2020年06月09日

6/7 【おしながき】

仕入れ人、またやらかしてしまいました
注文しました御魚は縞鯵なんですが
ひとつも獲れなかった様子

まぁ、あの仕入れ人の腕ですからよくある
お話ですが頼んだ御魚以外のいわゆる
外道ばかりで調理するほかありませんね


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【強 肴】
伊佐木 真子煮






【揚 物】
赤伊佐木 熨斗揚






【焼 物】
梅彩 汐焼









【煮 物】
梅彩 煮付




煮汁が梅彩の脂でこってりと仕上がって
濃密な旨味





御出しのための昆布・椎茸は美味しい
佃煮に仕上がります





【御 造】
伊佐木 梅彩





伊佐木





梅彩




特に腹の部分は旬の石鯛を彷彿と
させる旨味と脂の甘味が絡みあって
最高のお味でした




【御食事】
遠州福田 釜揚げしらす 【海の幸 うまかく】
しらす飯




しらす飯はトト庵で大人気
しらす500gが3日ともちません




梅彩 粗の味噌汁





今回は特に想いのほか旬真っ只中の
梅彩に救われました
捌いていて、内臓を掻き出すと包丁にも
手にもぎっとりと脂がまとわり、嬉しくなって
しまいました

外道ばかりで申し訳ありませんがそれでも
食しては、満足してしまった
流石は金洲の豊かな
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)イサキウメイロアカイサキ

2020年05月18日

5/17 【おしながき】

予定なら50~60cmほどのサイズの
縞鯵が入荷する予定でしたが今回も
トト庵仕入人の腕が足らず、小振りの
お魚しか仕留められず、残念でした






船頭より2日間寝かせて味わう様に
お勧めがあり、縞鯵を一通り掃除して
捌き、2晩寝かせてみました



                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【強 肴】
縞鯵 なめろう







天然縞鯵のなめろうが食べられるお店は
聞いたことがない







お気に入りの黒糖焼酎とともに





【御 造】
金洲盛







梅彩







〆護摩鯖







縞鯵







【吸 物】
縞鯵 粗吸い







黒潮近き藍に似た海色、鰹かキハダ・ビンチョウ
狙いだろうか、アウトリガーで仕掛けを曳く船を
見掛けました


豊かな金洲の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)サバウメイロシマアジ

2018年06月11日

6/9 【おしながき】

〇つ〇
〇ま〇じ
か〇〇ち
お〇〇〇い
〇おだ〇

仕入れ人、とにかく旨そうな高級魚種を
仕入れに行くと、はしゃいで仕入れに
向かったのですが

戻った仕入れ箱を覗いてみると




やっぱり 
という内容で少々、がっかりですが
調理する魚があっただけよかった
のでしょうね


                          亭主


=======  【おしながき】 ========


【強 肴】
伊佐木 真子煮






伊佐木を捌けば、連続4尾が雌で雄不在
なのかと思いましたが5尾目にやっと白子が
出てまいりました

伊佐木 白子 湯ぶりポン酢 




真子・白子ともに7~8分の熟度
脂乗りももう少しでした
10日以上先が程よい頃合いでしょうか


【焼 物】


先ずは伊佐木





黒潮返流の恩恵
梅色




潮焼二種の食べ比べです



【煮 物】
伊佐木







【御 造】
金洲三種盛







梅色







八曳







伊佐木



食べ比べが出来るのが五目釣りの嬉しい
魅力でしょうか





【御食事】
今回脂乗り一番の魚は八曳
八曳丼散らしシラス





金洲の味
美味しく頂きました



毎年この時期に疼く金洲病、本来の金洲は
まだまだこんなもんじゃありません
行ったばかりではありますが既に金洲病が
ウズウズ、困ったもんです・・・


福田 海豊丸さんと豊かな金の成る洲そして
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)イサキハチビキウメイロ

2017年06月12日

6/11 【おしながき】

金洲産 46cm ムロアジ




脂の乗りに伴い、概して体側に黄色いラインの
無い個体からだんだんと黄色が濃くなっていき
しまいには金色とも表現され金ムロと称される



このムロアジは金ムロとは呼べない中間程度
身質全体に脂が回ってはいるものの皮下の
脂肪は若干少なめの個体でした

うちの仕入れ人、鮫に邪魔されて腹を立てて
いるうちはまだまだ、青い青い



                          亭主


=======  【おしながき】 ========



【強 肴】室鯵 なめろう
1尾でこれだけの量は仕事が楽です






【煮 物】真子煮
未成熟ながらほとんどの魚が真子・白子を
抱いていました




【御 造】金洲盛




梅色




葉血曳




室鯵




伊佐木





【御食事】




伊佐木丼




粗 味噌汁




これだけは本日、先程の朝食です
炙り〆鯖棒寿司



一昨日の仕事は〆鯖まで
昨日の仕事は〆鯖巻寿司まで
で、今朝やっとありつくこととなりました




切り付けて皿に並べ、あと一つの仕事は
炙るだけ



良型鯖を1本だけ持ち帰るのがトト庵では
丁度のようです


鮫の被害もありながら充分な仕入れ
黒潮の返流から分岐した暖かく豊かな金洲
そして海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)イサキサバハチビキウメイロ