2017年02月05日

2/4 鮮魚部仕入れ

忘れ掛けていた炙りで黄色い脂が滴るなんとも
美しい赤い宝石を捜しに行って来ました

お世話になった船宿さんは一昨年12/1以来の
片名 松新 さん
比較的船幅が広くローリングに強い大型船
第五松新丸 

左舷は5名様ご一行、残りの右舷5つの席も満席
全員揃って、準備も早々に終えて早目の乗船

満船なので用意していた仕掛けのうち、天秤と
吹流しの仕掛けは封印
オマツリ多発の一日が予想される

6時半出船のところ6時を前に出船、乗客にも
船にもヤル気が感じ取れる
伊良湖通過が6時30分




ポイントまでは1時間45分ほど
皆さん同様、座ったままでうつらうつらと過す

最初の水深280m~の掛け上がり
PEの出がカウンター読み290mで着底
3mほど巻いて上下数mでのタナ探し





仕掛は胴付4本針
幹8号
枝間1m 枝6号40cm
フラッシャー巻きホタ針18号
針から7~10cmの位置にフロート玉4号
錘200号




船宿支給エサは サバ皮
身を削ぎとってあって薄くて良かった

思いの外、風が吹いてしまって体感温度は
低く熱燗で烏賊の塩辛がオツと云うもの



いえいえ、酒のツマミではなくてエサです
箸は差し餌に使えそうな身を選別するための
道具に過ぎず、決して口に運んで熱燗で洗い
流すような真似はしておりません・・・多分

烏賊の塩辛とホタルイカを絡めてみたりの
試行錯誤
他にホタルイカとシャケ皮、大き目のオキアミも
持込みました



揺れる船上、200号の錘をぶら下げての
手持ち竿、あの宝石を獲る為には当たり前
と云ったところか、見える範囲の方は全員が
手持ちでの釣り、皆さんレベルが高めと見た

第一投目から僅かな魚信が有ってシロムツ
その後チゴダラ




序盤からほぼ底付近で40cmほどのサバが
喰ってしまい、オマツリが始まった

ポイント移動しても同じ状況となった

結局のところ4回、オマツリに参加させられ
1度は私の仕掛けに喰ったサバで迷惑をお掛け
してしまった

釣りの基本であるが
如何に自ら意図する仕掛けを選んだエサの
付いた状態で自ら意図する位置に漂わせるか
この基本的なことが出来た時間が3~5割ほど
新春特別寒鯖祭り  
で費やされてしまった
繋ぎ直した仕掛けも300mにも達する海の底
まで回収と投入に時間は費やされる



チゴダラ・ノドグロカサゴとこの釣りの外道が
オンパレードとなった




ポイント付近で遊漁中の船は丸万さん
この船も釣果に苦労していたようです



投入開始からアナウンスで残り時間の告知
沖上がり時間まで35分、この流しとその次の
流しで終了とのこと

この時点で心折れていて、剃髪免れない自信満々
もたれかかる魚信からチゴダラが喰ったと感じた
針は4本針、揚げればこの流しでの再投入は無理
ここは放置プレイで続行を決め込む

すると先ほどのアタリとは違ったクンがあっての
魚信、今度は聞きアワセて超低速で追い喰い待ち
10mほど微速巻きしたところでアナウンスは
『揚げてください』

中速でドラグを効かせて
12:50 揚げた魚はこちら



23cmと小さいながらも赤く輝く本命でした
美しくメタリックに輝くアカムツ、終了間際に
手に取ることが叶いました


沖上がりの時間を迎えて、体力・神経・ヤル気・
持久力、なんとなく全部使い果たした気がして
船の屋根上で暫し失神してました

空腹で気を取り戻すと伊良湖
伊良湖周りを画像に納め





恋路が浜
ここではでっかい岩牡蠣にありつける




画像は先月1月の撮影






再び、熟睡したのである  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)片名 松新