2022 8/14 富士山廻りの旅

フィッシャーマントト

2022年08月19日 11:30

生まれて初めての車中泊の旅
今年の夏は盆休みが長くとれて嬉しい限り
時間は充分にあるが、さてどうしましょう

行きたかったのはフェリーでの北海道でしたが
コロナも勢いが増してきてしまって、例えば
感染したら還りのフェリーに乗れない事態までを
想定すると躊躇せざるを得なった

8/13に実家の墓参りを兼ねて帰省し、両親の
変わりない様子を確認して翌日の8/14に出発
土砂降りの中、朝5:00に家を出て諏訪に
向かった

恵那山までは強い雨にみまわれたが徐々に
小止みになって7:25諏訪ICに到着したら雨は
止んでいた
諏訪で早朝の食事は 市場食堂 燦さんに限る
しっかりした朝食がさっと戴けて旅の始めの
腹ごしらえにはもってこいです

諏訪大社四社まいりで四社全ての御朱印を拝受
すると、なにかしら記念品をいただけるらしいが
諏訪大社 下社 春宮 が御朱印帳にも無くて当然
参拝もしていなかった





参拝して御朱印を拝受すると






記念品は夏の諏訪湖の花火があしらわれた団扇

よくは判りませんが夏詣と書かれてあって季節ごと
違って記念品が頂けるのかも知れません






なんとなく気になっていました残り一社の参拝を
終えて諏訪大社四社まいりをコンプリート

余裕があって高速道路には入らず、国道20号線と
八ヶ岳高原ラインを使って清里へ向かった

盆の休みを警戒した早朝出発が功を奏して
時間的にも順調です







雲も薄くなり始めて所々に青い空も覗えるように
なり 山梨県立 まきば公園 付近からは見たかった
富士山のシルエットも確認出来、旅気分も高揚


清里の目指すポイントは混雑が酷くて翌日に変更
少し走って宿泊を目論むJR野辺山駅の様子を確認






更に軽井沢まで脚を伸ばしたがこれはいささか
調子に乗り過ぎてしまった様で失敗しました

軽井沢に入った途端、渋滞に巻き込まれてしまい
旧軽銀座で昼食を摂るのが精一杯





少しだけセレブな避暑地感を味わった後、抜け道
だと思っていた軽井沢南に抜けて涼やかに移動
しようと目論んだのが大間違い

昔(40年ほど以前wwwww)軽井沢駅の南なんて
軽井沢プリンスホテルくらいしか無かったんですが
今は超一大商業施設が目白押し、これでまた大渋滞
に嵌ってしまって大誤算
軽井沢も随分、変わってしまったもんだ・・・


軽井沢の大渋滞を抜けると疲れがドッときて
コンビニで仮眠して野辺山に近い温泉施設で
入浴がてら癒された
千曲川沿いの
ヘルシーパークかわかみ・ヘルシーの湯




温泉で汗を流し、夕立で気温が一気に下がった
空気はとても涼やか、20℃を切っていた


野辺山まで戻ると時刻は19時、夕食が摂れ
そうなお店が点在してはいましたが何処も閉店
されていて焦りました
20分ほど彷徨って明かりが点いていたお店に
飛び込んだ



画像は翌朝の撮影


炭火焼き居酒屋 たかみ
野辺山駅から5分で美味しい焼き鳥などが
頂ける居酒屋さんで21:30~22:00ころまで
営業されておられて助かっちゃいました

こちらのマスターの接客術がとても丁寧で
心地良くて1時間でこの居酒屋の常連に
なったような錯覚も憶えさせて戴いた


ほどほど腹も満ち、ほろ酔いで宿泊地へ向かう
この宿は予約不要でいつでも泊まれる
私もお初にお世話になるペンション
動くプチペンション Sha-chuu-haku






JR野辺山駅構内でバスはついていないが24時間
使えるトイレがある

初の夜を体験しちゃいました
同じペンションには他にも10組を超えるお客が
あった
廻りが白々として夜明けを迎え、目が覚めて
朝食を摂り終えると時刻は6時、のんびりと過ごし
昨日満員で1時間待ちだった清里のスポットに
向かいました



サンメドウズ清里 清里テラス




開門1時間以上前に到着してリフトに乗った
標高1900mの眺望は確かによかった

1時間ほど清里テラスを満喫して涼をとり車に戻って
次の目的地へのんびりと移動





山梨と言えば蒲萄→と言えば→ワインですよねー
ごく稀に我が喉がワインを欲して買って帰るの
ですが2年ほど前に飲んだ赤のスパークリングが
旨くって追い求めるようになりました

なかなかそのスパークリングを超えるワインには
至っていないので勝沼のワイナリーには期待して
いました

勝沼に到着したのが11:30ころ
朝食が早いので、空腹が啼く
ワイン調達の前に先ずは腹ごしらえです
スマホで探した良さげなほうとうの店をチョイス






慶千庵

御武家様の御屋敷を彷彿とさせる門構え
老舗っぽい重厚な雰囲気で一歩踏み入れると
中庭は植物を含めて随分手入れがいきとどいて
いる





メニューを見ると冷たいほうとうも有りましたが
本場のほうとうを食べたことがないので肉ほうとうと
真っ向勝負

数種の野菜は揚げと豚バラ肉の脂によって
滑らかにまとまっている
思ったよりは柔らかめに仕上げられた麺に
麹成分多めの信州系の味噌がよく馴染んでいた






さてと腹も膨れたし、次はワインワイン、ワイン
陽当りの良い斜面には一面に蒲萄の棚が
広がっていてワインの調達もテンションが
揚がる





流石はワインの街、勝沼である
ワイナリーが点在していて、自転車での
ワイナリー巡りは納得のゆく移動手段
但し、道路交通法上は飲酒運転かも知れません

第一に目を付けていたワイナリーは既に
閉店の時間だということで残念!
2番目の候補は
蒼龍葡萄酒





適当にみつくろって大人買い!?
一度にこれだけワインを買ったことは無かった





自宅に帰ってからの楽しみが増えました
ほうとうが効き出して少々眠気に襲われたので
甲州市勝沼 ぶどうの丘
お昼寝タイムは30分ほど

こちらはワインサーバーなる物が設置してあって
100円からコップ酒ならぬグラスワインが飲める
運転する必要が無ければグビグビいっちゃうところ

少し睡眠がとれてスッキリ!
次の宿泊地を目指して出発しました

途中、立ち寄り湯に寄ってっと
やまと天目山温泉 やまと ふれあいやすらぎセンター
ここのお湯はなかなかのお湯でした
こちらで言いますとひまわりやどんぐりの湯に
よく似た湯あたりで正味35分も漬かっていられました

途中前日危うく夕食を摂り損ねるところだったので
そこは学習効果か早めの夕食を摂りにレストランに入る

偶然入ったレストラン横は、上九の湯
えっ上九一色村!!!
地名、イメージ悪いですよねー

2006年3月1日 - 分割により、甲府市・河口湖町に編入
同日に上九一色村は廃止されたらしい

18時に宿泊候補地の富士五湖のひとつ
精進湖に到着して
動くプチペンション Sha-chuu-haku
の宿営地を物色

ホテルはつかり荘
こちらの管理されている自由キャンプ場内で
¥1000/車1台 を支払い宿営しました






精進湖を選んだのは富士五湖の中でマイナーで
静かそうだったからです





お陰様でよ~く眠れました





翌日はやはり5時に目が覚めて朝食を摂り
24時間観光可能であります忍野八海へ移動





富士山の伏流水なのか澄んで冷たい水が
あちこちで湧き出て8つの池と化しており
その点在する池エリアが一大観光エリアを
形成している





折角なので8池全てをコンプリートすべく
歩き回り、最後の池は3番の底抜池

かなり捜しまくって歩き、降参です!
開店の準備をされている店の方がおられたので
お聞きしたら有料¥300で入場する資料館の
裏にあって資料館が開館しないと入れない
とのこと
そりゃないっすよーーー!





建物と建物の間から写したこの池





本当はこの池は鯉の池で底抜池とは違いますが
コンプリートしたことにしてしまいましょう


8時30分になって次の目的地へ移動
私としましては今回の旅で一番の目的地
最重要ミッションです


新倉富士浅間神社
そして





新倉山公園 展望台の中のとりわけ
新倉山浅間公園展望デッキ





この絶景を眺められる展望デッキは今年の1月に
増設工事が終わったばかりで広く綺麗です




このデッキに30分以上座っていました


動くプチペンション Sha-chuu-haku
での旅行なのでここまで辿り着ける可能性は
そんなに大きくはないと考えていましたが見事!
コンプリートです


昼食はやはり地の食べ物
富士 吉田うどん 銘店の一角に入りました

手打ちうどんムサシ Musashi





ムサシうどん
野菜天婦羅・きつね・ワカメ・茹でキャベツ・お揚げ
麺はゴン太ですが味噌煮込みのように中心の生感
が無く、芯まで茹で上がっていて歯応え・こしも充分
おだしは魚介のだしが濃くて塩味も丁度
こんなパンチの効いた美味しいうどんは毎日でも
食べたくなりました

帰路に富士宮焼きそばまで目論んでいましたが
吉田うどんの腹持ちが良すぎた為、断念しました

新富士ICから新東名でのんびり走って16時に無事
帰宅できました

旅の途中、軽井沢以外では車の流れもスムースで
出発~恵那山で雨に降られたものの天候にも
恵まれた約800Km2泊3日の旅は思いのほか
愉しむことが叶いました

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