2010年12月28日

12/27鮮魚部仕入れ

12月はなかなか休みも取れず、悶々としていました。


12月27日ゴリンやや南(神島まわりの三重県側)雲間からの日の出


先回の仕入れもパッとせずに・・・
『2010年、このまま終止符をうつのもなんだかな~』
という気持ちで仕事の隙間を狙っていました。

昨日やっと休みを獲得、当然釣行と決めたものの困った
ことに東の低気圧が抜けきらず発達していて西高東低の
気圧配置が続いておりました。


ヒラメも佳境に入ってきていてシーズン真っ只中・・・
三重ではマダイがぼつぼつではありますがまだいけそう
静岡ではワラサが期待できるし・・・中深海のアカムツも
魅力でした。


遠くまで走っても恐怖の港解散や超早あがりってのも
大有りな気象予報でした。


ちょっと冒険したい気もありましたが、納竿の仕入れです。
最後くらいはトト庵の板場から文句が出ないような仕入れが
出来たらと結局お世話になったのは初めての船宿さん
豊浜の 健成丸さん でした。




4時前の出発・・・『寒っぶ~~~』




途中、4時前から営業している良徳さんで特エサの調達
イサザとボイル小女子を念のため、調達しました。

健成丸さんの受付に着いたのは5時15分頃、少しだけ
探しましたが無事、到着。
平日だったので、車が5台程しか止まっておらず
乗客も少なそうで釣り易そうな予感がしてまいりました。

岸壁には幅の広い船が係留されていました。

受付を済ませて早速、釣座キープにと竿とクーラーを持って
乗込みましたがミヨシ側の竿立て穴が埋まっていてトモが
全くの空きでした。

流しの釣りなのでミヨシから埋まる訳だ・・・

左舷トモに近い位置に竿を差し込み準備、冬の釣りは
身支度に時間が掛かります。

準備して乗り込み電動の接続箱を探しましたが見当たらず
船頭さんにお聞きしたところ、電線のあちらこちらに被覆が
剥いてあるとのことで、ご覧のような感じでした。




5時30分集合、6時出船
当日は6時15分頃に船が動き始めました。


7時前にポイント付近に到着、慎重な潮回りの後に
仕掛け投入の声が掛かりました。

支給されたサビキ仕掛けは6本針、錘は60号で統一。
中通しの2.7~3.3くらいの竿を持って来ればサビキ
仕掛けには都合が良いのですが中通しに糸を通すのが
面倒なのとPEが痛むこと、それで専用セットになるのが
嫌で、今回は短めの竿です。



この竿なら6本針が限界かなって感じです。


つけエサとして配られたのは状態良好な小女子。
途中購入した冷凍いさざとボイル子女子の3種の
つけエサ体制で開始。




1投目からアタリあり、慎重に巻き上げて中アジをゲット
珍しく幸先良いんじゃない。



上げ潮がきつくポイントも狭そうで、2分も経っていない
くらいで仕掛け引き上げの声が掛かりました。

アタリはほとんどがアジでしたが、錘を底につけて釣ると
ベラ・カサゴ




釣り始めから時間と共に風が勢いを増し、風波も高く
なっていきました。
10時からは時々、風波からのしぶきを感じはじめて
これはまた早上がりのパターンか、などと心配しつつ。

途中仕掛けがヨレヨレになって持参してあった10本針
仕掛けに換えて張切るも、風と腕の悪さで1投で手前
マツリ・・・4本針分廃棄してやはり6本針(笑)

時々、メバル・ショウサイフグ







最初はボチボチ、途中すっかり、後半もぼちぼちと
言った調子でした。


いつもアジはある程度海が荒れてくると喰いが立つ
イメージがあるのは私だけでしょうか、3連などあって
何とかトト庵に帰れるかな~なんて考えてると・・・

『強風で早上がりします』との船頭さんアナウンス。
やっぱりね~(悲)


・つけエサは全ての針に付けるべし
・竿の長さと自分の腕のレベル以上の針数は不要
・アジ狙いなら船宿の支給エサ小女子だけで充分


常連さん達は30以上釣られておられました。
私は腕なりのこんな感じでした。

納竿釣行
『まぁ~こんなものかな~』




2010年下手な仕入れ人、貧果ながらそれでも色々な
魚を与えられ、偉大な海に感謝、感謝!です。
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(9)豊浜 健成丸