2010年02月21日

2/20鮮魚部仕入れ

2/5の仕入れ 同様、昨日は 師崎奥村釣船さんの
奥村丸に乗せて戴き、前回の【リベンジ】
活小女子の手繰り釣りに行ってまいりました。




そうそう、待ちに待った竿とリールのデビュー戦でも
ありました。

ダイワのクウ180Ⅱとレオブリッツ270
270にはよつあみのウルトラダイニーマWX8の
3号300mを巻いてあります。



風と風波が結構ありました。
先回の途中での師崎前避難が常に頭に浮かぶ海況でした。


乗客5名中、くじ引きで2を引いて釣座は左舷艫でした。

【奥村丸企業秘密】の支給仕掛の為、大きな声では話せ
ませんが・・・
ハリス7号80cm
幹糸8~10号
枝間3mの2本針
針はムツ針15号くらいと丸せいご?16号くらい
捨糸1mの胴付仕掛に錘50号


気合充分の8:00前、実釣スタート。



餌の小女子、12~13cmくらいだったでしょうか。
この時期、スーパーマーケットでは茹でた物がパックに
入って売っています。

活きが良いままでは針に付け難いくらいの元気の良さ。




手繰り優先の誘い方には頭を切るか、殺してから針に
付け、ゆっくり巻きや泳がせ気味で釣る場合は浅めに
下顎から目の前に刺し貫きます。


伊良湖水道のやや沖寄り、赤ブイ間のポイントです。



数えたら30隻を超える船が集結していました。
この超過密な船団の中、潮の流れも急でおまけに強風
ここぞとのポイント上を流すには安全面でも熟練の
船頭さんの腕が必要です。



『奥村さん、命預けています!よろしくお願いします!』
って感じです。

昨日は強風と風波で、1流し10分程でした。


ぽつぽつと皆さんが掛けられます。
艫の二人には何のアタリも無いまま、時間が過ぎて
いきました。

10:00頃だったでしょうか・・・
並んで釣っておられた右舷艫の方がいきなり竿を
曲げられて楽しそうなやりとり、揚がってきたのは
75cm程の立派な大マタカ、タモ入れをさせて
頂きました。

テンションも上がって、さあ次は自分の竿に・・・

と気合を入れ直したところ、また右舷艫の方の竿が
曲がっちゃいました・・・
またしてもタモ入れ役を(苦笑)

下顎から目の間に貫いた小女子が活発に動く為に
絡んでチリチリになった下針を切ってそこに天秤を
付けてハリス7号1.5mを結んでみました。

その後、蛍光玉を付けてもみました。

気合が続いたのは11:00まで、またしても先回と
同様の結果が頭の中によぎりはじめていました。


巻き上げる竿に微妙な変化を感じて聞き合わせると
おかしな調子でしたが途中で気配も失いました。
誰かのラインと接触したような違和感でしたが何だった
のか判らず。


右舷胴の方が良く釣っておられました。
『大鯛だ!』との声に見に行くと、立派なマダイが
全てのヒレを広げた、圧巻70cm程、思わず拍手
してしまいました。


しばらくして、やっとこの釣での初のアタリがきて
くれました。先回のアラ事件を教訓に注意深く2度
しっかりとアワセを入れました。


今までセイゴとしか呼べないものしか釣った事が
無かったので、初マタカと言っていいでしょう。




次の流しでも連続ヒットでした。
今までの苦悩は、なんだったの~
いきなり【開眼】してしまいました。
技術や腕じゃ無く、単に喰いがたってきただけかも
知れません(笑)



次の流しでは昨日最長寸の67cmを揚げる事が
出来ました。(これはちょっとスリムな魚でした)
2番目の魚が極端にメタボでした。




実はこの記念撮影時、トトの釣った魚はまだ生簀の
中に・・・奥村船長、忘れちゃっていました。



【紅一点】とは、まさにこの事・・・
トトは実はコッソリと大マダイを心に描いて釣って
いたのですが、先回の【ボ】はその洗礼でした。




マタカも満足に釣れないのに、10年早いのかも・・・・
もっとも10年後、沖釣りに行く元気が残っているかも
判りませんが。


とにかく、この寒い時期に大鯛が揚がる可能性が
あるこの釣りは非常に魅力的です。


後から生簀から出して貰いました。
昨日の3本でした。



やっと3本釣らせてもらって、まだまだ小女子の
手繰り釣りの玄関に入ったばかりといった状況です。
ちょっと熱くなりそうです。  


Posted by フィッシャーマントト at 18:46Comments(14)奥村釣船