2017年05月21日

5/20 鮮魚部仕入れ

好天と好海況予想に誘われての仕入れです

向かった船宿は
割引葉書が連休前の絶妙なタイミングで
届いた 福田磯光丸さん
葉書が届かなくても磯光さんのアジには夏に
かけてのどこかで、なめろうが恋しくなって
行っちゃいます

5:30集合
港に5時過ぎに到着時、先客がおひとり準備を
されていたが、ほどなく松浦船長も到着

半袖短パンの上に念のため合羽を羽織って
荷物を運び、船長に釣り座を打診すると
なんと昨日の乗合客は好天の土曜日にも
かかわらず、4人から1人減って3人とのこと
他のおひとりも姿が見えない
結局、 『 後ろで竿出して 』 ということで
先客の方が右舷トモ、私は左舷寄りの
大トモで準備した


この時期の風物詩、シラス曳き軍団が列を成し
出漁して行きます




定刻の5:30丁度に3人目の方が到着して
左舷のトモで用意をされ、すぐに出航した


アジには長めでしっかりした50cmの天秤に
100号サニーカゴ
クッションゴム1.5mm50cmその先に
仕掛けを繋ぐ

最初の仕掛けは知多半島定番の緑スキンが
巻かれた細短仕掛け3本針



私の常套手段は先端の針のスキンをハサミで
切り除いて空針にし、この針にオキアミを
丁寧に付ける作戦

船は港から出ると東へ進んだ
40分ほどでエンジンスロー、ゆっくり旋回して
アンカー打ち

6:15に第一投、ターゲットがマダイでは
ないので緊張感は無く、ゆったりとしたまさに
レジャー感覚です

水深は29~30m、潮がいい具合に流れていて
着底での糸の出はPE計測で33m
2投目、福田のレギュラーサイズ27cm前後が
1尾獲れる



幸先良さげでクーラー満タンまで頑張るぞと
気合を入れるが、魚の喰いはパッタリと止まる
ことを何度も経験済み
ここは釣れる時に手返し良くしなければと集中


喰いは続いたが仕掛け先端のオキアミにだけ
喰う状態が続いた
右舷の方はスキン針のみの様でしたが時々
海面からアジを引き抜く

水深が浅いので忙しい
オキアミの尾羽切りと魚の血抜き処理、タナの
調整とサソイ

実釣40分くらいの時、左舷の方が知らぬ間の
遣り取りで40cmほどのイシダイを揚げる
言ってくださったらタモ入れくらいしますよ

その5分ほど後で私にもいいヒキ具合
頭の中ではイシダイだったが残念賞・・・



海面で白い縞々が消えてしまいました
腹パンのグレ

ほぼ9割方、1投1尾
ここまで全てオキアミにしか喰わなかった

仕掛けを空針の2本針に替えて2本とも
オキアミを付けてみた

アタリが出て微速巻き上げで5mくらい巻き
追い喰い狙いを試すも追い喰いには至らず
この作戦では喰った1尾の口がどれも痛み
バラシにつながり易いと考えて1尾を丁寧に
揚げる作戦にチェンジ
結局喰いがそれほど良くは無いのであった



時折揚がる22cm前後のアジは活かして
キープ、後々のお楽しみである

北寄りの風が止まり、海面は凪
まさに鏡のような海面である





8:30の仕入れ箱
気温も徐々に上がり、合羽の上着を脱いだ
とても清々しい




一向に喰い喰いタイムなど無くて単発
空気が南から北寄りに流れ始める




明確なタナも顕著にはあらわれず
中盤は仕掛け投入、糸出し31mで止めてコマセを
振って、1m巻き揚げ、電動1~2の微速巻き揚げに
徹する



30~24mのどこかで喰わせて、相手がアジなので
ドラグを効かせながら巻き揚げ10~11で揚げる
1尾あたり5~10分ペースで続ける

私は相変わらずスローペースながら釣れていたが
9:20を過ぎてアジの喰いが悪くなったと船長が
判断し、アジを諦めてイサキの場所に移動

移動中に再び、スキン3本針に仕掛けを替えて
やはり先端の針を空針に加工した

寮船でしょうか、【 宝山丸 】 と言うおめでたい船に
近づき、船長が状況を聞き、『 イサキ、ぽつぽつ 』
とのことで潮回り後、アンカー投入

船が落ち着いて仕掛け投入、すぐにアタリ
アジの延長でアワセずに巻き上げたら途中でバレた
イサキはアワセなきゃ!



イサキも先ほどまでのアジと同じ作戦
違うのは必ず手持ちで魚信に即座にアワセることと
回収スピードは20でも問題なしです

イサキも喰い喰いタイムは無く、拾っていく感じ



10:40の仕入れ箱
その後も状況は変わらずの超スローペースで
1投1尾を揚げていった
1度だけダブルがあってスキン針にも喰ってくれた

11:10 船長から12:20に沖上がりの告知
この時点でクーラー満タン達成

活かしてきた22cm前後のアジが3尾、バケツの
中で泳いでいた



クーラーもいっぱいだし、遊んじゃいますか
仕掛けを替えてアジに親針と孫針を掛け投入
頑張って泳いできて~、行ってらっしゃ~~~い!

ゆっくり飯食いながら竿先を眺めていて、眠くなり
船上で船を漕ぎながらマッタリと1時間、何も無く
過ぎてしまい、お仕舞いの時間となりました



人気のある福寿丸さん、お体でもこわされいるの
でしょうか
再開が待たれます


最終仕入れは
マアジ ~36cm 26
イサキ ~31cm 17
グレ  ~35cm 2
アジ・イサキともに比較的良型で満足
帰途、魚を配達してのお持ち帰り



ここから更に半数をご近所にお裾分け

今回も福田まで行った甲斐、有りました
釣らせて戴いた福田磯光丸さんと
凪の遠州灘に感謝、感謝!です  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)福田 磯光丸