黒潮船のオーナー様からお誘い戴き、ビルフィシュトーナメ
ントに参加する機会がありましたので、行って参りました。
8/14現地にて前泊して8/15の04:30起床05:30
出航予定です。
タックル類の準備はOK。
05:30出航・・・
あれっ・・・『どうしたんですか?』
エンジンがおかしいようです・・・
左右のエンジンの内、左舷のエンジンが始動してくれません。
マリーナのエンジニアさん、エンジン系に詳しい方が入れ替り
診てくださいましたが、やはりすぐには始動せず、セルモーター
以降の問題まで絞り込んで、やっと『ご機嫌』がとれたのは
7時丁度でした。
予定を1時間半余り遅れての出航となってしまいました。
前途多難な船出・・・
海上でのスタートは7:30です。
とても間に合いません・・・
遅れた分を取戻そうとほぼ全速力でポイントまで向います。
朝1番にエンジン全開で、あるポイントで一瞬の好地合を流す
目論見でしたが、大きく予定を変えざるを得ない状況となって
しまいました。
海上には流木やゴミが筋状に浮いている場所があります。
【潮目】です。
この潮目を発見して全員が気を取り直し、準備をします。
潮目のあちら側は濁って少し汚れた青色、こちら側は濃い藍色と
潮の色もはっきりと別れていました。
20を超えるルアーの中から厳選されたルアーを選び、5本の
ロッドにセットして流します。
最初は潮目から50m程離れ潮目に沿って流して行きました。
途中、左舷のアウトリガーから吊る道具も破損しました。
(今日は左舷受難の日カモ)
このトラブルでロッドが1本減って4本となりました。
途中から潮目から200m付近に沿って流す作戦に変更
しました。
何も変化の無い単調な暑い海でマッタリとした時間だけが
過ぎて行きます・・・
我慢できず横になると、睡魔が襲ってきます・・・
半分、転寝状態のトトを起こしたのは『ジィィィ~~~~』
の機械的な長い音、カジキのヒットです。
飛び起きたトトはアタリのあったロッド以外の他のタックルの
始末と仕掛けの回収を行いましたが、十数秒後にアングラーから
痛恨の【フックオフ!】の声・・・
アングラーのW氏はやや小さめ(100Kg以下)の
『テールウォーク』を確認され、その直後のバラシだと残念に
話されていました・・・
何事も無かったように、再びマッタリとした時を過ごし、
1日目のストップフィッシングの14:00を向えて
しまいました。
残念ながら1日目はノーフィッシュに終わりました。
18:00から開催されたウェルカムパーティは明日への
希望を奮い立たせてくれました。
ビュッフェ方式の食事と各種アルコールで空腹を満たし、
喉を潤し、記念撮影などで和やかな時を過ごしました。
(ラグナシア内でのウェルカムパーティ)
参加チームは21チーム、各チーム5~12人程でしたので
150人余りのパーティでした。
それでも例年に比べると寂しい参加数だとか・・・
やはり景気の影響ですね~今年の後半はよくなってくれると
良いのですが・・・
明日のマーリンを各自、想い描き床につきました。
明けて8/16
昨日はFとGのエリアを流しましたが、インターネットや
昨日のヒットエリアを考慮して、GとHのエリアの南側を
重点的に流す作戦になりました。
8/16 05:00心配していたエンジンもすんなりと
始動して、チームの雰囲気も盛り上がり、誰もが数回の
ヒットを確信しました。
艇の調子は申し分無く、順調に沖のスタートフィッシングの
ポイントに向います。
スタート前の神経質な艇のポジション取りはめまぐるしい
争いです。
スタートの7:30を向え、全艇が自艇のフルスロットルで
各艇、思い思いのポイントへ向けて走ります。
途中、鳥山の数も鳥の数も多目でしたが、残念なことに
黒潮に入る手前でしたので、流しはしませんでした。
そして、昨日にも増してマッタリとした時間が過ぎて
いきました。
昨日のように不意に起こされることも無く、トトが熟睡できる
くらいに静かな暑い夏の洋上を過ごしてきてしまいました。
残念!
この日のヒットは
なんと【ゼロ】
同じマリーナの艇が揚げたマーリンです。
できれば、揚がった瞬間の姿や表情を撮りたかった・・・
参加させてくださったオーナー様、チームの方々
ごめんなさい!!
トトは【疫病神】だったかも知れません・・・