2018年06月28日

6/26 【おしながき】

月曜の夕べから仕入れに向かうなどと
なんと優雅な仕入れ人

本命の烏賊は型を見られただけ
もう一つ小さな声で注文しておいた真烏賊は
やっぱり仕入れ箱には入っていませんでした

時期は悪いのですが真鯛が入っていて幸い
なんとか開庵の運びとなり安堵しています
  


                   トト庵 亭主


=======  【おしながき】 ========




【焼 物】
若寿留女烏賊 漬焼




高騰している寿留女烏賊
以前は食卓によく登場していましたが最近は
めっきり出てこなくなってしまいました




【煮 物】
真鯛 兜




食べ応え充分!
天然真鯛特有の立派な胸鰭が恰好いいですね




【御 造】
参種盛





真鯵 真鯛 若寿留女烏賊






真鯵の仕入れが効いています



【揚 物】
真鯛 揚げ浸し





産卵を終えたばかりの麦わら鯛
産卵前に溜め込んだ脂はすっかり抜け落ちて
しまっていてその調理方が難しい
それでも
腐っても鯛  




本来の身肉の旨味を持ち合わせているので
油の力を借りたこんな調理がそこはかとなく
美味しい逸品

父の日に娘から頂戴致しました冷酒とともに
御馳走になりました 感謝!感謝!




【御食事】
丼と味噌汁





真鯛腹身丼





真鯛 粗と大根の味噌汁




真鯛の粗から出たこくとお出しが大根に
浸み込んでなんとも芳醇なお椀になっています



澄み切った日本海の海水の中、24時間絶える
ことなく繰り返される食物連鎖の中で
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)マダイイカアジ

2018年06月27日

6/25 鮮魚部仕入れ

久々の仕入れは昨年のゴールデンウィーク
以来、随分になります
敦賀 豊漁丸さん 深夜便





ターゲットは最近とても品薄でスーパーに
行ってもなかなかカゴに入いらなくなって
しまった高騰スルメイカです

以前は目標100パイくらいは現実的な数字
ではあったのですが釣行前の各船のHP
リサーチにおいても30いけばいいところ
かな~なんて数字が現実でした

まあ当日の天候予報も梅雨の晴れ間で
天候・海況もよく、風も微風とあって絶好の
夜イカ日和
とにかく久々の釣りを楽しめればいいだろう
くらいに考えていました

船宿に到着して海況と風を確認
受付が開始されて乗客は8名と極めて
少人数

21時出船

8人で船がスーパードリームとくれば贅沢に
船上スペースが使えます
船長曰く
何やってもいいよー ご自由に! 
とのこと
間ひとつ飛ばしての贅沢はんぱねぇ~
竿2本出し





予報通りの微風べた凪で繋ぐ仕掛けは
直結10本角を選択しました







もうひとつの竿にアジなどの魚狙いで
胴突きの3本針にオキアミを付けて投入
水深110mから3mほど上で放置


最初の獲物は胴突きの置き竿
狙い通りのアジ、その後レンコダイ






置き竿にはアタリがあるのですが手持ちの
イカ狙いの竿には全くアタリサワリが無い
時間帯が続く
周りではチラホラとイカが揚がる

同船の常連さんで名人の方はポツポツと
揚げておられるのでイカが居ない訳では
無いのですが・・・

一所懸命、無心で竿を動かし続けてすっかり
疲れ始めた22:55 タナ90m手前でやっと
アタリー!






次のアタリが23:40で両目が開いた
タナは45m

更に5分後に60mでアタリがあって軽く
アワセて巻き揚げ速度6で追乗り期待
揚げてみればダブル





時合いかとテンション上がるも空振りの
連続で、アタッたタナも角もてんでばらばら
なんともターゲットを絞り込むことが出来ず
眠気にも襲われ始めていました

ボーっとマイ生簀に泳ぐたった4匹の貴重な
親スルメを見ているうちに遊び心が疼いて






20号ナイロンの幹糸に親孫針伊勢尼14号を
12号のフロロで結んだハリスに親スルメを
掛けて投入

着底し2mほど揚げて放置しようとイカの
直結竿まで移動したところで竿先が小刻みに
震え出した
イカエサを付けた竿に戻り、竿に手を掛けて
竿が絞り込まれるのを待って、鋭くアワセを
入れた

針掛かりを確認して手持ちでのやりとり
眠気は吹っ飛んで覚醒、水深80mからは魚の
抵抗が激しく、5分ほどは楽しませて戴きました

揚がってきたところを同行者の剛樹さんに
タモ入れをお願いし





00:10 初のイカダイ69cm





サクッと獲れちゃいました

残ったなけなしの親イカは3匹
勿体なく思えてきて、イカダイ仕掛けから
再び胴突き仕掛けに替えて放置


隣の剛樹さんは私のタイを掬ってから
そそくさと泳がせ仕掛けにチェンジして
活きイカ投入
やはり即アタリで剛樹の竿先が海面に
突っ込んでいます

私は頑張ってイカを増やしてからイカダイに
する作戦を選択

剛樹さんの3枚の大ダイを掬いながら
1時間30分要してやっと親イカを3匹追加
しました





再び、泳がせ仕掛けにチェンジして
やはり即アタリ
イカダイってこんなに簡単に喰うんですかねー?
64cm




ありがとうございます



イカを付けて投入すれば良型のタイが喰うのは
必至!?なのですが・・・
大きなタイが何枚もあってもしょうがない などと
贅沢極まりない思いも味わう事が出来て
放置の置き竿は仕舞ってイカ竿に集中する
ことにしました

澄んだ水にイワシ他小魚の大群がダツの
捕食をかわそうとトルネードする自然の営みを



眺めながら竿を動かしますが相変わらず腕と
乗りが悪い状態が続きました

この日は減光する時間帯は無くて、即終了の
アナウンス





最終的に生簀の活きイカを12までにするのが
精一杯で大撃沈
帰港までキャビンで失神





私の眼には朝日がもっと黄色く眩しかった

ムギイカ釣り、今年も行けました
食物連鎖の恩恵で2枚のマダイまで釣らせて
頂きました敦賀 豊漁丸さんに感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)敦賀 豊漁丸

2018年06月13日

大玉スイカ

今朝のトト庵農園
青果部、今年のチャレンジはこちら






大玉スイカ2株、各々プランターに1本植え
簡易覆いで屋根を設置し弦は空中栽培
1株で4本弦2果採り作戦
計4個の大玉スイカ収穫を目指しています


最初の雌花受粉が6/4で10日目
収穫までまだ35~40日を要します  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)青果部

2018年06月11日

6/9 【おしながき】

〇つ〇
〇ま〇じ
か〇〇ち
お〇〇〇い
〇おだ〇

仕入れ人、とにかく旨そうな高級魚種を
仕入れに行くと、はしゃいで仕入れに
向かったのですが

戻った仕入れ箱を覗いてみると




やっぱり 
という内容で少々、がっかりですが
調理する魚があっただけよかった
のでしょうね


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【強 肴】
伊佐木 真子煮






伊佐木を捌けば、連続4尾が雌で雄不在
なのかと思いましたが5尾目にやっと白子が
出てまいりました

伊佐木 白子 湯ぶりポン酢 




真子・白子ともに7~8分の熟度
脂乗りももう少しでした
10日以上先が程よい頃合いでしょうか


【焼 物】


先ずは伊佐木





黒潮返流の恩恵
梅色




潮焼二種の食べ比べです



【煮 物】
伊佐木







【御 造】
金洲三種盛







梅色







八曳







伊佐木



食べ比べが出来るのが五目釣りの嬉しい
魅力でしょうか





【御食事】
今回脂乗り一番の魚は八曳
八曳丼散らしシラス





金洲の味
美味しく頂きました



毎年この時期に疼く金洲病、本来の金洲は
まだまだこんなもんじゃありません
行ったばかりではありますが既に金洲病が
ウズウズ、困ったもんです・・・


福田 海豊丸さんと豊かな金の成る洲そして
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)イサキハチビキウメイロ

2018年06月10日

6/9 鮮魚部仕入れ

昨日は久々の仕入れ

福田 海豊丸さんに乗せて戴き金洲まで
行ってまいりました

04時出港のため01:40自宅を出発
福田到着が03:40
船長から釣り座指定は右舷の前から
2番目

天候は雨上がりの曇り、徐々に回復の
予報でしたが南の前線に向けて船が
南下するので雨の用意も必須

船内に荷物を運び入れ、操舵室へ
上がりソファでくつろぎながら他の
常連客や中乗りさんと釣りの話に
花が咲く

案の定金洲手前で降雨に遭った

金洲に到着して竿入れ6時を前に余裕の
準備時間

序盤のポイントはタナの指定が40m
時折タナ指定が5m刻みで切り替わる

長めのクッションゴムに6号6m3本針の
吹流し

潮流が早いので撒いたコマセが一瞬で
仕掛けを通過して行くイメージ
トモ側は有利だろう

右舷トモ2番目の竿が大きく曲がりメダイが
上がった

風もあって一気にポイントを外れて
上り返す






前側の方にイサキ
その後初アタリはイサキ





ここまで1時間弱
早い潮の流れの影響か喰いは渋い

場所が場所だけに忙しい釣りを心に
描いてきたのですが・・・





ホントにたまポツ
このたまポツ加減は大山沖レベルかも
ただ揚げれば30cm~35cmクラス

それに加えてこんな




黒潮に乗ってきたウメイロも昨日の船内で
見ることが出来ました


ウメイロが居るのなら、ヒメダイ・アオダイ
くらいは・・・運が良ければオナガダイまで
なんて頭の中で妄想しながらの釣りは
楽しいものです


風に向かって上る向きによっては波しぶきの
激シャワー!堪らず船首まで避難





ウネリと風波が合わさってザブンザブン
ここは外海ですからねー

一度大きく移動、おそらくトンガリ根の近く
トンガリ根は御前崎の船他が占領していて
船長の遠慮もあり、入る余地も無かったと
予想されます

終始、トンガリ根上の船が見えるタナ指定
45・50mポイントで流し替えていました

ただ魚は移動前のポイントの方が良かった
移動後はアカイサキが連発する状況





11時のクーラーは全然余裕
辛うじて底が見えなくなった程度

ここからアカイサキ連発、時々ハチビキ
1尾釣って8匹とは是如何に!?
2尾釣って16匹・・・





更に忘れた頃にイサキダブル
特に記すことも起こらず、何となく時間が
過ぎてしまい沖上がりの時間を迎えて
しまったのである





自らの引出しの無さが招いた
不完全燃焼感
が残ってしまいました

イサキ ~33cm 11
ウメイロ ~24cm 6
ハチビキ~29cm 2
アカイサキ~34cm 9


久々の金洲、今年も行くことが叶いました
幾度とない流し替えと、帰りの向かい風や
波に長い時間の操船でお疲れ様でした
福田 海豊丸さんに感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 12:30Comments(2)福田 海豊丸

2018年06月01日

ザリガニ




上野 アメ横センタービル地下









生鮮食料品店にいろいろ並んでいました





おぉぉぉぉ~!





ザリガニ!?
アメリカザリガニと思われる
@750/100g
こんな高く取引されているのか!
ビックリである


北海道ではウチダザリガニという
国の特定外来生物に指定されている
ザリガニが生息しているようです

昔、食用に放流されて増え過ぎて
しまい、現在は駆除の対象となった
悲しい生き物の仲間ですね

ウチダザリガニは塩茹でにして食す
のが一番美味しいという
味はエビとカニの中間でミソが特に
旨いらしい

アメリカザリガニは主に背ワタを取り
除いた尾の部分を食べるらしい

こんなに流通価格が高いなら近くの
池のザリガニ生息調査に行ってくると
致しましよう  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(5)報道・スポーツ・生活・食