2010年06月27日

スルメイカ【おしながき】

今日も昨日に続いて烏賊から飲める一品【塩辛】

烏賊は昔より日本人の酒にとって切っても切れない
縁があったようですね。


烏賊釣りに行くとついつい飲みすぎてしまいます。

                              亭主


=======  【おしながき】 ========


烏賊1杯に対して肝2杯分が適量なので、他の料理に
使用した肝を都合するとよいでしょう。
烏賊の肝(わた)を強塩をして冷蔵庫で丸一日眠って
戴きます。





丸一日が経過すると塩辛にとって不要な水分がこんなに
出ています。





軽く流水でまわりの塩を洗い流し、手早くキッチンペーパー
で水分をとります。

開いて肝を取り出しますが水分が抜けた肝は八丁味噌の
ようにかなりしっかりしています。





包丁を使って細かく切ってからたたきます。
醤油・酒・味醂・唐辛子等で味を調えるのもよいでしょう。

今回は七味唐辛子だけを少々加えてみました。





身の皮は簡単に取れる皮のみを取り除いておき、冷蔵庫で
ラップをせずに6時間以上、やはり余計な水分を取り除く
目的で寝かせます。

身とげそを食べやすい大きさに切り、たたいた肝によく混ぜて
容器に入れて冷蔵庫で保存します。

保存中、食べきるまでは糠床と同様、毎日1回は混ぜましょう。

発酵の過程でまろやかな味に変わっていきます。
市販の塩辛とは全く別物で、表現するとしたら市販の塩辛は
【塩辛い漬物】で手作りのそれはれっきとした【料理の一品】




防腐剤を使用せずに作りたいので、一週間で食べきってしまう
量がよろしいようです。


 



海から与えられた獲物に感謝、感謝!
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(8)イカ