
40オーバーのクロダイが揚がり『坊主だて~』の言葉が
出なくなり『いい笑顔のお父っつぁん』に変わる。
それからはロングマッタリの時が流れちゃいました。

11時が過ぎ、風が一段と勢いを増して潮の流れも風向きと
同じ方向に変わりはじめていました。

船上の竿から伸びるPEラインは20m程先でやっと海面に
潜る【投げ釣】の様相、オマツリも多発するようになって
厳しい状態に突入。
この時点で船頭指示錘60号に対し、100号を使用。

11時50分の船頭アナウンスはやはり【早上がり】の言葉
安全の為には代えられませんねぇ~、その後1時間やって
いても釣果に伸びも無さそうでもありました。



北西風が強くなると伊良湖水道(伊良湖岬-神島間)は
伊良湖岬の地形が三河湾の風と波を一方向に集めてしまい
帰りの船は真っ向から波を受けることで椅子から落ちそうに
なって熟睡などしておられません。



釣果は・・・
マダイ ~36cm 2尾
マアジ 37cm   1尾
ウタセエビ ~9cm 50以上 (何考えとるの~?)
残念ではありますが、未熟なトトの腕では大ダイ・ワラサに
届かず・・・貧果でした。

  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)豊浜 大進丸

2010年11月28日

ファイトッ!!!

ファイトッ!
今日も釣人に気づかれないように、餌獲ったるど~~~!







オッス!オッス!オッス!




昨日の記事の【御利益】でしょうか、早速ですが・・・
本日、偶然同じ船宿を利用していた マコベさん 
戴いちゃいました。


マコベさん肝パンを沢山ありがとうございます!  


Posted by フィッシャーマントト at 20:52Comments(8)豊浜 大進丸

2010年11月27日

準備はOKっす!

今日は早起きしてから田原の仕事を済ませて
早く帰ってこられました。

することがないのでサボっていた【お道具】の
手入れをしておきました。





これで不意に大物の釣魚を頂いても準備はOKっす!
(何言っとるの~自分で大物釣ってりゃぁ~って!)  


Posted by フィッシャーマントト at 21:33Comments(6)トト庵仕込み

2010年11月26日

突発弾丸業務

昨日の昼頃だったでしょうか
急に東京(ほとんど埼玉)に半日仕事が発生。
ちょうど空いていましたので自ら志願して行って
来ました。

ちょっとした自分への挑戦でした(笑)

昨日22時睡眠、自宅出発は本日0:43でした。



05:15には目的地周辺に到着。
仮眠して8:30~12:30にて業務完了。
とって返して音羽蒲郡から1時間30程渋滞に
もまれた後、18:30には無事、会社に帰還する
ことができました。


ささやかなご褒美は帰路に冠雪した富士が
はっきりと姿を現せてくれたことでした。



まだまだその気になれば、遠征釣行も・・・
なんてネ  


Posted by フィッシャーマントト at 22:16Comments(6)報道・スポーツ・生活・食

2010年11月25日

ふられまして・・・(涙)

今週末、最後のチャンスかと想いを
膨らませて




いつもの船宿さんに連絡したところ・・・



『あ~~~こんばんは!

日曜ですか~





ずらせんよねぇ~(違う日に)

ちょっと待っとって~

すいません・・・

どうにも・・・

ゴメンナサイ・・・』





『判りました。
またお願いしますねっ』

と潔く電話を切りました。





さて・・・
今回はおとなしく諦めましょうね。
  


Posted by フィッシャーマントト at 20:09Comments(8)マダイ

2010年11月15日

山のうなぎ

相変らず腕の悪い鮮魚部仕入の替わりに青果部の
仕入担当者が【土鰻】の仕入に行ってまいりました。



川の鰻と組合わせての【おしながき】も考えましたが
余分なところに元気がついてしまうリスクも考えて思い
とどまるに至りました。

                              亭主

=======  【おしながき】 ========


【煮 物】
細首煮〆




【揚 物】二種
先回の海からの獲物マタカが半身冷凍してありました。
甘酢あんをまとわせて




土鰻のすり身磯辺揚げ




【吸 物】
生しんじょ
すり鉢ですって何も加えずそのままを椀に張った熱いだしに
泳がせてみました。




【土鰻丼】
しめはこれしかありませんね~





今日はいつもと違う
山から与えられた獲物に感謝、感謝!

堀行評価による自己採点は85点でした。


  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)青果部

2010年11月13日

今日も天然物を求めて

今朝家を出た時間は5時時計
ちょっと寝坊をしたように感じますが大丈夫ピース


今日も天然物を求めて張りきっての出発でした。



でも向かった先はいつもとは逆方向。



ほぼ10年振りの【芋堀】でした。

今日のポイントの土質はかなり硬め
石は少なめ
50~60cm下が粘土質の層10cm程
その下に石が多くありました号泣

トト庵キラン【青果部】キランも今日は頑張ってまいりました手のひら

7時~12時までの5時間の釣果じゃなくって堀果です。


中くらいの自然薯が3本もあれば充分の計算でしたが
順調でした。
山の神に感謝、感謝!




『うっ』なんだか腰が・・・
明日は早朝からの仕事、早く寝なきゃ~
起きられるかな~  


Posted by フィッシャーマントト at 13:45Comments(14)青果部

2010年11月11日

マダイの鼻孔



天然と養殖の見分け方でよく紹介されるのは

・鰭(尾鰭・胸鰭)の形
 養殖は擦れ切れている。
 しっかりと泳いでいないので貧弱であるなど。

・魚体の色
 養殖はどうしても浅場で日焼をおこし黒ずんでいる。
 日焼け予防として生簀が黒い遮光ネットで覆われて
 いたりする。

・顔の口周り
 養殖は餌を自ら果敢に捕る必要が無いので未発達。

・魚の体型
 養殖は尾鰭の付根がややでっぷりしている。
 (女性で例えると足首といったところか)
 天然はクビレるところがしっかりクビレていて曲線が
 素晴らしく美しい。 



画像は先回のトト庵の天然マダイの焼き物ですが鼻の
孔を探すと、左片側に2つの孔がはっきり分かれて確認
出来ます。

養殖ではエサを与える時にどうしても密集して奪い合う
ことになるので、他の魚の鰭で鼻の孔が傷ついたり
仕切網についた貝類に引っ掛って2つの孔の表面が
共通になってしまうらしい。

養殖ではこの孔間が壊れて長孔状に傷ついている魚が
多く見られます。

天然のマダイの鼻孔は左右片側2つが綺麗ではっきりと
していて両側で、4つの孔が明確に判るとのこと。

汐焼きをつつきながら御前崎の船頭さんから教えて戴いた
見分け方をふと思い出した。
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)マダイ

2010年11月03日

10/31おしながき

トト庵秋の【大漁鯛祭り】を大々的に開庵しようと
目論み、予告にまでも打って出ようと致しましたが
どうにか踏みとどまりました。


またか  64cm
真鯛  ~39cm
稲鯒   42cm

やはり予告せずによかったという仕入れに終わってしまい
ました。
それでも何とか久々の開庵に至ったことはなんとも嬉しい
限りです。

                              亭主

=======  【おしながき】 ========



【強 肴】新鮮な天然物でしかお出ししません
胃袋の歯応えが癖になります
臓煮



【焼 物】御一人様一尾の贅沢な塩焼きは満足感が
残るボリューム
真鯛汐焼


あらあら・・・久々のトト庵の開庵なのに尻尾が~


【酢の物】このまたか、腹を割いた際に驚かせて
くれちゃいました。
養殖の真鯛かと思うくらいの脂が塊りとなって
溢れ出て、奥には網脂状の脂に包まれた大きな
白子が入っておりました。
白子は沸騰した湯でサッと泳がせ氷締め、水切りの後
単純にご提供。
これも天然釣り物の成せる味わいです。
またか白子葱ポン酢



【お造り】腕の悪い仕入れ人を抱えて大変ですが・・・
どうにかまたか・真鯛二種の白身をお刺身で


       

【食 事】お食事はどちらに致しましょうか
握りましょうか・・・


左上から時計周りで、真鯛腹身・またか白子・稲鯒
またか・真鯛背身


それとも鯛飯に致しましょうか



【吸い物】脂の浮きは半端ではございません!
沢山の粗からとった極上なゼラチン質が濃厚
粗吸い



海から与えられた獲物に感謝、感謝!



釣行評価表による自己採点は66点でした。
落合竜、ドームに戻って日本一の胴上げだ!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(12)マダイコチセイゴ・マタカ