› ◆フィッシャーマントトの釣ブログ◆ › アマダイ › 12/18~20 【おしながき】

2016年12月21日

12/18~20 【おしながき】

思いがけず美味しいお魚が入荷
トト庵での料理は始めてのお魚となりました


12/18~20 【おしながき】


甘鯛尽くし  


出来の悪い仕入れ人、珍しくいい魚を揃えて来おって
やれば出来るじゃん!
今年一番の珍事か・・・


                              トト庵亭主

=======  【おしながき】 ========



【揚 物】
今回の料理はこの一品に尽きます
紅ぐじ 若狭揚げ (松笠揚)


12/18~20 【おしながき】


鱗を付けたまま食べ易そうな大きさに切りつけ
身側に軽く塩を振って暫し、塩が回った頃に
更に身側に軽く片栗粉をまぶし、ひたひた程度の
油をやや高温気味に熱し、皮目を下にして入れ
1分ほどで返し身側を下に15秒程度揚げる
油温低下と揚げ具合の管理のためにも一度に
沢山揚げず、3・4切れ毎にして茶色になる前が
よろしいようです

口に入れると先ず、そこはかとなく軽い鱗の
サクサクな噛み応えに吃驚
そのあと溶けてしまいそうな身質のフワフワな
優しい歯触り、そして皮のモチモチ感も味わう
ことが出来る逸品
何と不思議なミルフィーユだろうか

一切れで甘鯛ファンになっちゃいました
新鮮な釣り甘鯛のまさに揚げたてを口に出来た
幸せに感謝、感謝!です




【御 造】
紅白ぐじ 食比べ

12/18~20 【おしながき】



紅ぐじ

12/18~20 【おしながき】



白ぐじ

12/18~20 【おしながき】


赤甘鯛に比較すると白甘鯛の方が若干身質が
しっかりしていて身の中の上品な脂もほんのり
ではあるが多く含んでいた
身質の硬さは無いが白の味はメイチダイに近い
と感じた

比較すれば白組の勝ちとなるがどちらも旨い
片方だけ出されたらどちらか判らないかもです

赤甘鯛も白甘鯛もどちらも上品な白身です
刺身で食べるのは少々贅沢で勿体無い気がした
どちらかと言うと若狭揚げや昆布〆で頂いた方が
価値が上がるお魚なのかも知れません


【〆 物】
昆布で包み、冷蔵庫にて32時間寝かせ、良い
具合に仕上がりました

12/18~20 【おしながき】



12/18~20 【おしながき】


紅白の甘鯛を両方、昆布〆に充てましたが
赤でも遜色無く、旨い一品



【御食事】
紅ぐじ飯
丁度、炊き上がりました


12/18~20 【おしながき】


甘鯛粗吸いとご一緒にどうぞ

12/18~20 【おしながき】
12/18~20 【おしながき】
12/18~20 【おしながき】



偶然タイミング良く乗ることが叶い、未知の
美味しい料理を釣らせて戴いた福田 海豊丸さんと
豊かな遠州灘の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!


同じカテゴリー(アマダイ)の記事画像
貧果ながらの おしながき
シロアマダイ 完食
1/21 【御献立】
11/24~26 【おしながき】
11/25・26 【おしながき】
11/26 【おしながき】
同じカテゴリー(アマダイ)の記事
 貧果ながらの おしながき (2024-03-04 18:00)
 シロアマダイ 完食 (2022-01-26 09:00)
 1/21 【御献立】 (2022-01-23 09:00)
 11/24~26 【おしながき】 (2020-11-27 09:00)
 11/25・26 【おしながき】 (2019-11-27 09:00)
 11/26 【おしながき】 (2017-11-28 09:00)

Posted by フィッシャーマントト at 09:00│Comments(2)アマダイ
この記事へのコメント
へー そうだったのかー !

 つーか 味そんなに変わんないのー?

別物って聞いた事がありますが・・・・!

 ほんとプロの腕前ですねー! 素晴らしい!

    行きたいーな とと庵 
Posted by MOMO爺 at 2016年12月21日 17:46
MOMO爺様、今晩は~

今回は40cmに満たない白です
50cm超えてくるとまたお味も違ってくる
かも知れませんねー
今度、機会があればアマお誘いしちゃいます
Posted by フィッシャーマントトフィッシャーマントト at 2016年12月21日 18:15
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。