2019年11月27日

11/25・26 【おしながき】

この頃いろいろなレシピサイトの中で甘鯛の
旬は4~10月と肯定的に書かれている

一年中獲れて季節に合わせて、工夫し乍ら
刺身から焼物・揚物他どんな料理でも美味しく
食べられる甘鯛






私としては身質にもほんのりと脂が入る
11~3月が美味しいと思っております





それにしても仕入れ人が持ち帰る仕入れ箱の
閑散さときたら、とても哀れなものです





                          亭主


=======  【おしながき】 ========


静岡 福田港はシラスの水揚げ拠点
周辺にはシラス加工場が点在していて
加工場直売店で計り売りの製品をよく
購入してまいります


大根を降ろして新鮮なシラスをふんだんに
乗せて じゃこ卸し





釣果が少ないと厨房は苦労します



【椀 物】 
甘鯛 兜 潮汁






【御 造】
甘鯛 造 二種







甘鯛 昆布〆 炙り



昆布〆は和の傑作調理技法ですね



甘鯛腹身 キッチンペーパー〆




釣った当日の刺身もよろしいでしょうが
キッチンペーパーでくるんで一晩冷蔵庫で
寝かせ、熟成も進み水分が抜け旨味が
凝縮した身は更に美味しい




【揚 物】
甘鯛 松笠揚
甘鯛と云えば真っ先にこの料理が頭に
浮かんでまいります







紙一重で開庵、叶いましたが例に洩れず
危うい仕入れでございました

それでも本命の獲物を獲らせて戴けた
豊かな遠州灘の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)アマダイ