2019年08月15日

8/12 【おしながき】

目標30杯と豪語しながら意気込んで
北陸路くんだりまで、仕入れに出掛けて
行った仕入れ人ではありますが・・・

私が聞いた30杯30敗の間違い
だったのかも知れません


                    トト庵 亭主



======= 【 おしながき 】 =======



【〆 物】
喜鯛 三分〆






【御 造】
真烏賊






順に 胴・鰭・腕


同日のそれほど遠くは無いポイントで
活性の良かった船も有り、どこの船宿を
利用するかの選択も仕入れ人の腕の内
なのかも知れません

それでも疲れ切って帰った直後の
真烏賊で一杯が何とも堪りません
今宵も
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)イカレンコダイ

2019年08月14日

8/7 【おしながき】

指6本のドラゴンを召し捕ってくる筈の
仕入れ人、太刀魚を2本並べて何が
ドラゴンでしょうか

脂の乗り切ったドラゴン太刀魚への
道はまだまだ、遥か遠そうです



                    トト庵 亭主



======= 【 おしながき 】 =======


【焼 物】
太刀魚 汐焼







【御 造】
参種盛





太刀魚






白鯖河豚





真鯵






【揚 物】
太刀魚 天婦羅






何処ともなく潜み、時に深い海より登り出でる
神秘の幽霊魚を育む深き駿河湾の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)タチウオアジフグ

2019年08月13日

8/11 鮮魚部仕入れ

折角の夏季連休・・・と言っても
設備業者の哀れな運命、客先の
工場稼働と御担当者様のご都合で
とても大型連休というわけにもいかず

更に追い打ちを掛けてきたのが
大型台風10号様

これは連休となった11日と12日で海上に
浮かばねば、連休後半の海況によっては
釣りには行かれないかも知れません

船宿に連絡して乗合船のたった一つの
空きを確認して即、予約完了
さっさと準備して先ずは渋滞覚悟の北陸路へ

高速が案の定、渋滞中
一宮で22号線に降りても車がいっぱい
さてどうしたもんか・・・

21号に抜け、その先の混み具合を見て
更に坂内から木之本に抜けるオプションまで
視野に入れてのノロノロ運転
愛知県脱出まで何と2時間!

そこから下道をもがきながらなんとか
敦賀を越えて若干、時間的・心理的な
余裕も生まれた

景色は完全に夏






途中、河野で空っ腹に燃料補給
高そうなカニの店に入ってしまい
想定外、痛い出費で遅めの昼食





飯もお代わりしてかなりの満腹度
さぁ~腹も膨れたし、帰るかー
という訳にはいかない

マイカへの執着心を保ちつつ、港へ
向かって走る


集合時間の1時間前に到着したのは
越前 日昭丸 さん






何だかんだで、家を出て6時間の行程
まぁ想定内の範囲で収まりましたが・・・

車外に出ただけで嫌になる湿気と熱さ
そそくさと準備して車内に退避

船長から右舷の3か4番目に座るように
指示されて3番目に座る

車のNO.プレートは岐阜・名古屋・岡崎など
地元の乗船者はおられない様子だ





17時15分くらいに岸を離れて滑り出した
船が動いている間は停滞している空気も
風となって少しだけ涼しさを感じた


水深70mほど
マイカも釣りたいがこの時期のアジも
と欲を張っての魚の仕掛け







一投目からきたのは良いがお隣に迷惑が
掛かるので、最初のチダイを釣って仕掛けを
仕舞いました







薄暮になって左隣のイカメタルの方が
見える範囲で最初のマイカをゲットされた

イカメタルのタックルも当然、持参
いろいろ振り回してみたものの全く
アタリ触り無くて1時間半


右隣の胴突きの方が慎重に巻き揚げ
でかい型の本命を揚げられる

私には全く反応無し!虚しくて心、折れ
イカメタルロッドはロッドスタンドに立て
再び、電動リールの竿に胴突き仕掛けを
繋げてみた





17:45には釣り始めていたので
2時間経過してやっとのアタリ






まぁまぁの型の本命マイカ
おじさんでも涙、出ちゃいそう!


更に時間だけ流れる

何だ!船中このマッタリ感は・・・

船長も何もしない訳ではなくて
この日は結局、3ヶ所でアンカリング
深い所から浅い所まで

これだけマイカが薄いと何となく多角で
広範囲が探れる胴突きが有利な感じ
それでもアタリ遠過ぎ!

最初のマイカからまたまた1時間40分
先ほどの良型からプラス5cmの多分
私のマイカレコード
外套長35cm超えを揚げられました





2時間で1杯のスローペース


後半の2時間も状況は変わることなく
こんな小さなマイカが居るのー!





これもマイカ小型サイズレコードかも
こんなヒイカサイズから中型マイカまで
3杯を追加して定刻

23:40
納竿片付けのアナウンスで万事休す

マイカ 5杯
外套長 75mm ~ 355 mm

激渋の中、釣らせて戴いた
越前 日昭丸さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)越前 日昭丸

2019年08月09日

8/7 鮮魚部仕入れ

一昨日の夜は大人の夜遊びで
ドラゴン狙い
3度目の正直???
指5の獰猛なヒキを頭に描きつつ
運転中も楽しみな気持ちで向かった

お世話になったのは
相良 第二福徳丸 さん

集合は 01:15 相良港(坂井平田港)
家を出たのが前日の20時ころ
のんびり走行して相良到着が10:30
コンビニでおつまみと寝酒を購入して
一等賞で港入りして、呑んで摘まんで
うたた寝

0:45くらいから廻りが徐々に騒がし
くなって、自然に目が覚めて01:00に
戦闘準備開始
ほどなく船長のトラックが到着してご挨拶

くじ引きでの釣り座決定で右舷のトモに
座りました





出港が01:30
30分ほどでエンジンスローダウン
ポイント到着と釣り準備のアナウンス
『 水深70m、55mから上を誘ってー 』





長め硬めの片天秤に錘100号をぶら
下げて水中ライトとその先に自作した
3本針の吹き流し

針のチモトにはハリス保護のために
細パイプで補強し、上から夜光パイプ
各色を被せてタコベイトと硬質の大型
蛍光玉を付けている





船宿支給のエサはサンマの切身
かなり量も入っていて1本針仕掛けで
通せば1パックで丁度かも知れないが
私は結局3本針で通して釣ったので
結果的には2パックで丁度だった

針にエサを付けて投入待ち





釣り開始が02時を回った頃

リールカウンター読みで55mまで落とし
微速で巻き揚げ乍らタタキとステイ
そして巻き揚げストップなどランダムに
組み合わせていくと・・・!
40mを切った辺りで魚信有り!

珍しく最初からアタリを捉えてフッキング
但し、指3未満の柳刃かー・・・

取敢えず、アタリが多い序盤でした
型が小さいが数揚げれば良型も混じる
かも知れないと前向きに続けました





30分ほど経過したクーラー
小太刀:5
サバフグ:1

徐々にアタリダナが上がって上がって
水深10mで喰ったのは中アジ





嬉しいじゃないですか!
旬真っ盛りのアジ釣りと太刀釣りとマイカ
どれに行こうか迷った挙句の太刀船でした
からねー
おまけに2匹目の中アジも釣れてアジの
お刺身が確定!!





ただし、太刀の方は相変わらずの小型
しかも回収後のエサ付けの際に先の針から
エサを付け海面に放り投げていたその
海面で太刀が喰うという始末





そして明るくなるに連れアタリが遠くなり
夜明けから一気に喰いが落ちてしまった





船も徐々に140mラインの深場まで
流し替えて行ったので探るタナも広く
難しいし、アタリダナもてんでばらばら

『 95で喰ったー!』
『 70で喰ったー!』
都度仕掛けを情報のあったタナ付近に
操作するが渋過ぎる





富士山のシルエットがぼんやりと
浮かびあがるけれど釣果はなかなか
上がらなかった


最後の40分ほどは何となく手と仕掛けが
あったのか指3~4未満がポツポツと
揚げられたがタナが深く時間を要する
拾い釣りとなってタイムオーバー





タチウオ 指2.5~3.8 : 20
サバフグ 24・27cm : 2
マアジ 24・25cm : 2
またしても惨敗です


夜遊びとは言っても陽が昇って7時以降
じりじりと暑く不快指数も急上昇
こんなんじゃぁ、昼間の釣りは当分危険

きっちりと狙った獲物を釣らせてくれる
聡明丁寧な船長に感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)相良 第二福徳丸

2019年08月05日

鮒鮓



株式会社 魚三(本店)
〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町12-7
黒壁スクエアの一角にありました
TEL.0749-62-4134

琵琶湖や琵琶湖廻りの水産物を
自社で直接仕入れから加工、販売
までを一貫して行っているらしい

添加物を加えずに手作りした数種の
商品が並べられて販売されていた
琵琶湖の水産加工品のおおよそが
ここで購入出来そう

本モロコ
小鮎
川エビ
しじみ
いさざ
店頭ではうなぎが焼かれていた





今回のお目当てはこちら
鮒鮓(ふなずし) 
お値段、結構しますが、どうせ食するなら
雌の子持ち
(25cm程度で3,000~4,500円)






2月から5月に漁獲される琵琶湖の
固有種ニゴロブナを塩漬けにして7月の
中旬までに更に飯漬けにして発酵させ乍ら
半年~1年寝かせて完成に至る


一尾3,200円の鮒鮓を購入しました



ネットの情報では相当臭いとの
情報が多々あったのですが私に
言わせると、トト庵の糠漬けの
糠樽の方が匂いが強く鮒鮓は
まだまだ可愛い香りと言う程度





魚とともに飯を発酵させての食物
日本酒に合わない筈も無く、冷酒と
ともに頂きました

食感は柔らかくて酸味が効いた
青カビのブルーチーズ
悪くは無いし、冷酒にも合っていた





右側の白いのが飯(ふなずしのいい)
なれずしではあるがまだ飯粒の原型を
7・8割方とどめていた

飯は普通になれ寿司の飯部分という印象
もっと塩味がきついかと想像しましたが
思っていたよりは塩味はマイルド


前日の簗で焼かれた鮎の塩焼きを
折に入れて、クーラーBOXで持ち
帰っていた

鮎飯
土鍋に1.5合の米と塩焼きの鮎2尾
酒・日本酒・白だし 各大さじ1
水270ccで炊き上げれば翌日の
鮎でも最高に旨い、鮎飯に化けます




頭だけ取り除いて大雑把に混ぜて
茶碗に盛るだけ






本日の吸物は鮒鮓の飯のみを熱湯に
溶き入れたプレーンな鮒鮓飯の吸物





胃に優しくなんとも体に良さげな薄目の
甘くはない甘酒と言ったところでしょうか  


Posted by フィッシャーマントト at 10:20Comments(4)レシピ集フナ

2019年08月04日

鮎 清流荘

坂内やな 清流荘 

昨年はここの鮎を目的に出発しましたが
途中の渋滞に嵌ってしまい、断念して
まさかのUターン
その後、出掛けることも無くって結局は
簗での鮎にありつくこと叶わず、無念!

昨日は両親を乗っけて鮎にまっしぐら?
名神高速一宮JCまでは渋滞に遭ったが
JC通過後は順調に流れていたので
時間の余裕オプションで、米原JCから
長浜まで脚を伸ばしました

目標が【長浜 黒壁スクエア】だったのでは
なくて、目標のお店が黒壁スクエアに
あった





こちらで目当ての食物をサクッと入手
(詳細は後日)
10時過ぎから20分ほど散策しましたが
陽射しが痛くってそそくさと車内に退散

長浜-木之本まで高速、更に303号線を
いつもとは逆のルートで揖斐川方面へと
走り坂内やな 清流荘 到着が11時50分
順調な到着でした





先客は鮎釣り師の方がお一人、ビール
片手に鮎の塩焼きを齧っておられた
広い座席の奥寄りの窓辺に陣取って
河原を眺めながらのフルコース






堪らず、女将に帰りの運転を任せて
ビールを頂いてしまいました






久々の本場の鮎尽くし
やはり年一で来たい場所から外せない





両親は共に80を越えて、発する話はほぼ
病と病院そして先行きの暮らしの不安
大概同じような話ですが時々、うなずき
ながら聞いてやることも親孝行でしょうか  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アユ