2009年09月11日

本マグロが絶滅危惧種?

本マグロが絶滅危惧種!?

市場での空を飛んできたインドネシア産生マグロ


モナコが大西洋産のクロマグロ(本マグロ)を
野生生物を保護するワシントン条約の対象に加
えて絶滅危惧種として扱うことをEU加盟国に
提案し、EUはこれを支持する方向に・・・

日本の本マグロ輸入先は主にスペイン・メキシコ
イタリア・チュニジア・マルタ・クロアチア等。

EU諸国からも相当量を輸入していたのですね。

大西洋・地中海産本マグロの漁獲量はおよそ
年3万トン余り、この中から約2万トンが日本
に輸入されているようです。

そうでなくても過去5年間では30%もマグロの
価格が上昇しているんです。

冷凍黒マグロ東京月別価格
H16年7月 ¥2,703/Kg
H21年7月 ¥3,499/Kg

アジア諸国(中国・韓国)を始め当のヨーロッパに
おいても魚の生食文化(寿司・カルパッチョ)が
定着して消費量も伸び続けています。

ワシントン条約の対象になってしまえば価格上昇が
急加速し、暴騰という形になって盆と正月にしか
食べられないご馳走になってしまいそうです。

黒潮船で釣れたばかりのキメジ

上か特上の寿司を注文しないとまぐろのにぎりに
ありつけない日もそう遠くないのかもしれません・・・  


Posted by フィッシャーマントト at 08:41Comments(6)報道・スポーツ・生活・食