【鯒】三品
魚には見えないでしょうねぇ~
【イネゴチ】という種類の鯒(コチ)でした。
活きた鰯20cm弱に喰ってきたくらいの外道ですから
まあまあの型と言っても良いでしょう。
捌いた粗は、同じく外道の【イラ】の粗と一緒にダシ汁を
摂りました。
干椎茸・キノコ類から滲み出るグアニル酸
昆布からのグルタミン酸
そして魚からはイノシン酸
これらの三大旨味成分を、一つ鍋の中で融合させたなら
ほぼ間違いないでしょう。
この時期はやはり鍋!温まります。
長時間、この熱いダシ汁の中に潜伏していたトロトロの
白菜の芯などはまさに【旨味の結晶】
薄造りはネギを巻いて、七味唐辛子を入れたポン酢で
頂きました。
もう一品は柵を昆布で覆い、更にラップで包み、輪ゴムで
止めて丸一日、冷蔵庫で眠らせた【昆布〆】にして梅肉を
少々添えて頂きました。
貧果な釣果で外道しか釣れなくても、今年もやはり
海から与えられた獲物に感謝、感謝!です。
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