2014年01月15日

沖釣師の苦悶

沖釣りを続けていると、未知の魚にも出会いたいし
流行の釣り方もしたい、その上従来から続けてきた
釣りも捨てがたいなどと、どうしても夢と希望が
果てしなく広がってしまい始末に悪い

新しい釣りを始めるにあたってはそれ相応の新しい
準備が必要になる
仕掛けだけを調達すれば始められる釣りもあるが
道具の仕様がマッチしない場合はロッド・タックルを始め
高額出費も強いられる

欲が出て、他人様より多くの釣果を求めるようになれば
なるほど、その釣りに特化した高級なタックル類が欲しく
なって益々、釣具メーカーさんの思う壷にはまるのである

沖釣りも同じ魚種ばかり釣って飽きれば遠ざかるだろうが
厄介なことにこの日本という国は四季の移り替わりという
確固たる自然現象があって、その移り替わりとともに旬の
美味しい獲物が次から次へと品を替えて泳いで往く
釣れる魚はほぼ旬であるので、年間を通し美味しい魚が
自然にローテーションしていることになり、飽きがこない
どころか次の魚種が釣れ出すことが楽しみでもある

沖から狙うイカひとつとってみても麦イカから始まる
スルメイカ・マイカ・ヤリイカ他どれをとっても美味しい
ターゲットが入れ替わって往く
決して飽きがくることが無い一年が繋がっているのである

稀に金にいとまをつけない方もおいでにはなるでしょうが
私はそんな人種とは無縁のボンビー釣師の一角に属して
いて(いや、代表格かも知れない)、久々の高額投資である
今回のリール選びもご他聞に漏れず、苦悩したのである

例えば、最近のヤリイカ釣りの最前線的リールは
・最短時間で仕掛けを海底まで落下させる機能がある
・パラソル級が6杯乗っても問題無く巻き揚げ可能
上記の理由から、以下の組合せが最先端のようだ
シマノ ビーストマスター3000(相当品) 
ヨツアミ ウルトラダイニーマWX8 2号(相当品)

私にヤリイカ専門に電動リールを充当する余裕があるなら
サクッと上記の組合せを購入したに違いない
しかし私はそのような分際ではない
スルメにも、アカムツにもマダイのコマセにも鬼のように
あっ!オニカサゴにも同じリールを使用していかなければ
ならない
リールはランクを1つ落としたボンビーな選択ではあるが
私には最良な選択だと納得(=妥協)している
・シマノ フォースマスター3000MK
・PEはヨツアミ ウルトラ2 5号400m
リールの規格では5号350mですが購入店さんと相談し
テンションを掛けて、400mを巻いて戴きました




・ラインが太くて落下速度が遅くなること、止むを得ず
・パラソル級7杯でも8杯でも乗って来やがれ!
電動が跳んだら上等!最終兵器^^;手巻きで獲ってやる!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)リール