2013年05月22日

ウッカリカサゴ

大王沖東の水深約60mで釣れたウッカリカサゴ




由来は、平安時代の物書き(いわゆる学者さま)
安倍宗明が魚の名を、ほとんど名づけ終わったと
安心していたら見なれたカサゴが別種で、これを
うっかり忘れていたためとされているらしい


ウッカリカサゴのくっきりと白い班紋模様には
縁取りがある





一般的におなじみのカサゴには白い班紋模様に
縁取りが無く、白い班紋模様さえぼやけている





お刺身で食べ比べてみました
魚は同じ種類・同じ時期・同じ産地でもお味には
個体差がある場合もあり、また大きさでも違います




一概にはどちらとは言えないかも知れませんが
今回は甘みと旨みの点で一般的におなじみのカサゴ
に軍配があがりました


どちらさんも私なんぞの垂らした釣り針に引っ掛けた
エサに喰いついてしまった点では、ウッカリ者には
違いないといったところでしょうか  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(0)カサゴ