ビルフィッシュトーナメント

フィッシャーマントト

2009年08月17日 08:41

黒潮船のオーナー様からお誘い戴き、ビルフィシュトーナメ
ントに参加する機会がありましたので、行って参りました。

8/14現地にて前泊して8/15の04:30起床05:30
出航予定です。


タックル類の準備はOK。



05:30出航・・・

あれっ・・・『どうしたんですか?』

エンジンがおかしいようです・・・
左右のエンジンの内、左舷のエンジンが始動してくれません。

マリーナのエンジニアさん、エンジン系に詳しい方が入れ替り
診てくださいましたが、やはりすぐには始動せず、セルモーター
以降の問題まで絞り込んで、やっと『ご機嫌』がとれたのは
7時丁度でした。



予定を1時間半余り遅れての出航となってしまいました。

前途多難な船出・・・



海上でのスタートは7:30です。
とても間に合いません・・・
遅れた分を取戻そうとほぼ全速力でポイントまで向います。



朝1番にエンジン全開で、あるポイントで一瞬の好地合を流す
目論見でしたが、大きく予定を変えざるを得ない状況となって
しまいました。

海上には流木やゴミが筋状に浮いている場所があります。
【潮目】です。
この潮目を発見して全員が気を取り直し、準備をします。



潮目のあちら側は濁って少し汚れた青色、こちら側は濃い藍色と
潮の色もはっきりと別れていました。

20を超えるルアーの中から厳選されたルアーを選び、5本の
ロッドにセットして流します。

最初は潮目から50m程離れ潮目に沿って流して行きました。

途中、左舷のアウトリガーから吊る道具も破損しました。
(今日は左舷受難の日カモ)
このトラブルでロッドが1本減って4本となりました。

途中から潮目から200m付近に沿って流す作戦に変更
しました。

何も変化の無い単調な暑い海でマッタリとした時間だけが
過ぎて行きます・・・

我慢できず横になると、睡魔が襲ってきます・・・



半分、転寝状態のトトを起こしたのは『ジィィィ~~~~』
の機械的な長い音、カジキのヒットです。

飛び起きたトトはアタリのあったロッド以外の他のタックルの
始末と仕掛けの回収を行いましたが、十数秒後にアングラーから
痛恨の【フックオフ!】の声・・・


アングラーのW氏はやや小さめ(100Kg以下)の
『テールウォーク』を確認され、その直後のバラシだと残念に
話されていました・・・



何事も無かったように、再びマッタリとした時を過ごし、
1日目のストップフィッシングの14:00を向えて
しまいました。


残念ながら1日目はノーフィッシュに終わりました。



18:00から開催されたウェルカムパーティは明日への
希望を奮い立たせてくれました。

ビュッフェ方式の食事と各種アルコールで空腹を満たし、
喉を潤し、記念撮影などで和やかな時を過ごしました。

(ラグナシア内でのウェルカムパーティ)

参加チームは21チーム、各チーム5~12人程でしたので
150人余りのパーティでした。



それでも例年に比べると寂しい参加数だとか・・・

やはり景気の影響ですね~今年の後半はよくなってくれると
良いのですが・・・



明日のマーリンを各自、想い描き床につきました。


明けて8/16
昨日はFとGのエリアを流しましたが、インターネットや
昨日のヒットエリアを考慮して、GとHのエリアの南側を
重点的に流す作戦になりました。



8/16 05:00心配していたエンジンもすんなりと
始動して、チームの雰囲気も盛り上がり、誰もが数回の
ヒットを確信しました。



艇の調子は申し分無く、順調に沖のスタートフィッシングの
ポイントに向います。



スタート前の神経質な艇のポジション取りはめまぐるしい
争いです。



スタートの7:30を向え、全艇が自艇のフルスロットルで
各艇、思い思いのポイントへ向けて走ります。



途中、鳥山の数も鳥の数も多目でしたが、残念なことに
黒潮に入る手前でしたので、流しはしませんでした。



そして、昨日にも増してマッタリとした時間が過ぎて
いきました。


昨日のように不意に起こされることも無く、トトが熟睡できる
くらいに静かな暑い夏の洋上を過ごしてきてしまいました。



残念!
この日のヒットは
なんと【ゼロ】



同じマリーナの艇が揚げたマーリンです。



できれば、揚がった瞬間の姿や表情を撮りたかった・・・


参加させてくださったオーナー様、チームの方々
ごめんなさい!!
トトは【疫病神】だったかも知れません・・・

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