2015年08月20日

8/18鮮魚部仕入れ

8月は忙しくて、ほとんど休みもとれず、頑張った心を
癒すために選んだ船宿は敦賀豊漁丸
獲物は久々のマイカ(ケンサキイカ)ついでにアジ

釣れたてのマイカの刺身とビックリアジのなめろうで
よく冷えたビール!冷酒も・・・う~ん、堪らん!
そんな至極の様子を思い描きながらの仕入れですが
果たして・・・


早めに出発して敦賀までのんびりと走った
敦賀市内の釣具屋でじっくり現地仕掛けを研究しながら
アジのエサを調達、船宿到着は17時過ぎ



沖に停泊中のDREAM HOURYOUを眺めながら夕食
相変わらず水の透明度は素晴らしいレベルだった
水島の海水浴送迎にあたっている泰丸さんなどが
行き来していた



軽く仮眠して受付



空いていた釣座の中から右の舳先をチョイスして
深夜便の料金¥12,000を支払う
アジも狙いたいので、竿を2本出せるかの相談に
大将からは
『 当ったり前!天下の豊漁丸だよ! 』
とのお返事で、釣座3と4を使わせて戴くこととなった




水深80~85m
左の竿は置き竿で底近辺のアジ狙い
幹8号ハリス3号45cm 胴付2本針 錘120号
エサはオキアミ コマセ無し
右はマイカスッテの自作7本角 錘60~80号

22時出船予定だが全員揃って、21時を前に岸を
離れてポイントに向かう

30分余りでポイントに到着して船長がアンカー投入
半夜便の他船の状況は最悪らしい
半分の釣り人がまだ型を見てはいないとのこと

実釣開始は21時40分頃
先ず、アジ狙いの仕掛けにオキアミを付けて仕掛けを
投入して底を取り、2mほど上げてマイカの仕掛け投入
マイカの竿を手持ちで誘いながらアジの竿を監視

直ぐにアジの竿に反応があって揚げたが魚体は赤く
本命ではないがレンコダイにしてはまあまあの
25cmをゲット




この時、このレンコダイが最初で最後のアタリなんて
微塵にも考えず、むしろ幸先の良さに喜んでいた私が
今考えると可哀想である


マイカの方はと言うと船長のお話通り、一向にアタリは
無い状態が続き、22時過ぎに私の背中でイカメタルを
操っていた方からようやく派手な墨飛ばしがあった

背中のイカメタルの方がお二人、マイカをゲットしたあと
べた底にて一番下の赤スッテに本命が乗ってくれた



ここまでで1時間
照明が効いてイカが集まれば、そのうち連乗りの時間帯も
やってくるだろうとまだまだ楽観的でしたが

次のアタリまでがとても遠かった
夜の海上は風もあって心地よく、竿を置くと眠気が
近寄ってくるので、とにかく手持ちで竿を操りながら
僅かなマイカの気配に神経を研ぎ澄ます

次のアタリもやはりべた底でとれた
底をこまめに探るより他に無いのか
乗るのは一番下のスッテのみ

24時を前に私の生簀は閑散
ここまでマイカ3、でも船中ではトップグループとの
船長の話に、厳しさを感じた



マイカは余裕で泳ぎながら時折、仲間の足に絡まれて墨を
吐いていた

状況は変らないままで、まだ型を見られない方もおられて
半夜で先に出ていた SUPER DREAM HOURYOU から集めた
マイカの火を受け継ぐべく、0時に移動した



この火で中層にも反応が出ているらしい
ここではイカメタルの方々に、時々乗るがスッテ胴付の
私には全く乗らず大苦戦を強いられた

しまいにはもう1本持ち込んだイカメタルの竿をセット
適当に振り回すが反応無し
反応が無いので、目指すタナも判らない闇雲状態
1時間ほどで飽きて元のスッテの胴付に戻す

反応が無い時間帯が長過ぎて、さすがに眠気もピーク
マイカの竿も置き竿にして底まで投下、微速巻揚げの
作戦でウトウトしていた

夢見心地の中、いきなり竿先が垂直に下を向いた
竿を手に取り巻き揚げようとするがドラグが滑って
巻けずに3秒ほどで糸切れ
1つの角の枝ハリスが切れていた
かなり大きめのサゴシか何かが角に反応したようだ

時間は残り1時間を切っていて
残りは手持ちで集中することにした
反応の無いアジの竿もこまめにエサを交換して集中

少々下品な明確なアタリでやっと乗ってくれたのは
スルメ



納竿間近にやっとマイカ



最後の一投と投入した仕掛けにスルメが乗って終了
結局の釣果は
マイカ(18~23cm)4
スルメ(22・26cm)2
レンコダイ(25cm)1・・・アジが無いのが悲しい
と覚悟はしていましたが悲惨でした


それでも遠足して夏の夜の海風に吹かれながら漂うことも
叶って、仕事に疲れていた心も癒されました
綺麗な日本海の海と天下の豊漁丸さんに感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(2)敦賀 豊漁丸