2016年08月23日

メイチダイ




暖かい海域に棲むフエフキダイ科の
メイチダイ
通説から釣れるのは7~9月とあるが
御前崎の釣船では10月にも揚がっていた

体に淡い茶色の縦縞模様がある
縦縞模様の口先から一本目が目を
横切っているので、目に一(メイチダイ)
となったらしい





磯光丸の松浦船長からのお話しでは
昔から浜岡原発の温排水周りに多く
育っているらしいのでうなづけます

このメイチダイが釣れたポイントからも
浜岡原発が見えたので、浜岡原発温排水
育ちなのかも知れません

びっくりしたのは腹に包丁を入れて
内臓を出した際、内臓の奥にすき焼きで
使う牛肉の牛脂に極めて似た脂の塊が
びっしりと詰まっていたこと





その脂の塊を掻き出してみた





こんな内臓脂肪の塊をはらんでいた魚を
調理するのは初めてで、他に類をみない
経験だった





捌いた先入観もあって刺身を頂くときには
もっとギトギトの脂の乗りを想像したが
意に反して多過ぎず少な過ぎず、身全体に
しっくりと脂が乗っていた

口に運ぶと舌の上ですぐに甘味が広がって
噛むと旨味が滲み出た




再度釣りたい魚ではあるが、我が仕掛けを
喰ってくる確率は低そうで
レア中のレアポケモン
と言ってもいいのでしょうが海も温暖化で
逆に姿を見ることが今後、増える魚なのかも
知れません
  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(6)メイチダイ