2015年12月31日

12/30鮮魚部仕入れ

今年最後の仕入れは昨日、きんべえサンと大王崎まで
赤鬼退治 


乗せて戴いたのは
大王崎 政辰丸 さんでした 






指定された右舷トモの釣座に座り、背後の方にご挨拶 !?
アレマ~!  
なんと先回片名から出た松新丸のアカムツでご一緒された
古希の爺様ではないか?


偶然とは有るもので、今回は
イケメンの お孫さん を連れて
やって来たとのお話でした
お孫さんをも釣れ回す辺りは相当、釣り好きの爺様だと関心
したり、呆れたり・・・


6:30を前に準備完了、岸を離れる
港では風が無かったが空気は冷たい
途中、遠くに見えたのは富士山





背後の爺様曰く
この辺りから富士山が見えると強い風になって海面も
大荒れになるなどろくなことにならない
とのお話、爺様の経験から来るありがたいお話だ


小一時間ほど走っていきなりのエンジンスロー






やってください
とのアナウンスから仕掛連結とエサ付け



エサは政辰丸さん特製のカツオのハラモ
これが滅茶苦茶臭い
確実に醗酵していると思われる


PE:ダイニーマブラック 4号
天秤:キャバレー天秤
天秤腕中から喰わせ針
ハリス6号 2倍針ムツ18号フラッシャー巻
天秤末端より2本針吹流し仕掛 全長2m
幹7号ハリス6号 ホタ18号フラッシャー巻
錘150号

水深はカウンター読みで225m前後
PEが真っ黒なので、正確には判らない


入れ喰いではないが皆さんがポツポツと本命の鬼カサゴを
仕留められる中で、私一人が蚊帳の外
きんべえサンも始めから良型を揚げられた

皆さんが両目を開けられた後、やっと魚信を確信
レギュラーサイズ30cmが喰った


    



最初から期待通り、キャバレー天秤の腕中からの針だ
赤鬼は風格があるので、写真撮影





30分ほどして明確なアタリ!
アワセると針掛かり成功、抵抗が激し過ぎ!?
違う魚かと半信半疑ながらも少しドラグを緩めて対応
終始、下品な抵抗があったが何とか海面まで引きずり
出した獲物は赤かった

大きく口を開けながら迫力のある顔で睨まれたが
隣の方にタモ入れを要請して召し捕った
後で計測したら41cm越えの自己ベストでした



その後30分で30cmに届かないサイズ



時間は9時を過ぎた辺り、マイ生簀には獲物が3
デカ鬼が真ん中で睨みをきかしておる



上潮が変ってから底潮の流れが止まってしまい
一気に喰いが止まってしまったとのこと
船長が数箇所ポイントを変えてみるが状況は
変らずアタリが無い
その後もアタリサワリ無く、時がマッタリ流れて
12時を過ぎてやっと追加はレギュラーサイズ




目標の10には程遠い釣果の4で沖上がり
喰った仕掛をおさらい
キャバレー天秤の腕中からの針には1回
吹流し天秤に近い針に2回、末端の針に1回
一番の大きな鬼は吹流し天秤に近い針に喰いました
という事で、キャバレー天秤の効果を判断する資料は
乏しく、次回のオニカサゴ仕入れでまた試しましょう

皆さん私の倍以上の釣果で、8~10以上を釣られた
とのこと、いかに自分が下手か・・・・・




まぁこのデカ鬼1尾が救いか~


風は徐々に弱まってそれ程寒くはならなくて良かった
2015年最後の仕入れ釣行は貧果ながら同船の方々と
楽しく釣りを出来て良い締めくくりとなりました

古希の爺様とお孫さん・きんべえサンとお隣に座られた
常連さんにも感謝、感謝!です


大王崎 政辰丸 さん、お世話になりました
歳暮の品まで頂戴してありがとうございます
来年もよろしくお願いします

 


帰路、お願いしてきんべえサンの活かし込みクーラーにて
生還した1尾、高速渋滞で4時間半の長旅を終えた後も
以外に元気良かった





夕食直前、トト庵厨房で〆られ往生叶ったのである




活かし込みの刺身
舌触りと噛み応えの食感はまさに甲殻類系
オニカサゴ、なかなか類を見ない魚である





ご注意あれっ!
肝と胃袋も決して捨てた物ではない!



少し遠いが行くだけの価値ある志摩沖の
海から与えられた獲物に感謝、感謝!  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(4)大王崎 政辰丸