2014年02月02日

鰯 煮付け

今週は仕入れにも行けず、美味しい魚が
食べたくなって会社帰りに近くの店の
鮮魚コーナーに立ち寄った

節分前でイワシが多く売っていたが
開いてある物や干物ばかりが陳列されていた

店員さんにお聞きするとパック詰め前のイワシが
冷蔵庫内にあると、在庫から持ってきてくれた

8尾を購入して帰宅
(イワシ:22~24cm8尾)



真っ先に干し椎茸をもどしに掛かる



中華鍋に昆布を敷き、これにも水を注ぐ



乾物類をもどす時間での仕込みは
生姜の刻み



イワシのお掃除



もどし椎茸も当然使います



敷いた昆布の上にイワシの向きを交互に並べ
昆布・干椎茸のもどし汁でヒタヒタに満たす
生姜・椎茸・牛蒡をちりばめて砂糖だけで煮る
(砂糖:大さじ6)

煮物の下に昆布を敷くことで焦げ付き難く
味の浸透も若干よくなります
最初は中火より若干強めの火加減


沸騰するとイワシの血・血合いでアクが浮く
アクは早めに取り除く

沸騰したら弱火にしてひたすら煮込む
ストーブの上に乗せての調理もいいですね



15分ほど煮込んだら醤油を加える
(醤油:大さじ7)

煮汁が半分くらいになったらアルミ箔の落し蓋を
しながら煮込む



煮込むほどに旨みの融合した煮汁が凝縮
この時点で煮汁には
・干し椎茸のグアニル酸
・昆布のグルタミン酸
・魚からのイノシン酸
が含まれていて、ここからはこれらの旨み成分を
イワシにもどす作業
なのです

そしてここから先の仕上げが大事
決して焦がさないように



最後はつきっきり、中華鍋を傾けて煮汁を
スプーンで掬ってはイワシの上から
回しかける作業を行いつつ、煮汁の量が理想に
なるまで面倒をみる



先ずはビールで1尾
焼酎で1尾・・・

気が付けば赤鬼になっていた  


Posted by フィッシャーマントト at 13:30Comments(10)イワシ