2024年03月04日

貧果ながらの おしながき

貧果ながらの おしながき
と申しますか





貧果だからの おしながき
と申しますか
沢山仕事をしなきゃいけない圧迫感は無くて
ぼちぼち仕事すれば美味しく頂ける量だっだ
のかも知れません


中鯵3本 なめろう





小鯵6尾 南蛮漬





甘鯛2尾 松笠揚





左奥より
真鯛・蓮子鯛 酢〆 蓮子鯛 造り 伊佐木 造り





上と同じ材料で2日間自前の昼飯 押寿司弁当





昨夜は なめろう と 蓮子鯛の混布4日〆




これで完食です
結構、愉しみながら呑めちゃった感有りでした
やはり豊富な肴が泳ぐ遠州灘の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 18:00Comments(2)アジイサキアマダイレンコダイ

2023年06月22日

5/23 6/21 鮮魚部仕入れ

5/23 鮮魚部仕入れ
毎年恒例となって参りましたお仕事仲間での
仕立て船に今年もお誘い頂けました

師崎 松下釣船さん
息子船長の大ちゃん操る 第十八松下丸で
ウタセマダイ釣りでした

8名でのチャレンジでしたが早めにイワシの
泳がせ釣りに切り替えたお仲間に40超えの
貴重なヒラメが1枚揚がったのみで、他には
特筆すべき釣果は無かった

私には20そこそこのカサゴが1度のみ喰って
きただけに終わり、終盤での完全試合を
ボッテボテの当たり損ねゴロ内野安打で
辛うじて出塁した様な後味の悪い結果に
なってしまった


6/21 鮮魚部仕入れ
代休消化のための平日休暇、昨日は福田まで
走った

福田 磯光丸さんで五目釣り

5:30集合次第の出港
シラス曳漁船団出陣の間隙をみての出港
東の高松沖まで40分程度移動して潮廻り

船長が丁寧に魚探と睨めっこしながらの
アンカーリング




ぼちぼち良さげな記録
仕掛け投入のアナウンスがあって投入
船尾に向けてPEが走っていく
とても速い潮で底どり不可能

100号のコマセビシに更に60号を追加
結構な斜めながら底どりが可能となって
タナ捜しの作業にはいる

2m揚げた位置まで探索中に魚からの
小気味良いシグナル

レギュラーサイズの35cm超えマアジを
手始めに30~40弱のマアジをポツリポツリ

掛けた魚の魚体が速い潮の抵抗になって
余計に針が掛かった口廻りを広げてしまい
目の前で魚が外れることが多い

普段の一荷狙いで掛けたあとにかなりの
スローでタナの上限まで巻き揚げる作戦は
昨日は余計なバラシを生むので止めました

一尾一尾のアタリを敏感にとって丁寧に
巻き揚げていきました

ほぼ入れ喰いになった最初のポイントは
残念ながら船長の判断で移動となった

次のポイントも魚探には良い反応







投入して1投目からアタリ発生
暫く喰ってから魚信が途絶えた

2つ目のポイントでなめろう分は完全に確保











いつも持て余した魚を喜んで貰ってくれる
居酒屋さんが臨時休業なので20尾超えからは
気合いが抜けた釣りになっちゃいました






昨日のアジは20cm余りから40cmのサイズ
魚信もそこそこあるためか船上、時折のポッチャンと
逃した悲鳴が聞こえてきてどこか愉しくもある


船長はいろいろポイントを移動
船内ではマダイの70超えまで揚がった
他にメイチダイが揚がったがワラサなどの青物は
見掛けなかった

11時過ぎに小型マアジが連続したので
泳がせ仕掛けに替えてみました

のどかに眠気もさしてマッタリタイムが流れて
そのまま12時15分に納竿のアナウンスが
流れました


マアジ 22~40cm 23
イサキ 25cm 1
カサゴ 22cm 1





定期的にアジのなめろうを摂取しなければ
生きていけない体になってしまったかも・・・


昨日も美味しいなめろうを釣らせて戴いた
福田 磯光丸さんと遠州灘の豊かな
海から与えられた獲物に感謝、感謝!
  


Posted by フィッシャーマントト at 12:00Comments(4)松下釣船アジ福田 磯光丸

2023年05月19日

5/17 鮮魚部仕入れ

5/17 お仕事のお仲間より仕立てに
空きがあるとのことで参加させて戴き
ました

福田港 福富丸

終日の五目狙いコースでした
人員は7名の仕立船、あわよくばとオイタを
少々目論んで良からぬ物を持込み、20cm
くらいのエサが釣れたら直ぐに針に付けて
投入すべくセッティングまで済ませ、5時の
出港となりました








50分ほどの移動でポイントには5:45到着
潮廻りをしてアンカリング、6時の竿入れを
待ちました

釣座は泳がせを考慮して舳先の左に座った

先ずは五目でのアジ狙い
100号のコマセカゴ
50cm天秤
クッションゴム
2.5号ハリス 2.5m 3本スキン針吹流し
仕掛けの先2本の針はスキンを剥ぎ取って
空針にしてオキアミエサを付ける作戦

30分ほどでコマセが効き始め初のアタリは
35cmほどのマアジ





取敢えずのなめろう分のアジを獲るまでは
真剣な仕入れ人です

入喰いにはならなかったがポツリポツリと
良型揃いが単発で喰うパターンでした

時々、アンカリングをし直しながら東方面へ
小移動していった
7:30の時点でナメロウ分はクリアして
次はアジフライ分の確保と皮算用

移動先で1~3投の投入は比較的アタリが
あるが一荷で喰うことはなかった
泳がせてみたいサイズは皆無で全て34cm
以上が揃ってしまい、泳がせのタックルは
放置したまま






最初は無風の平水面





船が更に東に移動して水深20mの浅い
ポイントに入って初めてのアジダブルから
小マダイ・小シマアジなどアタリが多くて
楽しい時間となった

楽しいと感じた時間は急に吹き出した西の
強風であっけなく幕切れ

福田沖まで強風の向かい風に時々エンジン
スローダウンしながら時間を掛けて移動

水深45mほどのポイントで1時間強
なんとか5尾追加しての沖上がりとなった





なめろうは36cm超えの6尾
間違いなく今までに無い大量のなめろうに
なった






外道はこの3尾





アジとは違う食感や歯応え、風味とお味
そして後を引く甘い余韻が愉しめた


ひとしきり魚のお掃除から切りつけと調理の
仕事を済ませたら至福の時が訪れる
じっくりと腰を据えて呑み始める







早朝からの疲れと達成感で半ば失神しながら
旨いアテを焼酎で流し込み、夜は更けていった




マアジ 34~41cm  27
マダイ 26cm  1
シマアジ 29・31cm  2


豊かな遠州灘と福田港 福富丸 さん、獲らせて
頂き、感謝、感謝!です
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アジ福田 福富丸

2022年01月23日

1/21 【御献立】

2022年、明けまして最初の仕入れはトト庵の
亭主もおったまげて腰を抜かす釣果

やればできる仕入れ人ではないか!
と言いましょうかまぐれの賜物にしか過ぎない
とは思いますが、ここはひとつ褒めておきましょう


                    トト庵 亭主







======= 【御献立 】 =======









【造  里】

真鯵




この時期身が締まっています




〆護摩鯖




皮下及び、身質にも脂乗り充分




白甘鯛




昨日まで毎日頂きましたが全く飽きがこない
身質にほんのりと脂が乗って身質の旨味と融合
芸術的なお味です

昆布〆も考えは致しましたが、勿体無くて止めました

この時期の大型シロアマダイの吃驚する様な相場
にも納得できます



【鰭  酒】

おっと!存在を忘れるところでした





旨い魚で一緒に呑もうと企ておった鬼笠子の鰭酒




熱い鰭酒を胃に流し込んでまた箸を出す
鰭のお出しが胃に浸み入ります 御代りっ!




【煮 物】

白甘鯛







牛蒡に干椎茸・昆布・生姜・白甘鯛の出しと
エキスが絡みあって、益々酒がすすみます




【揚 物】

白甘鯛 松笠揚




これはもう定番中の定番、鱗の立ちも芸術品
眺めて良し! 食して良し!




【御 飯】

白甘鯛 押寿司




この時期、寒くて生の身が痛む心配も無く
朝仕込んで仕事の御弁当に持って出掛けました



2022
お初に海から与えられた獲物に感謝、感謝!


レシピ アマダイ アジ サバ 甘鯛 アジ サバ
ウロコ揚 鱗揚 ぐじ グジ 白河 白皮 シラカワ
福田港 海豊丸 磯光丸 大寿丸 福寿丸 太啓丸
シラス 生シラス
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)アジサバアマダイ

2021年06月05日

6/3 【おしながき】





仕入れ人、今回も低調な仕入れの様子
本命の剣先烏賊はたったの5杯、相も変わらず
上達の見えない腕前をさらけ出しています







中鯵の喰いが良かったことに助けられて
料理の種類が増え、なんとか開庵の運びと
相成りました







                       トト庵 亭主


=======  【おしながき】 ========



越前盛









真鯵 真子煮










剣先烏賊





剣先烏賊のお刺身でお冷やの日本酒がもうどうにも止まらない





〆鯖









真鯵 なめろう








とろ鯵





真鯵の抱卵・抱精の成熟度70~90%、その身は脂乗り乗り



真鯵 白子 湯引きぽん酢









仕入れ人の低調な腕は毎度のことですが
烏賊の絶対数が10年ひと昔と言えば
昔より格段に減っていると痛烈に感じてます
剣先も寿留女も10年先には釣りたてを食べる
事って叶うのでしょうか

厳しい厳しい烏賊釣り道場の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)イカアジサバ

2021年05月02日

4/30 【おしながき】

仕入れ人、今回もやる気満々、俗に言う
リベンジでしょうか
縞鯵  シマアジ  しまあじ
を心に描いて勇んで出掛けたましたが・・・

今回も仕入れ人の腕は縞鯵まで届かず
厨房の落胆はありましたが外道のみの
てんこ盛り仕入れ箱を持ち帰り、獲物の
魚種もあって、今回もなんとか開庵する
ことが叶いました






ご来庵の際は玄関に設置のアルコールで
御手指の消毒にご協力ください



                       トト庵 亭主


=======  【おしながき】 ========




【煮 物】
伊佐木








【御 造】
金洲盛り







伊佐木






姫鯛






室鯵






〆鯖 (護摩鯖)






〆鯖炙り (護摩鯖)






なめろう(室鯵)






【揚 物】
鯵フライ(室鯵)







【御食事】
室鯵丼






仕入れ人の腕では刃が立たなかった
豊穣乍らも厳しい金洲という釣り道場の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アジイサキサバヒメダイ

2020年09月02日

8/31 【おしながき】

やっと人並みの釣り師の仲間入りでしょうか
そこはかとなく久方振りの仕入れ箱満タン
以前の仕入れ箱満タンがいつだったのか
記憶にございません






想えば今年の1/18、心残りでありました
熊野三山の一山、熊野本宮大社への参拝が
叶って大漁祈願をさせて頂きました
下手な仕入れ人の技量不足からなかなか
恩恵にはあやかれずにいましたが、ここへ来て
やっと御利益に与ることとなったようです





上手くなったなどと勘違いしてはいけません
熊野本宮大社の大漁祈願で偶々、御魚の
活性が良かった日に釣りに行かれただけで
ひとえに御利益の賜物です


                          亭主


=======  【おしながき】 ========



【酢乃物】
太刀魚・おくら・茗荷 梅酢和え





さっぱり爽やかな材料をおくらが繋いでいます



【強 肴】
トト庵特製 鯵なめろう





今回も必須、鯵のなめろう釣らせて頂けました



【焼 物】
太刀魚 汐焼





焼きたてじゃなきゃいけません
釣りたて、焼きたての香りが素晴らしい




【御 造】
遠州灘三種盛










釣りたてを血抜きし、〆るお魚の手当てで
血合いと身のコントラストが違います




太刀魚 炙り





新品のスポンジで銀を擦り取ってからの炙り



太刀魚





銀を残してのお刺身の食べ比べが妙




【煮 物】
太刀子 治部煮





濃い甘辛もいいのですが、今回は薄めで
さっぱりなあと味




【揚 物】
太刀魚 天婦羅





今回、鯵のなめろうとともに必須仕入れだった
太刀魚の天婦羅、三日食べても飽きません
今夜もこれで御一献





【御食事】
鯵 なめろう丼






大き目の鯵、今回は5尾を叩きました
考えてみれば贅沢な御料理です




【吸 物】
太刀魚 粗出しと大根の吸い物




太刀魚のお出しは上品ながら旨味を
多く含んでいました




随分お久し振りの厨房でのお仕事でした
獲物が沢山あると厨房にも活気が出ます



熊野本宮大社の御利益 そして
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)タチウオアジ

2020年05月11日

けしからん輩

昨日は通報を受け、けしからん輩のヤサ
に急行、ガサ入れをおこないました

新型コロナによる国の特定警戒都道府県
に指定され、5月31日まで 県民の外出の
自粛、県外への移動の自粛についても
継続して強く要請されている
(特措法第45条第1項)

こんな時期に越県しての釣りなんぞに
手を染めたけしからん輩、とても許される
事件ではありません






がさ入れで有力な物証となる
石鯛 60cm 1尾
真鰺 ~35cm 2尾
以上を押収することが出来ました


石鯛 胃袋 汐焼






石鯛 白子 湯引ぽん酢






石鯛 真鯵 造り



  


Posted by フィッシャーマントト at 11:30Comments(4)アジイシダイ新型コロナ

2020年04月10日

4/8 【おしながき】

入荷しました

仕入の帰りに少々配って持ち帰った鯵
ここから更にご近所に御用聞きをしましたら
予想した数量の倍程度のご注文になって
しまいました
やはり昔からの馴染みもあって人気が高い
お魚ですね







喜んで戴きつつ沢山お配り出来てトト庵で
消費できた鯵は
・なめろう(8尾)
・お刺身(2尾)
以上で品切れ
帰りの道中に頭の中で描いていました
アジフライやら干物やら手毬寿司やらは
次回のお楽しみです



                          亭主


=======  【おしながき】 ========



トト庵、鯵の人気料理頂点は紛れもなく
なめろう






今回は型の良い中鯵から大鯵の8尾の
身を惜し気なく出刃で粉砕
丼3杯のなめろう山脈が完成しました




【お通し】
蕨 おひたし




亭主は山にも入りますが先客があったようで
少しだけ採れた蕨です



【御 造】
大鯵 御刺身





鯵のお刺身、少し寝かせたとろんとした物より
釣りたての弾力のある食感の方が好みです



【御食事】
なめろう茶漬






なめろうを小皿で、ちびりちびりと酒のあてに
したいのですが、今回ものんびりと呑む暇も
無く、トト庵のなめろう山脈はあっと言う間に
消えてしまったのである



なめろうの群れ泳ぐ豊かな遠州灘の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アジ

2019年08月14日

8/7 【おしながき】

指6本のドラゴンを召し捕ってくる筈の
仕入れ人、太刀魚を2本並べて何が
ドラゴンでしょうか

脂の乗り切ったドラゴン太刀魚への
道はまだまだ、遥か遠そうです



                    トト庵 亭主



======= 【 おしながき 】 =======


【焼 物】
太刀魚 汐焼







【御 造】
参種盛





太刀魚






白鯖河豚





真鯵






【揚 物】
太刀魚 天婦羅






何処ともなく潜み、時に深い海より登り出でる
神秘の幽霊魚を育む深き駿河湾の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)タチウオアジフグ

2019年07月13日

7/10 【おしながき】

仕入れ前半は冷や汗も出そうでは
ありましたが、何とか中盤より仕入れ
箱に本命の鰹が入り始め、取敢えず
開庵の運びと相成りまして亭主も
ホッと胸を撫でおろしておりました



  


                        亭主


=======  【おしながき】 ========


鰹ぱーてー ということで




鰹の漬けを野菜などとともに巻いた
生春巻きなど摘まみながらお酒とともに
拙い料理をご賞味ください





【強 肴】
鰹漬 ユッケ






【煮 物】
室鯵子 煮付






鰹 角煮







【御 造】
鰹 室鯵







【炙 物】
鰹 叩







【揚 物】
鰹 竜田揚







【御食事】
鰹 手ごね寿司






仕入れ人の釣行仕入れ、海況に恵まれ・・・とは
いきませんでしたがそれでも暫く振りの海上に
漂うことが叶い、本人も癒された様子でした


海面の色はあの独特な藍色
黒潮本流に近付いた独特の海色に心から
わくわくするものがあります
そんな藍色を帯びた海色の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 10:00Comments(4)カツヲアジ

2019年06月10日

頂いた酒で一献

旧くから懇意にさせて戴いていて先週の
真鯛ぱ~て~の開庵でお誘いしたお客様から
差し入れとしてお酒を頂戴しちゃいました





地元の日本酒のようです






きんきんに冷やして頂こうと冷蔵庫に入れて
冷酒に合いそうなアテを捜しに彷徨う


売り場で赤茶気ていない、捌いて間も
無さそうな鰹の柵があったのでチョイス





炙ってはいませんが葱・大葉・大蒜を刻み
ぽん酢を掛けてたたき風に


妙に食べたくなってしまった縞鯵





誰かしらのブログの影響でしょうか?
お値段もそこそこして養殖物ですが
思い切ってかごに投入


冷酒はすんなりと口から喉に通る
比較的すっきりと爽やかなタイプでした

御馳になりました~!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)カツヲアジ

2019年05月16日

鷹巣沖 ブリ・ギガントアジ 戴きました

昨夜 19:00 連絡があったのは
福井県鷹巣 完全ふかせ釣りで仕留めた
『 魚、要らん? 』 の連絡でした





朝イチから潮もちょうど良く
連続ヒット、鰤92㎝頭に6本、
真鯛、ギガントアジ、ちだい、
鯖、多種多様な魚種が入り交じり
ヒットヒットの連続
               ・・・だとか


80越えのブリ一本と43cmのアジ二本
戴いてきました








朝から青物三昧
御馳になります!


  


Posted by フィッシャーマントト at 11:00Comments(4)アジブリ

2019年01月25日

1/23 【おしながき】

真鯵 入荷


トト庵、2019年最初の開庵です
真名板に乗った御魚は潮流猛々しい
伊良湖水道の真鯵
季節的にも身質はきゅんきゅんに
引き締まり噛み応え十分




脂も乗っていてお刺身・なめろうともに
もってこいの身質

取敢えず年初の仕入れがあってホッと
胸を撫で下ろしています


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【強 肴】 トト庵特製 なめろう
32~35cmサイズ6尾分




大量乍ら知らぬ間に減っていってしまう






【揚 物】 アジフライ








【御 造】 真鯵姿造
仕入れの中からの36cmの鯵
欲を言えば船中ちらほら見かけた40越えが
欲しかった・・・






この身の白さは仕入れ人の処理の賜物
釣鯵の手当ては合格でしょうか



【御食事】 なめろうを乗せただけの丼もよし







この時期、新わかめのはしりです
目にも緑が鮮やかで、じょきじょきとした
歯応えも有りながらもなんとも柔らかい
今しか味わえない風物詩



更に熱湯を注いだ茶漬けもよし






半分は撃沈覚悟での仕入れでしたが
なめろう分を充分超えて、お造りにも
フライにも辿り着くことが叶いました

時には厳しい伊良湖水道、今回は
微笑んでくれたようです

釣らせて戴いたまとばやさん、そして
沢山の魚が出入りする伊勢湾玄関の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)アジ

2018年09月14日

9/12 【亭主 まかない】

昨日の獲物、頂きました
貧果でもあってトト庵も開店休業状態
他に誰も居ないので亭主自身のまかないです






今夏は厳しい猛暑に襲われてしまいました
トト庵の猫の額ほどの薬味農場も被害を受け
重宝な大葉は枯れ果て、いつも葉をあしらい
にする茗荷は茎から枯れてしまいました

たいへん殺風景な一皿なので亭主が責任食い
ということで頂くことに致しました



=======  【亭主 まかない】 ========



【御 造】
真烏賊 真鯵






真鯵







真烏賊 みみ





真烏賊 胴




やっと涼しくなってきて、なんとなくぐっすり
眠れるようになってきたように思う今日この頃

さてお次は何の仕入れになりましょう?

貧果でもなんとか亭主の酒のアテになりました
乗せて戴いた 敦賀 豊漁丸 さん、そして
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)イカアジ

2018年06月28日

6/26 【おしながき】

月曜の夕べから仕入れに向かうなどと
なんと優雅な仕入れ人

本命の烏賊は型を見られただけ
もう一つ小さな声で注文しておいた真烏賊は
やっぱり仕入れ箱には入っていませんでした

時期は悪いのですが真鯛が入っていて幸い
なんとか開庵の運びとなり安堵しています
  


                   トト庵 亭主


=======  【おしながき】 ========




【焼 物】
若寿留女烏賊 漬焼




高騰している寿留女烏賊
以前は食卓によく登場していましたが最近は
めっきり出てこなくなってしまいました




【煮 物】
真鯛 兜




食べ応え充分!
天然真鯛特有の立派な胸鰭が恰好いいですね




【御 造】
参種盛





真鯵 真鯛 若寿留女烏賊






真鯵の仕入れが効いています



【揚 物】
真鯛 揚げ浸し





産卵を終えたばかりの麦わら鯛
産卵前に溜め込んだ脂はすっかり抜け落ちて
しまっていてその調理方が難しい
それでも
腐っても鯛  




本来の身肉の旨味を持ち合わせているので
油の力を借りたこんな調理がそこはかとなく
美味しい逸品

父の日に娘から頂戴致しました冷酒とともに
御馳走になりました 感謝!感謝!




【御食事】
丼と味噌汁





真鯛腹身丼





真鯛 粗と大根の味噌汁




真鯛の粗から出たこくとお出しが大根に
浸み込んでなんとも芳醇なお椀になっています



澄み切った日本海の海水の中、24時間絶える
ことなく繰り返される食物連鎖の中で
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)イカアジ

2018年05月15日

絶好の洗濯日和

一昨日は早朝より曇天、9時過ぎからは
雨が落ちてきて私の洗濯物を乾かすこと
叶わず

一転、昨日は乾いた風と快晴に恵まれて
絶好の洗濯日和







部屋に取込んでおいた私の洗濯物は早々
日の出と共に干すことが出来たのである






10時過ぎにはいい感じに乾いて取込み

さて塩の効き加減が最大の課題
昨夜、炙って頂いてみました






20~22cmアジ 21尾
10%塩水 + 白だし少々
漬け時間 1時間
天日干し 5時間
アジが小型で塩の効き過ぎが心配でしたが
まあまあの脂乗りで塩分の浸透が抑制され
いい塩梅で仕上がりました






今週いっぱい愉しめそうな私の洗濯物の
お話でした  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)アジ

2018年05月14日

5/12 【おしながき】

磯光丸さんに乗れば、アジは安泰などと
仕入れ人、アジを少々甘く見てたようです

船長曰く
大アジはお休みの日





そんな日も有りますか
お魚自体がお休みの日もあるので、まだまし
と考えることにしましょう
                          亭主


=======  【おしながき】 ========


これだけは外せない なめろう
鯵の脂乗りも良くなって滑らかな舌触りと
あとを引く旨味が堪りません



いつも福田の大鯵ですと3尾でこれだけの
分量が出来ちゃいますが今回は8尾で
同じ分量、大鯵がいかに楽できるか改めて
思い知らされました



【強 肴】
中骨 煎餅






【御 造】
中鯵なのであっと言う間に消えて、また捌いて
おかわりしちゃいました




型には少々不満ですがそれなりに脂乗りが
良くて味的には充分、これから2か月くらい
楽しみです



【揚 物】
アジフライ



釣りたて揚げたてのサクふわ感は幸せ!



【御食事】
なめろう茶漬けにシラスもON




磯光丸船長のお勧めは福田港から2分
シラス加工販売所 マルウさん の釜揚シラス


  

こちらも優しくてフワフワ食感



序盤から中盤、四苦八苦しながらの仕入れ
でしたがラスト1時間でなめろうに到達
流石は磯光丸さんといったところ


豊かな遠州灘の海と
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アジ

2018年03月05日

3/3 【おしながき】

2018年に入り、トト庵の仕入れ人が働かず
なかなか開庵できませんでしたが、やっとこさ
仕入れ人が海に出ての仕入れが叶いました






持ち帰った仕入れ箱は鯵一色
定番ではございますが真鯵尽くしのお料理と
なりました

驚いたのは、ほとんどの個体が未成熟ながらも
真子・白子を抱えていたこと






既に福田沖の鯵は恋の季節が始まっているの
かも知れません


                          亭主


=======  【おしながき】 ========



【強 肴】 白子
湯引きポン酢




この時期にこれを食するとは・・・
2か月早いのかも



【揚 物】 骨煎餅






【御 造】 活造り






も少し近う、寄っちゃいましょう







【御食事】 なめろう
今回も大量に叩いて堪能しました




なめろう茶漬け






今回も、鯵の磯光  
期待通りの仕入れが出来ました

遠州灘の豊かな海と釣らせて戴いた磯光丸さん
そして海から与えられた獲物に感謝、感謝!

  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アジ

2018年01月09日

1/8 【おしながき】

1/6のアジ泳がせ釣りで納竿時間に
なっても私の水族館には綺麗な小鯵が
10尾泳いでいました





全て大事に〆てのお持帰り

大きな順で2尾は当日の晩、御刺身に
して残る8尾は翌日の仕事

翌朝から快晴で風も強く、絶好の干物日和






開いて13%の塩水に25分漬け干網で
天日干し






鯵が小さく5時間程度で完成しました


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【炙 物】真鯵
干物





【御 酒】鬼笠子
鰭酒






茶碗蒸しの器に酒を注ぎ、熱~い燗を
つけながらよく乾燥した鰭を焦がさぬよう炙って





熱燗に投入し蓋をすること暫し
(お好みで 1~2分)





火を近づけて熱燗のフタを開けると
一瞬、溜まっていた気化アルコールに引火

先ずは香りを愉しむ
口に含み芳醇な味を愉しんでのち
胃に流し込むと胃壁に染み渡る



【煮 物】真羽太
兜 煮付






【御 造】真羽太
御刺身







【御食事】真羽太
握り





酒が空になれば、鰭を入れたままの
器に酒を注ぎ、再び燗をつけるの
繰り返し






そうこうしているうちに失神気味に正体を
無くし、気が付くと外が白み始めている
のであった





もっともっと大きな真羽太が潜む豊かな
遠州灘、そして今回も本命を釣らせて
戴いた海豊丸さんと
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)アジハタオニカサゴ