2009年02月11日

アラ

20年来、釣ってみたい種類にアラという魚がいる。
トトは未だ、口にしておらず号泣



この魚と他の魚をひっくるめてアラの名称で呼ぶ地方があると
いうので、敵を知る上で、少し学習しながらご紹介します。

アラ
[ スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科アラ属 ]

アラに対してひっくるめて呼ばれやすい下記、種類の魚は
クエ
マハタ
マハタモドキ
キジハタ         などナド・・・。
いずれも、[ スズキ目スズキ亜目ハタ科マハタ属 ]
この4種類は後日、ご紹介予定。

今日の主役は、1/24強風で出船中止になった釣り物に混じり、
僅かに釣れる幻の魚アラです。

魚体の格好も特に良いとは言えず、色彩についてもお世辞にも
綺麗ではないのだが、なぜかトトの心にやきついている。

ただひたすら美味しいらしいという情報のみが、この魚の印象を
消去しきれず、今日まできているのかもしれない。

個体数も少なく、水深100~200mの深い漁で獲れにくいので
魚屋の店頭に並ぶことは稀有(トトは店頭で見たことが無い)。
仮に店頭に並んだとしても¥10、000/Kg以上の単価を見た
途端に我々はため息をつく羽目になる。

価格が安くて日常的に店頭に並んでしまったら、一気にこの魚の
人気が上昇し、地位もあがってしまうのでしょうが、身を切りとった
残りの残骸をアラと呼ばれたり、口に入る機会も無いためか、なか
なか地位は向上しない魚です。

もっとも海の魚だけに地位とは無縁でしょうが・・・。

  


Posted by フィッシャーマントト at 17:32Comments(4)アラ