2015年10月31日

高遠~飯島

思いがけず仲仙寺の長い歴史の中から生まれた
侘び寂び感に触れ、歴史に埋もれる数々の造形を
拝観して感動させて戴いた後、小1時間の移動





高遠城址
桜の時期には渋滞で辿り着くことさえ難儀して
現地に入ってからは人の山だかり
観光バスが何台も連なっていれば致し方ない




菊の展示会は終わったばかり、
本日、10/31~はもみじ祭り
先日はどちらにも外れて静かな城址散策でした

高遠 と言えば桜と・・・え~~~と
饅頭くらいしか思い当たらない?

桜は葉までもがほぼ落ちて枯れ枝状態
饅頭もねぇ~

そんな高遠でこの時期、旬と言えばこれが
あるじゃないですかっ!




新蕎麦
蕎麦好きには嬉しい時期であちらこちらと
東奔西走して香り高き新蕎麦を物色している
通の方もいらっしゃいます

高遠そばはつゆに特色がある
上の画像にある「高遠そば」と書かれた青い
幟の店で食べることができるらしい

壱刻




【 信州そば切りの店 】の看板も掲げられている



注文したおしながきは
【ますらお】そしてとろろ麦飯のセット品
ますらおはざるで頂く蕎麦のフェトチーネ

注文して5分ほど、薬味セットの登場
店員さんから
『 大根の汁に焼き味噌を充分溶いてお待ち下さい
辛味大根・ネギはお好みで 』
と説明があった
別にそばつゆも運ばれた



高遠そばは、麺つゆに辛味大根のおろしと
焼き味噌を 混ぜた「辛つゆ」に麺をつけて食べる
いわゆる「辛汁そば」と言われているらしい



先ず、何も浸けず蕎麦を口に入れて香りを確かめ
次に用意されている塩で頂く

辛つゆにある程度の蕎麦つゆを入れた加減が
美味かった

100%蕎麦の高遠蕎麦ととろろ飯で腹を満たし
向かった先は飯島


道の駅と隣接する大型の和洋菓子店
信州里の果工房 



コーヒーブレークはマロンをふんだんに使った
モンブランとのコラボ




馴染みの林檎直売農園は
大丸屋農園さん  
お問い合わせ先
住所:長野県下伊那郡松川町大島1659
園主:小木曽茂
TEL:0265-36-3093
FAX:0265-36-4922



      




広大な林檎畑の奥には南アルプスの峰々が
連なっている
なんとものんびりとして雄大な景色を味わい
帰途についた




山の神に感謝、感謝!の
のどかな一日でした  


Posted by フィッシャーマントト at 12:00Comments(2)報道・スポーツ・生活・食蕎麦

2015年10月30日

伊那 仲仙寺

前日の天気図を見ていて出港は間違いないなどと
決めつけてヤリイカ釣りの準備を滞り無く進めて
いましたが・・・
19時の可否決定時間を待たず、予約を入れていた
船宿から夕方、早々に連絡が入りまさかの出港中止

南知多出港の釣り物も考えましたがやはり風予報は
伊良湖陸上でも10mを越える強風を報じていたので
沖釣りは断念しました

とは言っても内陸の天候は穏やかな予報だったので
老いた両親の足を務める1日に充てた

『 何処に行きたいか? 』との問いに
『 この時期は飯島(長野)に行ってついでに馴染みの
リンゴ農園直売所でリンゴを買いたい 』との返事

穏やかな秋の一日、中央自動車道を使い伊那まで
走って先ずは
みはらしファーム
で休憩がてら情報収集


伊那市観光協会公式HP
情報ではすぐ近くに紅葉も眺められる
古く由緒正しいお寺があるとのこと
車移動3分で駐車場に車を停めて歩き始める


仲仙寺 




山門の間口はこじんまりと収まっているが奥行は
深く石段や坂を登って進む

お堂は十王堂
間口で堂内を覗き込むと閻魔様に睨まれた





途中には芭蕉などが詠んだ句が刻まれた石も
点在していたりして歩いていても飽きさせない

   

観音の  いらか見やりつ  花の雲





馬を手本に交通安全に書かれているありがたい教え
我が心に刻み、自らの交通安全を誓願する


     








本堂には自然と目が留まる物が所狭しと並べられ
ついつい見入ってしまう濃厚さがあった

        

天井からは威勢よく生命感溢れる龍が
下界に向けて睨みを効かせている


            




侘の中から研ぎ澄まされた品格によって産み出された
寂が感じられる
辺りを漂う閑寂な気の中に、ひとつひとつ決して
派出さは無いが長い歴史の積み重ねで奥深い豊かさが
美しさを伴って造形化されているのである

また内容も濃密なので、たかだか県の文化財に
留まっている評価の低さが不思議でならない

NHKBSプレミアムで放送中の
「グレートトラバース2~日本二百名山一筆書き踏破~」  
という番組


秋・日本アルプス大縦断
11月14日(土)午後9時放送


          



一筆書きの踏破に挑戦されている田中陽希さんが
撞かれた鐘を私も撞かせて戴いたが深く長く響く
心地良い音でした
番組内でその鐘の音を再び聴くことが出来るかも
知れません


高遠へ続く  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(0)報道・スポーツ・生活・食

2015年10月27日

焼き鳥屋に転職?

仕入れ人、慢性的な成績の悪さから
とうとう転職を考えたのか




イカ角を並べてひっくり返したり、入れ替えたり
しばらく眺めては首をひねってを繰り返してました


【亭主】
『 あんの野郎、焼き鳥屋に転職?でも考えて
いやがるのか~? 』




今回はスッテを封印し、古い角が多くなってきたので
ダイヤエース主体にバラで補充

今回は手返しが悪くなるものの敢えて、枝ハリスが
長めのブランコを製作しました

船が出られれば試してみます  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)イカ

2015年10月21日

パッションフルーツ 秋

私が住んでいるのは愛知県豊田市
日本の気候区分Aでは温暖地と寒冷地の境目
今年は南国由来のパッションフルーツに挑戦
今日までの中間記をまとめてみました







4月中旬
茗荷竹がつんつんと顔を出し揃えた頃
草丈30cmを越えた苗を3本購入し定植した
(農業屋さんにて@398_)




肥料は2~3週間毎に油粕の液肥を薄めたものと
花蕾が着いて以降は骨粉も併せて使用しました

5/21
順調に育って初の開花は感動しました
予備知識によって、奥の5つの雄しべを切り取って
手前3本に伸びた雌しべに丁寧なる人工授粉を施した





8/2
初物が自然落果した
開花から成熟まで70日を要したことになる





落果してから更に5~10日間
常温で放置し、シワが酷くなるまで待って


    


冷蔵庫で1日冷やして、人生初の
パッションフルーツを自作で体験





香り・味共にまさに南国フルーツ感は充分!
バリバリとした種ごとの食感も
パッションフルーツ独特だった

成熟した外皮の色から大きく分類して黄種・紫種
のうち、紫種と思われます

しかし開花から口に入るまで約80日間を要するとは
なんとも気の長い果物である
去年のスイカの55~60日間でさえ長いと感じたが
もはや笑って待つしかないですね

猛烈な蚊の攻撃に遭いながらも花を見つけると
人工授粉作業を実施した


7月からは
気温の上昇で花蕾が茶色く枯れる現象に阻まれて
開花は無くなってしまった
花蕾の生育に影響する要因が最高気温なのか
平均気温なのか、そしてそのボーダーラインが
何℃なのかは調べても判らなかった





8/28
~初夏までに開花して受粉した実の自然落果が
ピークの6果を数え、厨房の果物篭が賑わった

これまで結実して落果した実は結局37個となった
話のネタに大半をお知り合いに進呈した

おひと方を除いて、見るのも食べるのも初めてで
パッションフルーツという植物名すら初耳で
充分な話題にはなった


これで終わりかなと思ったが、まだまだ草勢も力強く
各所からの脇芽も伸び、本枝の付け根太さは直径
20~25mmとなっていて、パッションフルーツを
排除せずに潅水と施肥を続けた


9月になった途端
花蕾の生育が正常になり、初旬には一斉に開花した
温度の上昇が花蕾の生育にとても影響することが
判った





9月中旬
連日、5~10の開花を見た

開花時間のピークが12~15時なので仕事中で
人工授粉作業は出来る範囲に終わった


10月に入った
草勢は一向に衰えを感じられなかったが朝晩の
冷え込みを肌で感じるようになった





この先の気温低下や日照時間の短縮による
葉枯れや落葉などによる果実の発育不全も
予想出来て、思い切って各枝の先端を切り止め
未開花の花蕾・見るからに小さそうな実も極力
摘み取った

摘み取った比較的小さな実を縦に割った






試食してみると味も素っ気も無かった
青臭ささえ無く、未成熟の瓜と言ったところだろう
糠漬けの種くらいには出来るだろう


10/2
ここまで害虫による食害も見当たらず、虫など
付かないと思っていたが2枚の葉に食べられた
跡があって探索





始めて見た幼虫で、何だか特定には至らず
その場で捕殺した

パッションフルーツの害虫は今のところこの1匹のみ
を確認して済んでいる


今朝のパッションフルーツの棚
9月中旬に開花し受粉叶った実が棚から50以上
ぶら下がっていて眺めているとなんだか楽しくなる





棚の高さは約2.5m
30cmそこそこの3本の苗が今では鬱蒼感さえ
感じる成長を遂げている

こんな大作になるとは思ってもいなかった

このところ晴天に恵まれており日照・気温とも問題は
無いが、ともに条件の悪化傾向は必至である

ぶら下がっている実が完熟するまではまだまだ
1ヵ月以上の時間を要するがスリルを味わいながら
見守っていくしか手は無い


来年もパッションフルーツを植えるか否かは
判らないが





取り敢えず比較的大きな実の種子は確保した


苗一本の単価は他の野菜類から比べるととても
高価に思えたが、ここまでロングランに楽しめるのなら
安い物かも知れないと実感している  


Posted by フィッシャーマントト at 13:00Comments(2)青果部

2015年10月19日

イナダ 完食



先週の水曜日に仕入れた福田沖産の
イナダ5本他



2日目まではイサキ・アジもあって
味の変化もあったのですが
3日目からはイナダのストレート勝負

私の他になかなか箸が出てこなかったので
多い日には丸々1尾を私だけで平らげた



昨夜までかかってなんとか消費
不味くはないのですが飽きとの葛藤

しばらく、イナダは勘弁してよね~  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)ハマチ・ワラサ

2015年10月16日

10/14【おしながき】

仕入れ人、無風快晴の絶好のコンデションの海へ
仕入れに出掛けたのですが、仕入れ箱の中身は
やっぱりいつもの仕入れ人でした

お仲間の仕入れ人達は仕入れ箱の蓋が閉まらず、困っていた様子ですが・・・

                            トト庵 亭主




福寿丸さんHPより拝借の画像です   



=======  【おしながき】 ========







【強 肴】
 鯵のなめろう  仕入れの都合で
浜馳 なめろう






【焼 物】
太刀魚 汐焼







【御 造】
遠州灘 皿盛





浜馳





伊佐木





炙り太刀魚



新鮮太刀魚は醤油よりも断然!塩
太刀魚の味が浮き出てきます



太刀魚





真鯵



この鮮明な血合いと綺麗な白身のコントラスト
釣った後の手当てと新鮮さの賜物です
 



【御食事】
握り





左から 太刀魚 炙り太刀魚





伊佐木 真鯵 浜馳






これから冬型、西高東低の気圧配置が多くなると
出船中止になりがちな福田の釣船
年内、機会があれば積極的に通いたい

豊かな遠州灘の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)ハマチ・ワラサタチウオアジイサキ

2015年10月15日

10/14鮮魚部仕入れ

昨日はお誘いを頂いて仕入れに行って来ました





乗せて戴いたのは
福田港 福寿丸さん

5時集合
集合して全員が乗船次第、舫いが解かれる

座らせて戴いた釣座は左舷ミヨシから2番目
3~5番目がお仲間の釣座となった



アジ五目でお土産をキープしてからタチウオを
やっつけにいくリレープラン




ゆっくり航行して45分ほどのポイントには
既にアンカリングを終えた職漁船やら潮廻りを
している流しの船が、6:30の竿入れ時間を
待っていた




私も仕度を終えて戦闘準備完了
天秤に100号のコマセビシ
自作吹流し4.5m2本針
枝25cmウィリー巻き
幹はワラサ・マダイまで意識して5号と太目
先の針はマダイ9号の素針に持ち込んだ刺し餌
オキアミを付けて竿入れ時間を迎える



2投目までコマセを降りながらコマセかごの調整
3投目から魚信を待つ

暫くしてアタリ、イサキ+小アジ
その後、中アジ+小アジ
そんなに魚が寄ってきているという感覚では無く
時々、回ってきているイメージ
入れ喰いモードまではいかない状況でポツポツ



イナダが寄る時間帯もあって、針を飲み込みまれると
その場でしっかり血抜きし、クーラー行き



イナダ連発で少々嫌気が差しかかっている状況
マイ生簀に元気よく泳いでいる小アジが私を
そそのかしたのであった



船は流し、実弾3発、底付近で何かしら喰って
くるだろうと期待して仕掛けを替えて実弾を
背掛けにして投下
あわよくば鍋種でも・・・などと想いは膨らむ

竿先が激しく上に動いたあと、下へ突っ込んだが
発展せずに回収すると実弾は無傷で泳いでいた
その竿先の変化は一度きりで、あとは何の異常も
無いままに五目の時間は終了

五目終了30分前からイサキを中心に入れ喰いの
サービスタイム、私以外の皆さんの生簀はこの
時間帯で底が見えなくなっていった




タチウオのポイントに移動
水深は100~120m、ここでも残り1発の
実弾を投下するも全く異常無し

タチウオの状況も悪く、なかなか船上に太刀の舞は
見られず、渋い



そんな中、船中最初のタチウオはお仲間のお一人
さすがにお上手です


ミヨシ1番で置き竿電動誘いモードで席を離れて
いた竿に激しいアタリを見て教えてあげた
揚がってきたのは50cm前後のニベのダブル
前に立っていたタモで掬った



船長曰く
『 ニベが喰う日はタチの喰いが悪いゎ~ 』
そう聞いてテンションも下がったが徐々に実弾も
弱り、自作のタチウオの仕掛けを取り出して
繋ぎ替える

タチウオ仕掛 全長2.8m2本針
針ストレートワーム2/0
ナイロン18号
蛍光パイプ 緑
大型発光玉 緑
シラス系タコベイト 緑とピンク

エサは船宿支給冷凍サンマとサバの切り身の身を
削いで皮側を持ち込んだ

竿の変化は全てオマツリ、潮も悪いそうである
状況も変らず、船上ではニベがポツリポツリと
揚がっている

いろいろ誘ってみるが反応無し
無風に近く、うららかで春のような海上は暖かく
眠気にも襲われる

置き竿にして底から5m切ってのち20mほど
電動ジリ巻きしては再投下を繰り返す

船は定期的に潮上りしてポイントを流す
上り替えて投入し、5mタナを切ってから
3mほど巻き上げたくらいで竿に変化があり
竿を手に取り、周りの竿を見廻す
いい感じの魚のヒキと誰ともオマツリしてはいない
事を確認して早めの強めで巻き揚げる

揚がってきたのは指4.5本



この一本でタチウオのボウズも免れてやれやれ
しかしこれ以外のアタリ無くて13時の沖揚がり



沖釣りには絶好の天候に恵まれた一日、お仲間の
クーラーは超満タンでしたが私のクーラーだけは
2分目程度、相変わらずの腕前です

それでも好きな泳がせを集中して楽しめて
久々の海にかなり癒されてきました


お誘いも頂き、ご一緒出来ました皆さんと
福寿丸さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)福田 福寿丸

2015年10月07日

予報悪くて・・・

秋の夜長、針から巻いて仕掛けまで作って準備万端
ドカットの中身まで戦闘態勢でしたが・・・残念!
昨夕の予報、台風の影響で海況悪く中止です




今年は何かと歯車が噛み合わない感覚が継続中です
ほらね~箪笥の肥やしがまた増えちゃった


  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)報道・スポーツ・生活・食

2015年10月06日

フォースマスター800 退院



パネル面からごっそりと交換
結構な手術で昨日、退院と相成りました
800



マイカ釣りで微速巻揚げ時、3秒程度毎に
0.5秒間ほど速度が加速してしまう現象が
発覚したので、ついでに診断してもらったが
メーカー回答は正常とのことでした
廻りの釣り師達もこの800に関しては
同様の不具合を感じているが・・・



手術も大掛かりでこの金額は痛いのですが
致し方あるまい



気を取り直して次回の仕掛け自作なんぞして
気を紛らわす

ホロフラッシュ
綺麗な針なので、ついつい買ってしまった



ウィリー淡青とスターファイバーを巻いてみる
何だか釣れそうな気分のスイッチが入ってしまう



気がついたら2時を回っていた
こうして釣れない仕掛けが箪笥の肥やしと化して
増えて行くのであった
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)リール