2012年07月04日

7/3鮮魚部仕入れ

昨日は 豊浜大進丸さん、大将の船に乗せて戴き
スルメイカの仕入れに行ってまいりました


4時前に到着して受付、なんと私がイカ最後の受付で
余っていた第21の左舷トモ2、27が私の釣座となる

イカ直結で左舷に構えた事が無いので、不安がよぎり
手を動かしてエアー取込みとイメトレ



イカの大荷物を船内に運び込み、大道具などを
各配置にセッティング
長い船旅に備えて休む態勢を整えると、直ぐに出港の
時間4:30になった

岸を離れる時、左舷トモのロープが固定されたまま船を
動かした為、大きく船の向きが振られるトラブルが発生
大事には至らず、船艇にも傷などが付かなかった様子で
予定通り出港


朝は時折、太陽が顔を覗かせていて、実釣中に空が
泣き出さないことを願っていた




ポイントに到着してエンジンスローダウン
イカの反応を捜しはじめ、6:30頃
『錘を持って、始めてください!水深220~150』
の船長のアナウンスで錘150号、直結8本角を投入

常連さん等は250号の錘と中錘も大きくて私が170mを
投下中に既に着底からシャクリに入っていて、角数やら工夫
された投入機なども含めて、お見事でした

さすがは大進丸さんの常連さん、皆さん一荷でスルメを
揚げられるが私にはたまーに単発でしか乗らない

なんと3時間経過した9:30の時点で、たったのこれだけ



干した11杯しか釣れていなかったのである


新戦力の直結イカ角 漁師丸曲 で仕掛けを作って
おいたのですが、台風でイカアラが流れてしまったり
試す機会無く、やっと使うことができました



ここまで手返しにも特に問題無く、投入ロスも全く無し
スピードを変えてもシャクリ幅を変えても滅多に乗らず
乗っても単発
何が足らないのか?

諦めの気持ちが私を征服し始めた


イカ船団は全部で20艇ほどが分かれて操業
見慣れた第八松下丸の前をかごやさんが横切って往く



投入は基本的に1流し1投で、直結仕掛の投入準備と
ライン・角の点検を行うと私には角8本が丁度でした

両隣の方がブランコ主体のため、サバの被害に巻き込まれ
ないと良いが・・・
と考えていましたがお隣のサバに巻き込まれたのは1回のみ
サバの被害も比較的少ない日だったようだ

10:30を過ぎて12時予定の沖上がりまで残り1時間半
中乗りさんや、他のお客さんのアドバイスでは底付近がタナ
だとの情報だったがあまりに乗らないので、試しに我慢して
上まで連続でシャクリを入れてみた

それまで全く素通りさせていた120m付近で【ゴンゴン、ゴン】
とアタリがあり急な重さを感じ、ビックリ!



揚げてみると5杯、付いていた
これで私のテンションも一気に揚がった


底まで落とさず、一か八か130~115mを狙い撃ち


直ぐに130m投下で1シャクリ、135mで停止
電動を効かせてシャクると、既にイカの重みがあって
間髪をいれず、【ゴンゴン、ゴン】と勢い良く追い乗り



今度は私の一荷での最高記録、7杯乗っていた

楽しい!

そして同じ作戦にて次の一投は8本角に8杯ノリノリ~!
 8本角パーフェクト達成! 



ワイルドだろっ!!



周りでは底付近の活性が下がったのか、今一ペースが
落ちていたが、私は絶好調の時間を過ごすことができた

船長から最後の流しであるアナウンス後に1杯を揚げて終了
昨日最後のイカは記念撮影



前半の寒~~~いクーラーも終わってみれば程好い
賑わいを見せて、ホッと胸を撫で下ろす仕入れ人であった



船上半干し 11(雨の前に仕舞ったので乾いていない)
沖漬け 10
生イカ 55
----------------------------------------------
合計 76
後半2時間の奇跡で、直結では最高の仕入れとなりました  


Posted by フィッシャーマントト at 09:00Comments(22)豊浜 大進丸